2023年遍路第20日 三角寺(65番)

2023年遍路第20日その2、三角寺(65番)駐車場に着いたところから。

遍路第20日(丘陵ステージ)

日付 : 2023年11月5日
自転車後輪トラブルも解決し、JR予讃線川之江駅から自転車遍路再開、緩い登りから、三角寺駐車場(標高約330m)に着いた。12時15分。
駐車場北のトイレ近くに駐輪する。

三角寺入口参道階段(再掲)
三角寺入口参道階段(再掲)

三角寺

高野山真言宗、三角寺、愛媛県四国中央市金田町三角寺甲75。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所65番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
三角寺の読みは「さんかくじ」。
駐車場から参道階段登って山門、山門入って参道は左に折れて、左手には、三角形の護摩壇跡がある池に大弁天祠、次に薬師堂、その次は少し高い所に大師堂、参道奥は本堂の右面で、本堂の向かいに古い階段参道がある。

山門

三角寺山門
三角寺山門
山号は由霊山。この山門は鐘楼を兼ねている。
三角寺山門扁額
三角寺山門扁額
扁額は「三角寺」。

境内その1

三角寺山門入って境内
三角寺山門入って境内
三角寺境内
三角寺境内

薬師堂

三角寺薬師堂
三角寺薬師堂

大師堂

三角寺大師堂
三角寺大師堂

本堂

三角寺本堂右面
三角寺本堂右面
本堂正面にまわる。その反対側に下から登ってくる階段があるが、通れないようだ。
三角寺本堂前参道階段上
三角寺本堂前参道階段上
三角寺本堂正面
三角寺本堂正面
本尊は十一面観世音菩薩。この本尊仏、木造十一面観音立像は愛媛県指定の有形文化財。
bunka.shikokuchuo.or.jp

畧縁起説明板

本堂の右前に、三角寺畧縁起の説明板がある。

三角寺畧縁起説明板
三角寺畧縁起説明板
これに拠れば、院号は慈尊院。天平年間に聖武天皇の勅願により行基が開創。本尊は弘法大師作で、寺名も弘法大師作の護摩壇に由来する。
ここで、本堂でお勤め、大師堂にてお勤めで、撮影再開する。

大師堂扁額

三角寺大師堂扁額
三角寺大師堂扁額
中央( 写真の右 )、小さい方の扁額は、定番の「弘法」。

境内その2

三角寺本堂右奥から境内
三角寺本堂右奥から境内

常夜灯

境内参道の本堂手前階段右にある常夜灯。

三角寺境内常夜灯正面左面三角寺境内常夜灯正面右面
三角寺境内常夜灯
その正面「〓國三十三番永代常夜燈」、右面「文化七庚午三月吉日」、左面「三嶌村世話人 石川亦左衛門妻 矢川源太兵衛妻」とある。(文化7年=1810年)

三角の池

三角寺三角の池付近
三角寺三角の池付近
三角寺大弁天祠
三角寺大弁天祠
三角寺三角の池
三角寺三角の池
そして、納経所へ。
三角寺納経印(後日撮影)
三角寺納経印(後日撮影)
駐車場に戻って、12時52分出発。滞在時間は約37分。
駐車場の左(北)すぐの二股三叉路、来るときは左から来たのだが、今度は右の下り坂を降りる。登りとは別の道で、勾配は倍くらいきつい。先行していた自動車に道を譲られるが、そこからはだんだん緩くなって、また自動車に譲り返す。松山自動車道上分パーキングエリアの下を潜り、国道192号との信号交差点でようやく停止。13時00分。
この交差点は直進、次の愛媛県道124号上分三島線との交差点を右折、また次の県道5号川之江大豊線との交差点からは、左、右、左、右、左で金生川左岸の道に出て下流方向へ。JR予讃線手前の十字路で右折(北行)すると、ここだけは昨日、今朝通った道である。川之江高校北西角十字路は直進、川之江駅の東側を抜けてから左折、踏切を渡って、突き当たり丁字路を右折、国道11号との信号交差点、これは長く待たされたが、右(北)へ走り出す。以後、国道を走り抜けて、県境すぐの道の駅とよはまに入る。

道の駅とよはま

昨日と一昨日は、腹の調子が少し悪かったので、昼食は店では取らず、コンビニで買ったものを小分けに食べていたが、ようやくまともな昼食にありつけた。
食後に海を見る。

道の駅とよはまから観音寺市海岸
道の駅とよはまから観音寺市海岸
海の向こうに建物は見えるが、高屋神社のある稲積山や七宝山などは見えない。少しモヤっているのだろうか。
道の駅とよはまから瀬戸内海
道の駅とよはまから瀬戸内海
海の方向、島が見当たらない。島の見えない瀬戸内海は不思議だ。
道の駅を出発、国道を走るが、箕浦の港手前の信号交差点で右折、予讃線踏切を渡って、次の丁字路を左折、少し標高の高い道を走る。香川県道241号丸井萩原豊浜線に合流するが、松山自動車道豊浜サービスエリア近くで小川を越えて斜め右に入る。その先で自動車道側道に合流して次の十字路を右折、自動車道下を潜ると、この道がなにかしら整備された道で、これをずっと走る。
県道8号観音寺佐野線に出て右折、井関池を越えて観音寺市大野原町井関の谷下上地区の十字路を左折、滝宮神社に沿って右に曲がる。

次回は、遍路第20日その3、雲辺寺ロープウェイ&雲辺寺(66番)

次回は、雲辺寺ロープウェイから雲辺寺に参ります。

2023年遍路第19日&第20日 トラブル解決編&三角寺への道

2023年遍路第19日その3&第20日その1、高松城跡玉藻公園を出たところから。

遍路第19日(丘陵ステージ→キャンセル)

日付 : 2023年11月4日
自転車にトラブル発生のため、本日の自転車遍路はキャンセル。高松城跡玉藻公園を見物して、大手から退出した。
今日は歩きばかりなので、もう疲れた。早めに宿に入ろう。という訳で、公園の南側道路を通ってJR高松駅に戻る。今日の宿は観音寺市内、観音寺駅近くなので、13時52分発観音寺行き普通に乗車する。運賃は1240円なり。

JR予讃線下り車窓から津嶋神社その1
JR予讃線下り車窓から津嶋神社その1
JR予讃線下り車窓から津嶋神社その2
JR予讃線下り車窓から津嶋神社その2
観音寺到着(予定)時刻は15時21分。駅の北側に出て右へ、香川県道49号観音寺善通寺線を東北東に、そのまま右側歩道を通って右折で県道6号込野観音寺線に移行し、予讃線踏切を渡る。次の県道237号黒渕本大線との信号交差点を左折、道路右側の歩道から、右手に現れるのが、今日の宿「ホテル シェトワ 観音寺」である。

ホテル シェトワ 観音寺

hotel-cheztoi.com
本日の宿は「ホテル シェトワ 観音寺」。軽朝食付きシングルルームで8140円(税込)。観音寺駅からは少し遠いが、当初はもちろん自転車移動を前提としていたので、予約時点では問題では無かった。部屋は新しい。共同大浴場はなし。そしてコインランドリーがホテル内には無く、駐車場向いにあるコインランドリーは、遍路にとっては高い。遍路は荷物量を減らすため、着替えは最少、当日着用で汗がしみた分は寝る前に毎日洗濯するが、1回の洗濯量は少ない。そういう観点からすると、ちょっと高いんだ。なので、この日の洗濯は手洗いである。
なお、夕食は出ないので、歩きで外へ出て、コンビニで調達し、ホテルに戻って食す。
そうしていると、ジャイアントストア高松から電話が架かってきた。

