2023年遍路第18日その4、吉祥寺(63番)駐車場から国道11号を越えて南の道に出たところから。
遍路第18日(平坦ステージ)
日付 : 2023年11月3日
吉祥寺の駐車場から南に進み、国道11号を横断、次の複雑な交差点で左手前に曲がった。この道は旧街道らしい。次に愛媛県道142号石鎚伊予小松停車場線も横断、しばらくは、国道11号の南を平行に走る旧街道を東に走る。石鎚神社(元64番)の複数ある大鳥居がちらつく辺りの二股三叉路は右に、その石鎚神社参道も横断して、次に前方右手に墓地が見えたら、そこが前神寺(64番)である。も少し進んで、左から道が合流する丁字路、その右に前神寺の入口、入口右には車両の出入口がある。丁字路でいったん左に曲がって反転し撮影。撮影時刻は09時52分。
前神寺
真言宗石鈇派、前神寺、愛媛県西条市洲之内甲1426。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所64番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
前神寺の読みは「まえがみじ」。
入口右の一番大きな石塔には、「桓武天皇勅願所 石鉄山根本道場 大師護摩御修行 藏王大權現鎮座」とあり、前神寺の性質を表している。
その石塔の前に説明板、入口入ると小さな山門、この参道の右に駐車場そして墓地、参道を進むと左に曲がってから大師堂の前に出る。大師堂前の右には、本堂への参道と善識上人像及び善堯上人像、本堂への参道を進むと、右手に金毘羅大権現堂、修行大師像、参道浄土橋を渡って右に御滝不動尊像、参道は階段を登ってから、右手に護摩堂、薬師堂、そして石鉄山大権現堂への上り階段、参道の奥にやっと本堂である。
説明板
これに拠れば、山号は石鉄山(いしづちさん)、院号は金色院(こんじきいん)、明治初年までは現在の石鎚神社位置にあったが廃寺となり、明治11年当地にて前上寺の名で再興、明治22年に前神寺の名を許された。(明治11年=1878年) 石鉄派修験道の本山。
山門( 惣門 )
山号は「石鉄山」。
境内図
市指定書跡説明板
大師堂
中央( 写真の左 )の扁額は「弘法大師」。
善識上人像及び善堯上人像
左、大師堂に近い方が善識上人像、右が善堯上人像。
大師堂前境内
この写真左端に大師堂のごく一部だけ写っている。で、写真の奥が本堂への参道になる。
金毘羅大権現堂
扁額は「金毘羅大権現」。左から右に書いてある。
修行大師像
浄土橋から御滝不動尊像
右に御滝不動尊像、参道は真っ直ぐに。
薬師堂前境内
奥に本堂、右に薬師堂。
護摩堂
不動明王を祀る。
薬師堂
石鉄山大権現堂
本堂より先に、本堂よりも高い所に在る権現堂に参る。神額は、よく読めない。下2字は「権現」らしい。こちらの神額は「石鉄大權現」。真言は「をんばざらくしゃ あらんじゃうん」。蔵王権現の真言である。そして本堂へ。
本堂
本尊は阿弥陀如来。扁額は「無量壽」。
ようやくお勤めする。ここから、大師堂前まで戻ってお勤め、そして納経所へ。さらに駐車場に戻る。
駐車場から石鎚神社鳥居
駐車場からは、石鎚神社の鳥居がちらちら見える。山門から北西に、朱い一の鳥居の上部のみ見える。この写真の右端に二の鳥居の上部のみ見える。
鳥居の近接撮影のために、駐車場から北西の道に出る。10時42分。滞在時間は約50分。
次回は、遍路第18日、石鎚神社(元64番)口之宮本社
次回は、その石鎚神社の口之宮本社に参ります。