吉橋組大師巡拝 阿弥陀堂(55番)&道入坊(道入庵)(49番)

(令和4年2月6日その4)
吉橋組大師巡拝、観音寺(10番)&八幡社(67番)の次は、阿弥陀堂(55番)、続いて、道入坊(道入庵)(49番)です。
新木戸八幡神社から、成田街道国道296号線を西に進みます。しばらく進むと、左手に陸上自衛隊習志野演習場が始まります。ここから、陸上自衛隊習志野駐屯地が終わるまでの約1.8kmの区間は、江戸時代は小金牧、明治以降は陸軍用地で、札所はありません。
ここを抜けると、成田屋不動堂(47番)、続いて、高幢庵庵坊(41番)と、既に参拝した札所のすぐ側を通ります。私の参拝に計画性が無いということです。
高幢庵近くの、薬園台駅に分かれる交差点を通り過ぎてから約0.4kmで、右手に東福寺滝台阿弥陀堂となります。

東福寺滝台阿弥陀堂前
東福寺滝台阿弥陀堂前
この写真中央の、緑の和風な屋根が、阿弥陀堂です。

東福寺滝台阿弥陀堂

船橋市滝台2丁目6-2。
吉橋組大師55番。
この住所は、千葉県の宗教法人名簿には記載がありません。東福寺の境外堂なのでしょう。

東福寺滝台阿弥陀堂入口
東福寺滝台阿弥陀堂入口
東福寺滝台阿弥陀堂境内
東福寺滝台阿弥陀堂境内
境内を入ると、阿弥陀堂の玄関と向かい合うように、55番大師堂があります。

55番大師堂

55番大師堂
55番大師堂

55番標識塔

55番標識塔正面左面
55番標識塔正面左面
55番標識塔正面右面
55番標識塔正面右面
標識塔正面の右「新四國八拾八箇所」、正面の左「豫州大積山別宮模」、左面「五十五番」、右面「天保四癸巳三月吉日」とあります。(天保4年=1833年)
それでは、次の道入庵に参ります。阿弥陀堂から国道296号線に出て右(南西)に進み、約0.65kmで右手に道入庵です。
道入庵前
道入庵前

道入庵

船橋市前原東5丁目2-27。
吉橋組大師49番。
この住所も、千葉県の宗教法人名簿には記載がありません。

道入庵入口
道入庵入口
入口から真直ぐの位置に庵坊、左側に古い六地蔵や49番大師堂などがあります。

庵坊

道入庵庵坊
道入庵庵坊

六地蔵

道入庵の六地蔵
道入庵の六地蔵

地蔵尊碑

道入庵の地蔵尊碑
道入庵の地蔵尊碑
説明板によれば、延宝3年(1675年)6月24日、前原新田開墾者の摂津国多田郡東忠村( 多田荘のあった川辺郡の東多田村=兵庫県川西市東多田の事か? )天野四郎兵衛が、開墾完成を記念して建立とのことです。

49番大師堂

49番大師堂
49番大師堂

49番標識塔

地蔵尊碑の右に、49番標識塔があります。

49番標識塔左面
49番標識塔左面
49番標識塔右面
49番標識塔右面
標識塔の左面は「天保四巳年卯月吉日」とあります。(天保4年=1833年) 右面は御詠歌だと思います。

帰宅

ちょっと雲量が増えてきたので、本日はここまでにしました。本日は、旧萱田町、旧大和田村、大和田新田、旧高津村、旧滝台新田、旧前原新田の札所8ヶ所をお参りしました。

更新履歴

2022年3月16日18時30分、初版公開
2022年3月16日公開数分後、一字訂正「祈念」→「記念」