自転車トラブル新展開で解決へ

電話の向こうの店員さんによると、スプロケットの歯はキレイなのにどうしてだろう、mavicのホイールを旅行前に何かしませんでしたか、との事。
ああ、それでわかりました。ずっと前に何かした記憶はあるが、旅行前には何もしてません、してないから、ダメなのです。
さて、自転車の後輪(ホイール)には、ちょっとした仕掛けがある。ペダルからチェーン経由で力を受けるスプロケットの回転と、タイヤと車輪の回転において、スプロケットの回転が車輪より速くなろうとすると、両者の回転速度は同じになって、ペダルからの力がそのまま車輪の回転に繋がる。しかし、スプロケットの回転が車輪より遅い場合、スプロケットが回転しない(=ペダルを回さない)場合、逆回転する場合では、車輪はほぼ抵抗なくそのまま回転し続ける。その仕掛けの部分に歯車状のものが採用されているが、そこで歯飛びが生じているのだろう。
mavicの場合、そういうトラブルの防止のため、たまにメンテナンス作業を受ける必要がある。しかし、今回の遍路旅行の場合、事前に自転車屋さんで点検してもらったが、その際に四国一周するとは伝えなかった。なので、この点での事前のメンテナンス作業は無く、それなのに、今回の遍路旅行で1467.67kmに、旅行前にもそれなりに走っていたため、トラブル発生に至ったのだろう。
そして、店員さんの提案は、ジャイアントストアではmavicは扱っていないので対応できないが、別途ホイールを用立てることはできる、その場合、翌日朝09時開店時にお渡し可能との事。承諾した。この場合のホイールは安くて重いものになるが、それでも万単位にはなる。しかし、当方の比較の対象は、今回の遍路を中断して、また再開する場合の、往復の交通費、余計な宿泊費、あるいは日数の浪費であるので、この程度なら問題ないのだ。
とすれば、明日の予定は、09時前に高松駅に着く、その後輪行で川之江駅に戻る、三角寺(65番)と雲辺寺(66番)ロープウェイ山麓駅の登りを重いホイールで登る。その後は…、と考えて、明日もこのホテルに連泊することにした。それなら余計な荷物は部屋に置いていける。

遍路第20日(丘陵ステージ)

日付 : 2023年11月5日
本日の予定こそは、三角寺(65番)(駐車場の標高は約330m)、雲辺寺(66番)(ロープウェイ山麓駅の標高は約252m)など。宿は観音寺市内。

JR予讃線上り車窓から津嶋神社
JR予讃線上り車窓から津嶋神社
観音寺駅07時54分発特急いしづち6号で高松駅08時45分着(予定)。料金は2440円。駅から真っ直ぐジャイアントストア高松へ。
後輪ホイールにブレーキディスクが新規購入、タイヤとチューブ、スプロケットを移し替えて、33330円。なお、前日のチェーン交換は6867円。ちょっと店頭でひと漕ぎ、問題なし。元のホイールとブレーキディスクは受取人払いで宅配、その宅配発送日はストアの連休明け木曜日(11月9日)にしてもらった。本日発送だと、こちらが帰宅する前に、荷物が着いてしまう可能性が高いので。
全て済ませて、自転車を押して歩きだす。と、店員さんが、預けておいたヘルメットを持ってきた。そして駅出口横のスペースにて自転車を輪行袋に入れる。
高松駅前JRホテルクレメント
高松駅前JRホテルクレメント
JRホテルクレメント高松のビル1階に、ジャイアントストア高松が入居しているのだ。
で、きっぷの自販機へ。前に外国人らしい方がいて、難渋されている。ゆっくり待つが、これが10分以上かかる。なんとか間に合って09時42分発いしづち5号に乗車、川之江駅には10時41分到着(予定)。料金は2840円。
輪行解除し、11時10分出発。前日の駅までの道を、ほぼ逆に走る。途中でコンビニに寄った。その先、東宮山古墳横を過ぎて松山自動車道の側まで来たとき、右折せずそのまま自動車道下を潜り抜けたため、前日ルートを外れるが、その先すこし登ってから右折して修正、ついに、トラブル発生地点に戻ってきた。11時44分。結局、トラブルとその対応に、丸1日と2時間56分費やしたことになる。

2級山岳三角寺

トラブル発生地点すぐそばの契川に架かる橋から、四国中央市上柏町横尾地区まで登って、そこから舗装道を三角寺門前の駐車場まで。自転車NAVITIMEで調べると、距離4.2km、獲得標高254m、標高差240m、平均勾配5.71%。最初と最後は緩い。
当初は、伊予三島駅付近で宿泊して、横尾地区経由で三角寺へ登るルートを計画していた。ホテルルートイン四国中央や川之江駅からだともっと近いルートがあるが、そのルートは勾配がきつい事と、帰りに利用する予定である事から、登りは横尾地区経由にした。

四国中央市上柏町横尾地区からの眺望
四国中央市上柏町横尾地区からの眺望
標高約145m、横尾地区の向こうは海と海際の工場しか見えない。だが、もう少し登って、
四国中央市上柏町の三角寺道からの眺望
四国中央市上柏町の三角寺道からの眺望
標高約200mからだと、ホテルルートイン四国中央に、川之江市街もよく見える。
さらに進むと、なんだか林道っぽくなり、最後は平坦に近くなって、左から登ってきた道と合流後、すぐに右手に駐車場が現れる。12時15分に駐車場に進入。駐車場の奥に三角寺の参道登り階段がある。
三角寺入口参道階段
三角寺入口参道階段

次回は、遍路第20日その2、三角寺(65番)

次回は、三角寺に参ります。

2023年遍路第19日 続・高松城跡玉藻公園

2023年遍路第19日その2、高松城跡玉藻公園の続きから。

遍路第19日(丘陵ステージ→キャンセル)

日付 : 2023年11月4日
自転車にトラブル発生のため、本日の自転車遍路はキャンセル。暇潰しも兼ねて、高松城跡玉藻公園に入り、本丸へ、鞘橋を渡った。

高松城跡玉藻公園

www.takamatsujyo.com
ja.wikipedia.org
高松城跡は国指定の史跡。中にある北之丸月見櫓、北之丸渡櫓、北之丸水手御門、旧東之丸艮櫓、披雲閣(旧松平家高松別邸)は国指定の重要文化財、披雲閣庭園は国指定の名勝。[高松市Web:高松城跡高松城 北之丸月見櫓、北之丸渡櫓、北之丸水手御門、旧東之丸艮櫓披雲閣(旧松平家高松別邸)披雲閣庭園
(以上再掲)
鞘橋を渡って右に曲がった後、いろいろ曲がりながら天守跡へ歩く。

本丸跡

高松城跡本丸内石垣
高松城跡本丸内石垣
高松城天守跡手前
高松城天守跡手前
高松城天守跡
高松城天守跡
高松城跡本丸天守横石垣
高松城跡本丸天守横石垣

天守台展望デッキ

高松城跡天守台展望デッキの説明板
高松城跡天守台展望デッキの説明板
高松城跡天守台展望デッキから西側本丸
高松城跡天守台展望デッキから西側本丸
高松城跡天守台展望デッキから北側水門方向
高松城跡天守台展望デッキから北側水門方向
高松城跡天守台展望デッキから北東側三の丸
高松城跡天守台展望デッキから北東側三の丸
高松城跡天守台展望デッキから東側
高松城跡天守台展望デッキから東側
高松城跡天守台展望デッキから南東側礎石など
高松城跡天守台展望デッキから南東側礎石など
高松城跡天守台展望デッキから南側天守入口跡など
高松城跡天守台展望デッキから南側天守入口跡など

