(令和4年1月21日その2)
吉橋組大師巡拝、谷津大日堂跡の次は、西光寺(26番&60番)、続けて、東福寺(76番)です。
津田沼の「まろにえ通り」が高架で跨いでいる京成本線の、まろにえ通りのすぐ西側の踏切に来ています。この踏切を左(南)から渡ってきて、左折して写真の向こう側へ進みます。すぐの三叉路、この写真右から来て、右折すると、西光寺の本堂が見えます。
西光寺
真言宗豊山派、西光寺、習志野市谷津1丁目2番15号。(千葉県の宗教法人名簿より)
下総四郡大師26番、吉橋組大師26番&60番。
26番標識塔
門前左に、26番標識塔があります。標識塔正面左に「第廿六番龍頭山金剛頂寺冩」とあります。
26番&60番大師堂
境内左(北)側に、26番西光寺と60番大日堂の両大師堂があります。本堂側(右)が26番、入口側(左)が60番です。間にあるのは習志野七福神の毘沙門堂です。
この60番は、国道14号線沿いにあった谷津の大日堂から移転してきたものです。
それでは、次の東福寺(76番)に参ります。西光寺を出てそのまま直進約80m先の交差点を左折します。京成本線の踏切を渡って左が東福寺です。
東福寺
真言宗豊山派、東福寺、習志野市谷津2丁目11番17号。(千葉県の宗教法人名簿より)
吉橋組大師76番。山号は瑠璃山。
76番大師堂
本堂右前に、76番大師堂があります。
子安大明神兼76番標識塔
境内の踏切寄りに、子安大明神が祀られていますが、これ、側面に76番の情報が彫られています。正面は子安大明神の像と文字を刻み、左面には「四國七拾六番讃州金倉寺」「東福寺」と、右面は中央「奉造立大聖如意輪観自在菩薩」.その左右「天保六乙未天十月十九日」(天保6年=1835年)、です。つまり、神像、大師霊場標識塔、仏像造立記念碑の三役を兼ねているわけです。
次回は地蔵堂(83番)
次の札所は、地蔵堂(83番)です。東福寺前の踏切を渡ります。
更新履歴
2022年2月14日、初版公開
2022年2月15日、一字削除「十月十九日目」→「十月十九日」