吉橋組大師巡拝 前原の御嶽神社(元83番)

令和5年8月22日、この日は津田沼駅近くで用事があり、それも予想よりは短時間で終わったので、ちょっとだけ廻ります。
津田沼駅の北西に御嶽神社があって、これが吉橋組大師の、天保期の83番札所らしいのです。( 現在の83番は、前原(習志野市谷津)の地蔵堂(83番) )
津田沼駅から北に進み、国道296号成田街道に出て右(北西)という感じで、実際はちょっと違いますが、国道の前原駅入口交差点に来ました。

国道296号前原駅入口交差点
国道296号前原駅入口交差点
この交差点の左に新京成線前原駅、写真の奥に小さく写っている信号の左に道入坊(道入庵)(49番)があります。ここから国道を約0.35kmで、右に御嶽神社が現れます。
前原御嶽神社前
前原御嶽神社前

前原の御嶽神社

御嶽神社、船橋市前原東5丁目43番1号。(千葉県の宗教法人名簿より)
吉橋組大師元83番。
入口から、左に普通の参道、右に自動車用の通り道、左の参道の最初の鳥居の左に竣工碑、最初の鳥居の先にまた鳥居、その先しばらく進んで、少し低くなって右に水神宮と駐車場、また少し高くなってから、参道の先に拝殿、拝殿の右に木造蔵王権現三尊立像の説明板、拝殿の左に御嶽神社再建記念碑と摂末社、社殿の後方の境外に中台町会館があります。なお、大師堂はありません。

前原御嶽神社
前原御嶽神社

竣工碑

前原御嶽神社竣工碑
前原御嶽神社竣工碑
碑の上部に「竣工碑」、右に「天皇御在位六十年奉祝記念事業由緒」とあります。これに拠れば、ご祭神は速須佐之男命、ご神体は蔵王権現像、延宝元年(1673年)に上東野新助が権現像を遷座、明治3年(1870年)に権現号を廃し御嶽神社に改称、明治20年と昭和38年に火災があって2回社殿焼失。
昭和天皇の御在位六十年奉祝記念事業については、2行しか書いてません。

鳥居

前原御嶽神社一の鳥居
前原御嶽神社一の鳥居
前原御嶽神社二の鳥居
前原御嶽神社二の鳥居

参道

前原御嶽神社参道
前原御嶽神社参道

水神宮

前原御嶽神社参道から水神宮
前原御嶽神社参道から水神宮
前原御嶽神社水神宮
前原御嶽神社水神宮
前原御嶽神社水神宮之碑背面碑文
前原御嶽神社水神宮之碑背面碑文

駐車場に猫

前原御嶽神社駐車場の猫
前原御嶽神社駐車場の猫

参道車止

前原御嶽神社参道車止
前原御嶽神社参道車止

拝殿

前原御嶽神社拝殿
前原御嶽神社拝殿
前原御嶽神社神額
前原御嶽神社神額

木造蔵王権現三尊立像説明板

木造蔵王権現三尊立像説明板
木造蔵王権現三尊立像説明板
木造蔵王権現三尊立像は千葉県指定の有形文化財です。
www.pref.chiba.lg.jp
例によって、千葉県だけでなく船橋市のWeb Siteにもリンクします。
www.city.funabashi.lg.jp

御嶽神社再建記念碑

御嶽神社再建記念碑正面御嶽神社再建記念碑背面碑文
御嶽神社再建記念碑
こちらは、昭和38年の火災焼失に対する再建の記念碑です。

摂末社

前原御嶽神社摂末社
前原御嶽神社摂末社

社殿

前原御嶽神社社殿左側
前原御嶽神社社殿左側

中台町会館

前原中台町会館
前原中台町会館

帰宅

今日はこれでおしまいです。