吉橋組大師巡拝 地蔵堂(83番)&番外札所真名井大師

(令和4年1月21日その3)
吉橋組大師巡拝、西光寺(26番&60番)&東福寺(76番)の次は、地蔵堂(83番)、続けて、番外札所の真名井大師です。
東福寺前の踏切を渡って、次の交差点(右折すると西光寺)を左折します。左手に京成本線が現れるように進み、京成本線が側に来たなら、次の三叉路を右折して坂を上り、約1.1km直進します。
ここで寄り道、右折します。

電車溜り
電車溜り
そのまま、右折前に進行方向に見えていた交差点に出て、右折して国道296号線を北に約100m進み、次の中野木交差点を右折して296号線を東に進んで約80mの国道右側に、地蔵が祀られています。

地蔵堂

吉橋組大師83番。

左手に地蔵堂
左手に地蔵堂
上の写真は、少し通り過ぎてから撮影したものです。
地蔵堂正面
地蔵堂正面
ここは、ぎりぎり船橋市前原西1丁目だと思っていたのですが、(習志野市)谷津6丁目の住居表示プレートが張ってあります。
独立した大師堂は無く、地蔵堂が大師堂を兼ねています。
地蔵堂の由緒沿革碑
地蔵堂の由緒沿革碑

83番標識塔

地蔵堂の左後方に、83番標識塔があります。

83番標識塔正面左面
83番標識塔正面左面
83番標識塔背面右面
83番標識塔背面右面
この角度・解像度だと、ようわからんのですが、後日改めて確認したところでは、正面に「新四國八拾八ヶ所第八拾三番讃州一〓宮摸」、左面に「天保四巳年四月吉日」、台座に「権現宮」とあります。(天保4年=1833年)
なお、83番札所は、天保期には前原村の蔵王権現(現在の御嶽神社)にあったそうです。ちなみに、本家四国八十八ヶ所の83番一宮寺は、元々、讃岐国一宮である田村神社と一体でした。天保期には、一宮寺と田村神社の神仏分離は既になされていましたが、こちらの83番札所が神社にあったとしても特に変では無いです。
さて、次の札所、番外真名井大師に参ります。地蔵堂の前の道を左(西)に進み、先程の中野木交差点は直進します。中野木交差点から約0.6km弱の交差点を左折、次を右折して、左手に宮本中学校のグラウンドを見ながら、左折します。すると、左手に、真名井の井戸と大師堂が現れます。

真名井の井戸

吉橋組大師番外札所。
葛飾大師89番。(梶原石五郎氏納経帳・村上昭彦氏編・千葉文華41号と船橋市史 民俗・文化財編より推測)

真名井の井戸と大師堂
真名井の井戸と大師堂
真名井の井戸説明板
真名井の井戸説明板
弘法大師が掘った井戸という伝承があるようです。
真名井の井戸
真名井の井戸

真名井大師堂

真名井大師堂
真名井大師堂
中学校の敷地内らしいので、立ち入らないようにします。

本日は打止め

本日の残り時間が無くなってきたので、打止めといたします。出発地点に戻ります。

茂侶神社(式内社論社)

茂侶神社、船橋市東船橋7丁目20番1号。(千葉県の宗教法人名簿より)

茂侶神社拝殿
茂侶神社拝殿
茂侶神社参道
茂侶神社参道
その戻りの道で通り抜けた神社が、式内社茂呂神社の論社でした。

更新履歴

2022年2月15日、初版公開
2022年3月17日、吉橋組大師番外札所。葛飾大師89番。の2行を追記