本丸から鞘橋へ戻る

高松城跡本丸から鞘橋
高松城跡本丸から鞘橋
鞘橋渡って二の丸を北へ、右折後鉄門跡から三の丸へ。

三の丸跡

高松城跡披雲閣庭園

前述のとおり、国の名勝。

高松城跡披雲閣庭園説明板
高松城跡披雲閣庭園説明板
高松城跡披雲閣庭園
高松城跡披雲閣庭園
三の丸の北側を東に進む。なお、三の丸と、北の丸の、区別、境はよく判らない。
高松城跡三の丸北側
高松城跡三の丸北側

北の丸跡

渡櫓、水手御門、月見櫓は国の重要文化財。

渡櫓(わたりやぐら)

高松城北の丸渡櫓南西側
高松城北の丸渡櫓南西側
高松城北の丸渡櫓南東側
高松城北の丸渡櫓南東側

水手御門(みずてごもん)

高松城北の丸水手御門
高松城北の丸水手御門

月見櫓

高松城北の丸月見櫓
高松城北の丸月見櫓

説明板

高松城北之丸月見櫓・水手御門・渡櫓説明板
高松城北之丸月見櫓・水手御門・渡櫓説明板

北の丸から高松港

高松城跡北の丸から高松港
高松城跡北の丸から高松港
ここから披雲閣庭園を抜けて南へ、内堀を挟んで本丸の対岸に出た。

三の丸から本丸天守跡

高松城跡三の丸から本丸天守跡その1
高松城跡三の丸から本丸天守跡その1
高松城跡三の丸から本丸天守跡その2
高松城跡三の丸から本丸天守跡その2
さらに南に行くと、桜御門がある。

桜御門

高松城跡桜御門北側
高松城跡桜御門北側
高松城跡桜御門南側から西方
高松城跡桜御門南側から西方
高松城跡桜御門説明板
高松城跡桜御門説明板
高松城跡桜御門南側
高松城跡桜御門南側
桜御門の南、桜の馬場の南東隅に、旧東之丸の艮櫓がある。

旧東之丸艮櫓(うしとらやぐら)

これも国の重要文化財。

高松城東之丸艮櫓遠景
高松城東之丸艮櫓遠景
高松城東之丸艮櫓近景
高松城東之丸艮櫓近景
高松城東之丸艮櫓説明板
高松城東之丸艮櫓説明板
旧東之丸艮櫓の北側に、大手口がある。

大手

高松城跡大手内側の石垣
高松城跡大手内側の石垣
大手口を出る。
高松城跡大手旭橋と水堀
高松城跡大手旭橋と水堀
高松城跡大手説明板
高松城跡大手説明板
高松城跡大手旭橋
高松城跡大手旭橋
公園を出ました。
高松城東之丸艮櫓と水堀
高松城東之丸艮櫓と水堀
高松城東之丸艮櫓と水堀とことでん
高松城東之丸艮櫓と水堀とことでん

次回は、遍路第19日その3、トラブル解決編

次回は、自転車トラブルの解決編になる予定です。

2023年遍路第19日 トラブル発生の日&高松城跡玉藻公園

2023年遍路第19日その1、ホテルルートイン四国中央に泊まった翌朝から。
ホテルルートイン四国中央-三島川之江インター-に宿泊した翌朝から始める。

遍路第19日(丘陵ステージ)

日付 : 2023年11月4日
本日の予定は、三角寺(65番)(駐車場の標高は約330m)、雲辺寺(66番)(ロープウェイ山麓駅の標高は約252m)などで、宿は観音寺市内に取ってある。

ホテルルートイン四国中央
ホテルルートイン四国中央
撮影時刻は07時28分。ホテル前の愛媛県道333号三島川之江港線に出て左(南東)へ。
ホテルルートイン四国中央前から三角寺方向
ホテルルートイン四国中央前から三角寺方向
その進行方向の山中に三角寺がある。
県道の左側歩道を進んで、国道11号バイパスとの交差点、横断歩道はどこやねん、なんとか直進も、その先のメインの車道は自動車専用道なので、左の側道に回る。側道直進後、突き当り左折、道が右に曲がった後の、目の前の小山、これが古墳だというので、すこし遠回りする。

東宮山古墳(陵墓参考地)

ja.wikipedia.org

東宮山古墳(陵墓参考地)西側
東宮山古墳(陵墓参考地)西側
すぐの丁字路を左折、すると右手古墳側に神社入口があった。
東宮山古墳(陵墓参考地)の神社入口
東宮山古墳(陵墓参考地)の神社入口
今回は参拝せず、古墳の周囲を時計回りに廻る。
東宮山古墳(陵墓参考地)東側
東宮山古墳(陵墓参考地)東側
契川を渡っての丁字路右折、二股三叉路は右、十字路右折、契川を渡っての丁字路左折で、松山自動車道の下を潜り抜け、自動車道敷地の南端の三叉路で左折し、二股三叉路は左でまた契川を渡り、集落の中の二股三叉路を右に入る所で、異変発生。07時48分。

トラブル発生

突然、金属音が後輪のディスクブレーキかホイールに共鳴し、思うように加速できなくなった。ギアの歯飛びらしい感じがした。スプロケットかチェーンだろうか。スプロケットとは、後輪側のギヤの塊のやつだ。( なお真の原因は別であった。)
少し進んだが、本当に思うようには進まない、少しは進むのだが、ガンガンガンと音がする。これでは山登りは不可能と判断した。07時49分。
下山する。先ずは来た道を戻り、東宮山古墳の東側からは道なりで進んで、往路とは別の道へ。国道バイパスは地下道で抜けて、県道124号上分三島線に突き当たって右折してすぐ停止。ちょっと考える。まだ08時になるかならないかなので、近隣の自転車屋さんは開いていない。開くまで待って、それで対応できないと言われたら時間がもったいない。であれば、高松か今治に移動した方が良いか。ここからなら、高松の方が良いか。という訳で、JR予讃線川之江駅を目指すことにした。
県道はすぐ左折で離脱、その先、比較的立派な道路に出て右折、国道192号を横断する。もう平坦なのだが、軽く踏むと軽く歯飛びする、ってどういうことだろう。この道が県道9号大野原川之江線になった後、信号十字路左折で旧街道へ、川之江高校の北西角十字路で左折後、予讃線踏切渡ってすぐ右折、突き当り右折で川之江駅に到着。08時21分。

