(令和6年3月9日その6)(同月18日追加その1)
千葉寺十善講八十八ヶ所巡拝、長作町長作新田の三嶋神社&長作町坊辺田の大師堂(番外)の次は、坊辺田の大師堂隣にある水神宮に参った後、花見川を渡って畑町(はたまち)の長林寺(38番&39番)に参ります。
坊辺田の大師堂前からです。大師堂右後方の参道を上りますと、水神宮階段参道途中の鳥居前に出ます。
長作町坊辺田の水神宮
千葉県の宗教法人名簿には記載がありません。
台地の麓から拝殿までの上り参道階段の途中に鳥居、社殿の周囲に境内社があります。大師堂はありません。
手水鉢
鳥居の右に手水舎です。手水鉢の正面「奉納」、右面の右端「文久元九月吉日」か?、左面の右端「若者中 世話人」、右面と左面には名字付きの氏名が並ぶ。(文久元年=1861年)
鳥居神額
神額は「水神宮」。
拝殿
境内東側
本殿
境内西側
参道階段
それでは、次へ参るべく、この参道階段を出て左( 階段下写真の右 )の方へ進みます。すぐに千葉県道72号穴川天戸線の坊辺田交差点に出ます。ここを右折して、架け替えのための仮橋で花見川を渡って、橋の南側の交差点、県道から右折して、写真の右奥の方へ進みます。その先上り坂になってから、左手に長林寺が現れます。
畑町の長林寺
真言宗豊山派、長林寺、千葉市花見川区畑町1920番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
千葉寺十善講八十八ヶ所38番。(観持院)
千葉寺十善講八十八ヶ所39番。(長林寺)
道路から入口入って左に本堂、右には大師堂と子安堂です。山号は神照山。
本堂
本堂扁額
扁額はたぶん「長林寺」。
子安堂
38番&39番大師堂
御詠歌額は、「第三拾八番」、38番御詠歌、「第三拾九番」、39番御詠歌。大師堂の前にある手水鉢には、正面「奉納」、左面「天保二卯年 六月廿一日」とあります。(天保2年=1831年)
さて、境内は整備中のようでして、墓石ではない、古い石塔石仏で撮影できそうなものが見つかりませんでした。
それでは、次へ参ります。来た道を戻り、花見川を再度渡ってもう一度県道72号穴川天戸線坊辺田交差点に、今度は南から入ります。この信号は右折、上の写真で小型トラックが曲がろうとしている方向に入ります。
次回は、天戸町の福寿院(40番)
次回は、天戸町の福寿院に参ります。