(令和6年5月2日その4)
千葉寺十善講八十八ヶ所巡拝、大井戸町の薬王寺(78番)&大宮神社の次は、金親町(かねおやちょう)の金光院(81番)に参ります。
大宮神社から千葉県道66号浜野四街道長沼線の旧道に出て右(西)へ、すぐの五叉路に来ました。この次ですが、薬王寺(78番)の次の札所は、金光院(81番)にします。
今までの千葉寺十善講八十八ヶ所の番付札所は、番号順に参拝してきました。元1番から始めて、1番&2番、そこから3番は少し遠いので、3番旧所在地( 元1番の隣 )に先に参りました。(3番現在地は、6番の次に参拝。) 2ヶ所ある44番については、43番の次に、44番旧所在地近辺、宇那谷町の44番と廻り、もうひとつの若松町の44番は68番の次に参拝しています。ところが、78番から79、80、81、82番と廻ろうとすると、79、80、82番が都川・国道126号線沿いの、隣接する集落にあるのに対して、81番のみ東金御成街道沿いにあって、順番どおりに廻ると、距離があります。その距離を嫌って、81番を先に打ちます。
五叉路については、左手前の未舗装道に入り、県道の新道高架橋の下を通って、谷津田の縁を進みます。途中の、この三叉路は右です。それから少し上っての二股三叉路、左で、いったん下り、その先で民家のあるところ、丁字路右の先に、金光院東側の門が見えました。そちらに入ります。
金親町の金光院
真言宗豊山派、金光院、千葉市若葉区金親町959番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
千葉寺十善講八十八ヶ所81番。
東側からですと、階段の上の小さな門から入って庭の先にシダレザクラがあり、その北に本堂、西側に地蔵堂と81番大師堂に金光院の縁起の碑、南西側から墓地への道にもお堂が幾つか、南は鐘楼、そして東金御成街道へ至る参道があり、その参道途中に山門、山門の左前に絹本著色両界曼荼羅説明板があります。
東側の門
シダレザクラ
本堂
境内西側
地蔵堂
屋根には「愛染山」とある。扁額は「地蔵堂」だと思う。
諸堂
地蔵堂への階段を上って、地蔵堂左へまわると、右に墓地、その前にお堂です。そこから鐘楼側へ道を下ると、右にもお堂です。
鐘楼
金親町金光院の縁起の碑
タイトルは「金光院の縁起」これに拠れば、本尊は薬師如来、正応2年(1289年)に金親村小字中原にて開基、天文20年(1551年)火災で焼失、原胤清の寄進により現在地に再建。
81番大師堂
大師像台座には、見える範囲で「讃州白峯」「第八〓」「第三十九」「法印」とあります。
境内
山門
絹本著色両界曼荼羅説明板
千葉県指定の有形文化財で、千葉市立郷土博物館に寄託されています。
www.pref.chiba.lg.jp
入口脇地蔵像
山門の前、寺号標(院号標?)の背後右に地蔵像がありました。像の左右中部「元禄十四暦 辛巳六月八日」、左右下部「施主 敬白」。(元禄14年=1701年)
御成街道側参道
それでは、次へ参ります。参道をそのまま南へ、御成街道に出る十字路、横断直進します。そのまま進んで、千葉県道53号千葉川上八街線に合流します。(さっきの東金御成街道も県道53号でしたけど。)ずっと進んでの千城台南4丁目交差点、左へ、坂を下って、国道126号に突き当たる大草交差点、左折、そして斜め左に分岐するところで、あっ、カメラが壊れた。
帰宅
今日はここで中止です。本日は、札所4ヶ所などに参りました。これからヨドバシカメラに向かいます。