本日(第19日)の自転車走行記録


トータル8.05km、移動平均時速13.8km/h、総活動時間53分51秒。
輪行セット、特急いしづち8号で川之江08時48分発、高松09時47分着(予定)、料金は2840円。そのまま、駅前のジャイアントストア高松に持ち込む。
修理の依頼をすると、どこがおかしいか言ってくれないと、とおっしゃるので、ギアが歯飛びすると伝える。するともうスプロケットとチェーンの問題に限定されてしまった。( 真の解決は遠のいた。) まずチェーンを交換する。既に四国ほぼ一周、1467.67kmほど走っているので交換自体は問題ない。しかし異常は解消せず。スプロケットについては当該品の在庫が無いとのこと。
しかたがないので別の店を当たる事にした。地元の店については知らないから、サイクルベースあさひに行こうとして、距離があるので、電話で先に確認、在庫なし。その電話で地元の店を紹介してもらい、自転車を手押しでそちらの店頭に行くと、番台の親父さんが「うちはアルテグラだけ」で終了。で、女将さんに別の店を教えてもらい、また移動して、店頭へ行くとこちらも在庫なし。また紹介してもらった店に電話するも在庫なし。ちょっともう、この線は諦めた。
どうしようか悩んだが、ジャイアントストアならレンタサイクルも可能ではと考え、ストアに戻る。すると、店員さんが、在庫を何とかする案を提示してきたので、それに乗っかる事にした。で、自転車とヘルメットはストアに預けた。
さてこうなると、今度は時間が余る。ただ、暇潰しなら高松には適地がいっぱいある。ストアから道路に出て向かいが、高松城跡玉藻公園なので、そちらに向かう。

高松城跡玉藻公園

www.takamatsujyo.com
ja.wikipedia.org
高松城跡は国指定の史跡。中にある北之丸月見櫓、北之丸渡櫓、北之丸水手御門、旧東之丸艮櫓、披雲閣(旧松平家高松別邸)は国指定の重要文化財、披雲閣庭園は国指定の名勝。[高松市Web:高松城跡高松城 北之丸月見櫓、北之丸渡櫓、北之丸水手御門、旧東之丸艮櫓披雲閣(旧松平家高松別邸)披雲閣庭園

西門

高松駅寄りの西門から入る。入場料は200円。

玉藻公園西門
玉藻公園西門
玉藻公園西門から園外
玉藻公園西門から園外
西門入ると、二の丸跡だそうな。

史跡高松城跡説明板

史跡高松城跡説明板
史跡高松城跡説明板

鉄門(くろがねもん)跡

二の丸と三の丸との間の門の跡。

高松城鉄門跡二の丸側
高松城鉄門跡二の丸側
高松城鉄門跡三の丸側
高松城鉄門跡三の丸側
高松城鉄門説明板
高松城鉄門説明板

水門

玉藻公園水門説明板
玉藻公園水門説明板
玉藻公園水門と高松城跡内堀
玉藻公園水門と高松城跡内堀
と、ここまで来たが、どうやら本丸へは二の丸からしか行けないようなので、引き返して本丸の方へ進む。

鞘橋(さやばし)

本丸への唯一の陸上通路。

高松城跡鞘橋説明板
高松城跡鞘橋説明板
高松城跡鞘橋
高松城跡鞘橋
高松城跡鞘橋から東側三の丸方向
高松城跡鞘橋から東側三の丸方向
高松城跡鞘橋から西側高松築港駅方向
高松城跡鞘橋から西側高松築港駅方向
高松城跡鞘橋から北東側水門方向
高松城跡鞘橋から北東側水門方向
そして本丸へ。

次回は、遍路第19日その2、続・高松城跡玉藻公園

次回は、高松城跡玉藻公園の続きです。

2023年遍路第18日 四国中央市への道

2023年遍路第18日その8、横峰寺(60番)の参拝・納経を終えたところから。

遍路第18日(平坦ステージ)

日付 : 2023年11月3日
横峰寺での参拝・納経を終え、撮影も終わったので来た道をそそくさと戻る。

横峰寺から平野林道駐車場への帰路
横峰寺から平野林道駐車場への帰路
そして駐車場に戻った。ここからの眺めはあんまり良くない。
平野林道駐車場からの眺望
平野林道駐車場からの眺望
STRAVAでの記録を止める。14時09分。

平野林道駐車場・横峰寺徒歩往復の記録


移動距離1.55km、総活動時間37分53秒。
待たせておいたバスに乗ると、わりと直ぐに出発。今回も乗客は1人。
バスは降りの方が速い。しかし、バス相互の連絡ミスで鉢合わせ、初めてこちらのバスがバックした。
で、上の原乗換所に着きました。
せとうちバス上の原乗換所に帰還
せとうちバス上の原乗換所に帰還
こちらの撮影時刻は14時36分。
乗換所からは黒瀬湖が少し見える。
せとうちバス上の原乗換所から黒瀬湖
せとうちバス上の原乗換所から黒瀬湖
自転車のセッティング中に、ここの乗換所隣の京屋旅館さんの飼い犬さんが寄ってきた。少し相手をして、カメラを構えると、正面は向いてくれない。
京屋旅館さんのすずちゃんその1
京屋旅館さんのすずちゃんその1
京屋旅館さんのすずちゃんその2
京屋旅館さんのすずちゃんその2
そして、サイクルコンピューターを再度設定し、出発。14時46分。サイクルコンピューターの停止時間は約2時間13分であった。
乗換所を出て右(北東)に、すぐに愛媛県道12号西条久万線に合流して東へ、軽快に降り、途中で登り返して、また降る。国道194号に突き当たって左折、国道で加茂川左岸を川に合わせて左カーブした後、右折して自動車通行禁止の橋を渡る。
対岸にて左折後、堤防の外側に降りる。降りきった後で丁字路を右折(東行)、しばらく道なり直進する。
西条市福武甲の地蔵原地区にて丁字路道なり左折後、突き当たり丁字路右折、十字路左折すると、右手に、地名の由来となった地蔵庵がある。

西条市福武甲地蔵原の地蔵庵

西条市福武甲地蔵原の地蔵庵
西条市福武甲地蔵原の地蔵庵
西条市福武甲地蔵原地蔵庵の由来の碑
西条市福武甲地蔵原地蔵庵の由来の碑
西条市福武甲地蔵原の地蔵庵地蔵堂
西条市福武甲地蔵原の地蔵庵地蔵堂
西条市福武甲地蔵原の地蔵庵地蔵堂扁額
西条市福武甲地蔵原の地蔵庵地蔵堂扁額
扁額は「地蔵庵」だと思う。
さて、移動再開。すぐのところで左折後右折( クランクですね )、少し進んで、特に特徴の無い十字路左折、次の十字路右折、また少し進んで、突き当り丁字路右折、と、これが旧街道らしい。すぐに室川を渡る。そして西条市飯岡の大道地区の丁字路、左折すれば次が国道11&192号と県道139号飯岡玉津線の交差点という丁字路を過ぎると、左右に何かある。
西条市飯岡大道の大師堂前
西条市飯岡大道の大師堂前

西条市飯岡大道の大師堂

右(南)側にあるのが、手前(西側)から、金毘羅道標、六地蔵、大師堂、記念碑、水準点(標高29.9m)。

西条市飯岡大道の大師堂
西条市飯岡大道の大師堂
西条市飯岡大道の大師堂記念碑
西条市飯岡大道の大師堂記念碑
記念碑にはめ込まれた説明プレートの表題は「旧接待堂・六地蔵・お大師堂の由来について」。
道の反対(北)側にも石祠があった。
西条市飯岡大道の大師堂向かいの石祠
西条市飯岡大道の大師堂向かいの石祠
そして再度東へ走る。ここからは基本、旧街道を進む。すぐの所にある自販機に立ち寄り、またしばらくして国道11&192号に合流する。ここでは右側歩道を走行して、国道反対側の旧街道には渡らない。コンビニに寄って、それから渦井川橋を渡ると、旧街道が右に分岐するので、そちらに入る。
しばらく走って、県道47号新居浜別子山線を横断した直後の新居浜市喜光地町のアーケード街では、自転車を降りて手押しで歩き、アーケードを抜けたら再騎乗。国領川を渡り、県道47号新道を横断したら、次の三叉路を斜め右に入る。次の十字路は左折する。国道に出ないためである。

4級山岳新居浜C.C.

既に緩く登り始めているが、自転車NAVITIMEで調べると、この十字路から起算して、距離3.0km、獲得標高122m、平均勾配4.06%。だんだんと斜度が増す勾配である。新居浜C.C.には入らずに左へ、松山自動車道の南側側道になって山岳頂上を通過、そして自動車道の上を橋で渡る。
この先の下りで、右折ポイントを通過してしまったため、結局国道に出てしまった。右側歩道を進むが、形ばかりの歩道も無くなってしまう。そこからちょっとだけ進んで斜め右の分岐に入り、その先で旧街道に合流した。右に曲がって関川を渡り、だいたい旧街道を走って、国道とJR予讃線を横断、もう一度予讃線を渡り、別格12番の延命寺前をそれとは知らずに通過する。また国道を横断する頃には17時を過ぎていた。
ずっと旧街道を走ると、いつの間にか県道126号上猿田三島線になり、国道11号バイパスを横断してついでに旧街道ともお別れ、また知らぬうちに県道124号上分三島線になって、国道バイパスを横断する。この頃には完全に日が落ちていた。また国道を横断して、県道333号三島川之江港線という立派な道路との十字路を横断後左折で、県道右(東)側歩道を進むと、右手に見える「ホテルルートイン」が今日の宿である。17時49分到着。

本日(第18日)後半の走行記録


トータル49.94km、移動平均時速19.1km/h、総活動時間03時間03分45秒。

ホテルルートイン四国中央-三島川之江インター-

www.route-inn.co.jp
本日の宿は「ホテルルートイン四国中央-三島川之江インター-」。朝食付きセミダブル9800円(税込)。今日は祝日の金曜日だからこんなもんでしょう。天然温泉の大浴場にコインランドリーあり、但し入湯税は何故か徴収されない。自転車は室内に搬入できた。あとは普通のホテルルートインです。
夕食は手配できなかったので、近くの店を探すが、なんか違う。結局イオンタウン川之江で弁当を調達し、ホテルで食した。既に明日の宿も予約済みなので、寝ます。

次回は、遍路第19日その1

次回は、三角寺(65番)目指して走りますが。

2023年遍路第18日 平野林道&横峰寺(60番)

2023年遍路第18日その7、せとうちバス上の原乗換所に着いたところから。

遍路第18日(平坦ステージ)

日付 : 2023年11月3日
石鎚神社(元64番)口之宮本社の参拝を終えて、愛媛県道142号石鎚伊予小松停車場線経由で、せとうちバス上の原乗換所に着いた。

横峰寺登山参拝バス

www.setouchibus.co.jp
ここ上の原乗換所から、平野林道の横峰寺(60番)近くの駐車場までを往復する。運行区間は決まっているが、運行時刻は決まっていない、路線不定期運行。
到着時点で他に待ち人なし、どうやらバスが出た直後らしい。乗換所内で切符を買って、しばし待つ。

せとうちバス上の原乗換所(再掲)
せとうちバス上の原乗換所(再掲)
30分近く待ったが、他に乗る人は現れず、乗客1人で出発。
横峰寺登山参拝バス車内
横峰寺登山参拝バス車内
撮影時刻は13時00分。全区間のデータは、Google Mapで調べると、距離7.8km、獲得標高644m、標高差612m。
車内では、各バスの運転手と、他にも係員が相互に無線で、バスの情報の他に、コースに入ってくる一般車両の情報をやり取りしている。

4級山岳横峰寺上の原(但しバス)

乗換所を出て最初の1.0km、獲得標高80m(=標高差)、平均勾配8.0%。
最初少し登って、それから谷まで下る。

超級山岳横峰寺平野林道(但しバス)

谷に架かる橋から駐車場までの5.5km、獲得標高565m(=標高差)、平均勾配10.2%。橋から平野林道料金所までは少し緩いが、後はヤベー。

横峰寺登山参拝バスすれ違い
横峰寺登山参拝バスすれ違い
横峰寺登山参拝バス平野林道
横峰寺登山参拝バス平野林道
林道には全長7m以上の車両は入れない。このバスが最大の存在である。そして、バス運転手はカーブの先を読んで動く。そうすると、対向車が来る時は、バスが手前で待つ事もあれば、あんたがバックしてと対向車に圧を掛ける事もある。バスは決して引かぬ。
そして駐車場に到着。
横峰寺登山参拝バス平野林道駐車場
横峰寺登山参拝バス平野林道駐車場
撮影時刻は13時28分。
平野林道駐車場から横峰寺への歩道
平野林道駐車場から横峰寺への歩道
STRAVAで歩行の記録を開始したのは13時31分。ただ、駐車場でちょっともたついていると、バス運転手から、今日は休日だから急いでと、言われてしまう。つまりは帰りも貸し切りで、休日の客を捌くために早く戻りたいのだろう。

平野林道駐車場からの横峰寺参道

平野林道駐車場からの横峰寺参道その1
平野林道駐車場からの横峰寺参道その1
平野林道駐車場からの横峰寺参道その2
平野林道駐車場からの横峰寺参道その2
平野林道駐車場からの横峰寺参道その3
平野林道駐車場からの横峰寺参道その3
着きました横峰寺。

横峰寺

真言宗御室派、横峰寺、愛媛県西条市小松町石鎚甲2253。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所60番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
横峰寺の読みは「よこみねじ」。
平野林道駐車場から来た場合、左手のお堂を過ぎたら左に折れて、また左手にお堂、そして大師堂、大師堂前で右に折れて、左に修行大師像、参道少し進んで大師堂と向かい合うように本堂、本堂前で右に折れて降り階段、さらに左に折れて石柱門、そこから進んだ先に山門である。

横峰寺境内大師堂手前
横峰寺境内大師堂手前

お堂

横峰寺のお堂
横峰寺のお堂
大師堂の左にあるお堂。歓喜天堂らしい。

大師堂

横峰寺大師堂
横峰寺大師堂
横峰寺大師堂扁額
横峰寺大師堂扁額
中央( 写真の右 )の扁額は定番の「弘法」。
ここで撮影を止めて、先ずは大師堂でお勤め、本堂でお勤め、階段を降って納経印を頂く。
横峰寺納経印(後日撮影)
横峰寺納経印(後日撮影)
そして撮影再開、山門の方へ移動する。

こまつみてみてマップ横峰寺

こまつみてみてマップ横峰寺
こまつみてみてマップ横峰寺
山門から境内方向の右に、こまつみてみてマップがあった。

山門

横峰寺山門境内側
横峰寺山門境内側
横峰寺山門
横峰寺山門
山号は石鎚山、本尊は大日如来蔵王権現。

星ガ森道標

山門の前に、星ガ森への案内道標がある。

横峰寺山門前星ガ森道標
横峰寺山門前星ガ森道標
新しい道標だが、正面山門側「番外霊場 星ガ森 五八0米」、左面「三教指歸 伊志郡知能太氣 石峯御修行之道」とある。星ヶ森まで往復1.16kmか、諦める。

山門側参道

横峰寺山門外参道
横峰寺山門外参道
横峰寺山門内参道
横峰寺山門内参道

石柱門

横峰寺石柱門
横峰寺石柱門
石柱門は、右「四國第六十番霊場」、左「石鉄山別當横峯寺」。

本堂階段下

横峰寺本堂階段下
横峰寺本堂階段下

説明板

横峰寺説明板
横峰寺説明板
なお、ここには記されていないが、横峰寺境内と横峰寺に至る遍路道は、国史跡「伊予遍路道」の構成要素である。[文化遺産オンラインWeb:伊予遍路道

本堂

横峰寺本堂
横峰寺本堂
横峰寺本堂扁額
横峰寺本堂扁額
扁額は「大日如来」。

境内

横峰寺本堂から境内
横峰寺本堂から境内

修行大師像

横峰寺修行大師像
横峰寺修行大師像

大師堂前常夜灯

横峰寺大師堂右常夜灯正面左面横峰寺大師堂右常夜灯背面右面
横峰寺大師堂右常夜灯
横峰寺大師堂左常夜灯正面右面横峰寺大師堂左常夜灯背面左面
横峰寺大師堂左常夜灯

百度石

大師堂の右前にあって、灯篭の形をしている。

横峰寺大師堂前百度石
横峰寺大師堂前百度石
百度石の正面「百度石」、右面「石鎚神社」。
それでは、駐車場に戻る。

次回は、遍路第18日、四国中央市への道

次回は、宿のある四国中央市へ走ります。

2023年遍路第18日 続・石鎚神社(元64番)口之宮本社

2023年遍路第18日その6、石鎚神社(元64番)口之宮本社の本殿まで登ったところから。

遍路第18日(平坦ステージ)

日付 : 2023年11月3日
石鎚神社口之宮本社の本殿前まで登って、本殿への参拝を済ませた。

石鎚神社

石鎚神社、西条市西田甲797。(愛媛県神社庁Webより)
四国八十八ヶ所元64番。
ishizuchisan.jp
ja.wikipedia.org
石鎚神社の読みは「いしづちじんじゃ」。
(以上再掲)
ここから階段をひとつ降りて右へ進む。

綜合摂社

石鎚神社綜合摂社
石鎚神社綜合摂社
写真右に本殿への最後の登り階段。

祖霊殿

石鎚神社祖霊殿
石鎚神社祖霊殿
神額は「祖霊殿」。
石鎚神社祖霊殿説明板
石鎚神社祖霊殿説明板
役の行者をはじめ、別当寺時代の前神寺(64番)と横峰寺(60番)の主管者、石鎚神社の関係者などを、ご祭神として祀る。

修行大師像

石鎚神社修行大師像
石鎚神社修行大師像
今まで参ってきた元札所の神社では、弘法大師像は見かけなかった、はず。
弘法大師空海自らが修行の地として記した地は少ないが、そのひとつが「石峯」で、これは伊予国石鎚山とされる。石鎚神社(、及び前神寺 )は、その石鎚山(、或いは石鉄山蔵王権現の本地仏である阿弥陀如来 )を祀っている。
石鎚神社は、江戸期までは石鉄山神社と別当の前神寺が一体化していた。なので、当地が64番札所であったといえる。それが、明治の神仏分離期に、純粋な神社になることを強制され、前神寺は廃寺(、後に別の所で再興、)となり、札所でもなくなってしまった。戦後になって神仏混淆の石鎚本教が、石鎚神社の傘下宗派として創設された。
この修行大師像も、石鎚本教が建立したものである。

石鎚山遥拝殿

石鎚神社石鎚山遥拝殿
石鎚神社石鎚山遥拝殿
この祠は、元の奥之宮頂上社の石殿。遥拝殿の左後方に鳥居がある。
石鎚神社石鎚山遥拝殿左後方
石鎚神社石鎚山遥拝殿左後方

祖霊殿参道階段下

石鎚神社祖霊殿参道階段下
石鎚神社祖霊殿参道階段下

神泉

仮に神泉と呼ぶ。

石鎚神社神泉
石鎚神社神泉
元の禊場らしい。右脇に役の行者の像がある。

境内参道

石鎚神社境内参道
石鎚神社境内参道
参道を戻って、社務所にて御朱印を頂く。
石鎚神社口之宮本社御朱印(後日撮影)
石鎚神社口之宮本社御朱印(後日撮影)
この後、第1駐車場にあるトイレをお借りした。まだ腹の調子は良くないのだ。それから第2駐車場に戻る。
石鎚神社第2駐車場から前神寺方向
石鎚神社第2駐車場から前神寺方向
駐車場からは東に現在の前神寺(64番)が見える。
さて、出発。二の鳥居を11時46分に通過。滞在時間は約58分。鳥居すぐの十字路は左折(西行)して、今朝通った旧街道を逆走する。そして愛媛県道142号石鎚伊予小松停車場線との十字路まで戻る。この十字路からまずは右(北)に、国道11号との角にあるコンビニに寄る。その後、県道を南へ。

3級山岳黒瀬峠

県道142号と旧街道との十字路から、県道12号西条久万線との合流地点まで、自転車NAVITIMEで調べると、距離3.9km、獲得標高162m(=標高差)、平均勾配4.15%。最初は緩く、その後もわりと大したことはない。
そのゴール近くに、石鎚神社の鳥居があった。

愛媛県道142号黒瀬峠石鎚神社鳥居
愛媛県道142号黒瀬峠石鎚神社鳥居
愛媛県道142号黒瀬峠石鎚神社鳥居神額
愛媛県道142号黒瀬峠石鎚神社鳥居神額
ここの神額も「石鎚神社」。
すぐに県道12号に突き当たる丁字路に出て右折する。
でまたすぐ、県道から斜め右に分岐する道に入る。少し登っての左手にスペースが、せとうちバス上の原乗換所で、そこに入る。
せとうちバス上の原乗換所
せとうちバス上の原乗換所
この写真の奥から来ている。ここで自転車を降りて、せとうちバスの横峰寺登山参拝バスを利用するのだ。
12時33分にサイクルコンピューターを停止。

本日(第18日)前半の走行記録


トータル21.62km、移動平均時速12.3km/h、総活動時間05時間14分07秒、これらには境内など歩行部分を含む。

次回は、遍路第18日、横峰寺(60番)

次回は、横峰寺に参ります。

2023年遍路第18日 石鎚神社(元64番)口之宮本社

2023年遍路第18日その5、前神寺(64番)駐車場を北西に出たところから。

遍路第18日(平坦ステージ)

日付 : 2023年11月3日
前神寺の駐車場を出て、参道入口の丁字路を、参道からそのまま出る方向(北西)に進む。国道11号に出て左折、すぐ次の信号十字路を左折すると、石鎚神社一の鳥居がある。

石鎚神社一の鳥居

石鎚神社一の鳥居
石鎚神社一の鳥居
石鎚神社一の鳥居神額
石鎚神社一の鳥居神額
神額は「石鎚神社」。
そのまま南へ進むと、先ほど前神寺への往路とした旧街道らしい道との十字路に出て、その先に二の鳥居がある。

石鎚神社

石鎚神社、西条市西田甲797。(愛媛県神社庁Webより)
四国八十八ヶ所元64番。
ishizuchisan.jp
ja.wikipedia.org
石鎚神社の読みは「いしづちじんじゃ」。

二の鳥居

石鎚神社二の鳥居
石鎚神社二の鳥居
撮影時刻は10時48分。まずこの二の鳥居周辺から、説明板、常夜灯、境内図を取り上げる。

説明板

石鎚神社説明板
石鎚神社説明板
これは例えば西条市とかが設けた説明板かな。

常夜灯

石鎚神社二の鳥居左常夜灯背面左面石鎚神社二の鳥居左常夜灯正面右面
石鎚神社二の鳥居左常夜灯
この常夜灯、右面「常夜燈」、左面「寛政三亥六月吉〓」、背面「氷見村住」の後に願主名がある。(寛政3年=1791年)

境内図

石鎚神社境内図
石鎚神社境内図
これに拠れば、ご神体は石鎚山(標高1982m)、ご祭神は石鎚毘古命(いしづちひこのみこと)、別名は石土毘古命(いわつちひこのみこと)、石鎚大神とも。石鎚神社は、奥宮頂上社、中宮成就社、土小屋遥拝殿、ここ口之宮本社の4社の総称。
二の鳥居から舗装道を進むと神門、神門の前で舗装道は左右に別れ、左は第2駐車場、神門へは徒歩の参道になる。そのまま参道を進んで登り階段に、途中に大石社、階段の上で参道は突き当たり右に折れるが、その突き当たりに説明板、折れた先には社務所、社務所前で参道は左に折れて登り階段になる。
その先は、参道右に三倍神社、方違社、本殿への登り階段、最後に神泉で、神泉の右にも祖霊殿への登り階段。本殿への階段は、手前左に石鎚神社4社の参詣案内図、手前右に厳島社、階段途中左に綜合摂社そして祖霊殿、神泉からの登り階段と祖霊殿の間に石鎚山遥拝所と修行大師像。(境内広いので説明難しい。)

神門

石鎚神社神門
石鎚神社神門
第2駐車場に駐輪して、神門に戻る。
石鎚神社神門神額
石鎚神社神門神額
神額は「石鎚神社」。

神門からの参道

石鎚神社神門入ってすぐの参道
石鎚神社神門入ってすぐの参道

鳥居

石鎚神社神門先参道鳥居
石鎚神社神門先参道鳥居
この石柱門の鳥居、右の柱「奉寄進石鉄山神社花表一基 講中」、左「寶暦十二歳次壬午六月穀旦」。(宝暦12年=1762年) 江戸期には石鉄山神社とも云われていたのね。
石鎚神社神門先参道階段
石鎚神社神門先参道階段

大石社(おおいししゃ)

石鎚神社境内社大石社
石鎚神社境内社大石社
猿田彦大神を祀る。

社務所前

石鎚神社社務所前
石鎚神社社務所前
写真奥やや右が社務所、説明板は写真左端。

説明板

石鎚神社社務所手前の説明板
石鎚神社社務所手前の説明板
役の行者の開山と明記してある。

社務所からの参道

石鎚神社社務所からの参道階段下
石鎚神社社務所からの参道階段下
石鎚神社社務所からの参道階段上
石鎚神社社務所からの参道階段上

三倍神社

石鎚神社境内社三倍神社
石鎚神社境内社三倍神社
ご祭神は素戔嗚尊、相殿に言代主神、伊藤八郎平霊。この神社は、元は西条市中奥字今宮に在ったが、昭和58年(1983年)にここに遷座。
別途調べると今宮地区は、かつては石鎚山への登山路にあったのが、石鎚登山ロープウェイ開通(1966年)後は、険しい山中の村ゆえに、廃村( 氏子離散 )に至ったらしい。

方違社(ほういしゃ)

石鎚神社境内社方違社
石鎚神社境内社方違社
歳徳神(としとくしん)を祀る。

本殿参道階段下

石鎚神社本殿参道階段下
石鎚神社本殿参道階段下
階段下鳥居の神額も「石鎚神社」。

参詣案内図

石鎚神社参詣案内図
石鎚神社参詣案内図

厳島社

石鎚神社境内社厳島社
石鎚神社境内社厳島社
宗像三女神を祀る。

本殿参道階段

石鎚神社本殿参道階段
石鎚神社本殿参道階段
階段中央には、石鎚山旧大鎖を再利用。
石鎚神社本殿参道階段途中
石鎚神社本殿参道階段途中
こちらの鎖は「安永八年奉懸 石鎚山三之鎖」。(安永8年=1779年)
石鎚神社本殿参道階段上
石鎚神社本殿参道階段上

本殿

石鎚神社本殿
石鎚神社本殿

本殿横からの眺望

石鎚神社本殿横からの眺望
石鎚神社本殿横からの眺望
ここで記事を切りましょう。

次回は、遍路第18日、続・石鎚神社(元64番)口之宮本社

次回は、石鎚神社口之宮本社の続きです。

2023年遍路第18日 前神寺(64番)

2023年遍路第18日その4、吉祥寺(63番)駐車場から国道11号を越えて南の道に出たところから。

遍路第18日(平坦ステージ)

日付 : 2023年11月3日
吉祥寺の駐車場から南に進み、国道11号を横断、次の複雑な交差点で左手前に曲がった。この道は旧街道らしい。次に愛媛県道142号石鎚伊予小松停車場線も横断、しばらくは、国道11号の南を平行に走る旧街道を東に走る。石鎚神社(元64番)の複数ある大鳥居がちらつく辺りの二股三叉路は右に、その石鎚神社参道も横断して、次に前方右手に墓地が見えたら、そこが前神寺(64番)である。

進路前方右手に前神寺
進路前方右手に前神寺
も少し進んで、左から道が合流する丁字路、その右に前神寺の入口、入口右には車両の出入口がある。丁字路でいったん左に曲がって反転し撮影。
前神寺入口
前神寺入口
撮影時刻は09時52分。

前神寺

真言宗石鈇派、前神寺、愛媛県西条市洲之内甲1426。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所64番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
前神寺の読みは「まえがみじ」。
入口右の一番大きな石塔には、「桓武天皇勅願所 石鉄山根本道場 大師護摩御修行 藏王大權現鎮座」とあり、前神寺の性質を表している。
その石塔の前に説明板、入口入ると小さな山門、この参道の右に駐車場そして墓地、参道を進むと左に曲がってから大師堂の前に出る。大師堂前の右には、本堂への参道と善識上人像及び善堯上人像、本堂への参道を進むと、右手に金毘羅大権現堂、修行大師像、参道浄土橋を渡って右に御滝不動尊像、参道は階段を登ってから、右手に護摩堂、薬師堂、そして石鉄山大権現堂への上り階段、参道の奥にやっと本堂である。

説明板

前神寺説明板
前神寺説明板
これに拠れば、山号は石鉄山(いしづちさん)、院号は金色院(こんじきいん)、明治初年までは現在の石鎚神社位置にあったが廃寺となり、明治11年当地にて前上寺の名で再興、明治22年に前神寺の名を許された。(明治11年=1878年) 石鉄派修験道の本山。

山門( 惣門 )

前神寺山門
前神寺山門
前神寺山門扁額
前神寺山門扁額
山号は「石鉄山」。

境内図

前神寺境内図
前神寺境内図

市指定書跡説明板

前神寺の市指定書跡説明板
前神寺の市指定書跡説明板

大師堂

前神寺大師堂
前神寺大師堂
前神寺大師堂扁額
前神寺大師堂扁額
中央( 写真の左 )の扁額は「弘法大師」。

善識上人像及び善堯上人像

前神寺善識上人像及び善堯上人像
前神寺善識上人像及び善堯上人像
左、大師堂に近い方が善識上人像、右が善堯上人像。

大師堂前境内

前神寺境内大師堂前
前神寺境内大師堂前
この写真左端に大師堂のごく一部だけ写っている。で、写真の奥が本堂への参道になる。

金毘羅大権現堂

前神寺金毘羅大権現堂
前神寺金毘羅大権現堂
扁額は「金毘羅大権現」。左から右に書いてある。

修行大師像

前神寺修行大師像
前神寺修行大師像

浄土橋から御滝不動尊像

前神寺浄土橋から御滝不動尊像
前神寺浄土橋から御滝不動尊像
右に御滝不動尊像、参道は真っ直ぐに。

薬師堂前境内

前神寺薬師堂前境内
前神寺薬師堂前境内
奥に本堂、右に薬師堂。

護摩堂

前神寺護摩堂
前神寺護摩堂
不動明王を祀る。

薬師堂

前神寺薬師堂
前神寺薬師堂

石鉄山大権現堂

本堂より先に、本堂よりも高い所に在る権現堂に参る。

前神寺石鉄山大権現堂鳥居
前神寺石鉄山大権現堂鳥居
前神寺石鉄山大権現堂鳥居神額
前神寺石鉄山大権現堂鳥居神額
神額は、よく読めない。下2字は「権現」らしい。
前神寺石鉄山大権現堂拝殿
前神寺石鉄山大権現堂拝殿
前神寺石鉄山大権現堂拝殿神額
前神寺石鉄山大権現堂拝殿神額
こちらの神額は「石鉄大權現」。
前神寺石鉄山大権現堂拝殿真言
前神寺石鉄山大権現真言
真言は「をんばざらくしゃ あらんじゃうん」。蔵王権現の真言である。
前神寺石鉄山大権現堂本殿
前神寺石鉄山大権現堂本殿
そして本堂へ。

本堂

前神寺本堂前廻廊
前神寺本堂前廻廊
前神寺本堂
前神寺本堂
本尊は阿弥陀如来。
前神寺本堂扁額
前神寺本堂扁額
扁額は「無量壽」。
ようやくお勤めする。
前神寺本堂左脇からの境内
前神寺本堂左脇からの境内
ここから、大師堂前まで戻ってお勤め、そして納経所へ。
前神寺納経印(後日撮影)
前神寺納経印(後日撮影)
さらに駐車場に戻る。

駐車場から石鎚神社鳥居

駐車場からは、石鎚神社の鳥居がちらちら見える。

前神寺山門から石鎚神社一の鳥居
前神寺山門から石鎚神社一の鳥居
山門から北西に、朱い一の鳥居の上部のみ見える。
前神寺駐車場から石鎚神社方向
前神寺駐車場から石鎚神社方向
この写真の右端に二の鳥居の上部のみ見える。
鳥居の近接撮影のために、駐車場から北西の道に出る。10時42分。滞在時間は約50分。

次回は、遍路第18日、石鎚神社(元64番)口之宮本社

次回は、その石鎚神社の口之宮本社に参ります。

2023年遍路第18日 吉祥寺(63番)

2023年遍路第18日その3、一之宮神社(元62番)参道から国道11号に出るところから。

遍路第18日(平坦ステージ)

日付 : 2023年11月3日
一之宮神社の参道を拝殿前から東へ走り、参道突き当り丁字路で最後の撮影を行って右折、JR予讃線の踏切を渡って、国道11号との信号十字路に出る。この交差点を左折する。
基本的に国道11号は走りたくないのだが、距離が短いこともあり、少しだけ我慢して走る。道がほんの少しだけ左にカーブした直後、斜め左、10時の方向に曲がれる交差点で左折すると、そこの左手が吉祥寺(63番)である。

吉祥寺国道11号側通用口
吉祥寺国道11号側通用口
ただ、ここからは境内に入れないようだ。右にある案内看板に従って、駐車場に回ることとする。そのまま道路を進んで左に山門、
吉祥寺山門
吉祥寺山門
しかし通過、次の角で右折、元のJA西条氷見支所の建物と駐車場を右に見ると、その先、つまり突き当たり右折して左手に、吉祥寺指定駐車場があった。駐輪するが有料( 100円 )である。今回の遍路で初めての駐輪料金発生。08時57分。
徒歩で戻って山門前に到着。

吉祥寺

真言宗東寺派、吉祥寺、愛媛県西条市氷見乙1048。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所63番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
吉祥寺の読みは「きちじょうじ」。
山門入って参道は真っ直ぐ行ってから一回左に折れる。折れた先真っ直ぐ行くと国道側の通れなかった通用口に至る。途中でまた右に折れた先に本堂、本堂の左前に大師堂、通用口から壁に沿って山門方向に移動すると、へんろ道標、説明板、修行大師像、そして山門脇に天満天神の祠がある。

山門

山門の写真はさっき撮った。その山門の左の看板には「本尊四国唯一体毘沙聞天王」とあった。
山門前右灯篭の手前に古い石塔がある。

吉祥寺山門前石塔
吉祥寺山門前石塔
この石塔の正面「四國第六十三番 吉祥寺」、左面「安永九子天三月吉日」。(安永9年=1780年)
吉祥寺山門扁額
吉祥寺山門扁額
山号は「密教山」。

境内その1

吉祥寺山門入って境内
吉祥寺山門入って境内
それでは、本堂でお勤めし、大師堂でもお勤めして、納経所へ。
吉祥寺納経印(後日撮影)
吉祥寺納経印(後日撮影)

犬さん

納経所側の庫裡に犬さん2匹いらした。

吉祥寺の犬、さぶちゃん
吉祥寺の犬、さぶちゃん
吉祥寺の犬、うめちゃん
吉祥寺の犬、うめちゃん

本堂

吉祥寺本堂
吉祥寺本堂
吉祥寺本堂扁額
吉祥寺本堂扁額
中央( 写真の左 )の扁額は「四国唯一体毘沙聞天」。右の扁額には「第六十三番 本尊毘沙門天」とある。

大師堂

吉祥寺大師堂
吉祥寺大師堂
吉祥寺大師堂扁額
吉祥寺大師堂扁額
扁額は定番の「弘法」。

修行大師像

吉祥寺修行大師像
吉祥寺修行大師像
修行大師像の右隣は、くぐり吉祥天女像。

説明板

吉祥寺説明板
吉祥寺説明板

へんろ道標

吉祥寺へんろ道標
吉祥寺へんろ道標
写真右の道標は、左を指す右手の下に「石土神社 へんろ」とある。左の道標は、右側に「吉祥寺」、左側は見にくいが「宝寿寺」とある。石土神社は何を指すのか不明だが、候補としては、西条市小松町妙口甲718にある石土神社(いしづちじんじゃ)が挙げられる。ただ、その石土神社は香園寺(61番)よりも遠いんだな。

境内その2

吉祥寺大師堂左側から境内
吉祥寺大師堂左側から境内

天満天神祠

吉祥寺天満天神祠
吉祥寺天満天神祠

山門右サイクルラック

入る時には気付かなかったが、山門右前にサイクルラックがあった。ここに停めたら無料で済んだのか?

吉祥寺山門右サイクルラック
吉祥寺山門右サイクルラック
吉祥寺山門右サイクルラックラベル
吉祥寺山門右サイクルラックラベル

吉祥寺指定駐車場

駐車場に戻る。

吉祥寺指定駐車場
吉祥寺指定駐車場
撮影時刻は09時38分。滞在時間は約41分。駐車場から左(南)、この写真では撮影者の後方に進み、国道11号を横断して、次の複雑な交差点、左手前に曲がる。

次回は、遍路第18日、前神寺(64番)

次回は、前神寺に参ります。