(令和4年2月6日その2)
吉橋組大師巡拝、薬師寺(59番)&円光院(5番)の次は、大教院(32番)、続いて、観音堂(71番)です。
円光院から成田街道国道296号線を左(西)に約1.0km進みます。国道の左(南)側に、西行きの大和田新田バス停があるところ、ここを右に入ります。ここからは、大和田新田の八幡神社の、(昔の)参道になります。
八幡神社
八幡社、八千代市大和田新田392番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
32番標識塔
右に入ってすぐの左側に、32番標識塔があります。標識塔正面の中央「第三十二番豫州禅師峰寺写」、その左右「新四國八十八箇所」、左面「明治丗五年九月吉日」とあります。(明治35年=1902年) なお、本家四国八十八ヶ所32番禅師峰寺は、豫州(伊予)ではなく、土州(土佐)の寺です。
参道を進むと、右手は大和田新田下区公会堂で、その敷地の南東に、32番大師堂(大教院)があります。
大和田新田下区公会堂
32番大師堂
吉橋組大師32番。祠が二つ並んでいますが、その右側が32番大師堂です。左側は、かつて大教院で祀られていた不動尊(不動堂)です。
大師遷座記念之碑
32番大師堂の右手前に、大師遷座記念之碑があります。この碑は「昭和丗五年六月建之」との事です。(昭和35年=1960年)
32番札所は、その昔、大和田新田で不動尊を祀る大教院にありましたが、昭和35年に、不動尊と一緒に、八幡神社・大和田新田下区公会堂の敷地内に移転してきました。その後、新道建設のため、平成7年(1995年)に再移転しています。
八幡神社鳥居・境内
その新道で区切られた北側に、八幡神社の鳥居などがあります。
それでは、次の観音堂に参ります。いったん、国道296号線まで戻って左折し、次に右折可能なところを右折します。この、八千代市消防団第3分団の倉庫の角を右折します。しばらく進むと、下り坂の突き当りとなります。この写真の左側に、高津観音堂の屋根が見えています。この突き当りを左折して、坂を下ります。下った先の三叉路を右折して、しばらく進んだ右手が高津観音堂です。
高津観音堂
吉橋組大師71番。ここは、この後に参る観音寺(10番)の境外地のようです。
71番大師堂
観音堂の右前に、71番大師堂があります。観音堂の前の入口はいつ行っても閉まっているので、これ以上近づけません。この日は、墓地側の入口が開いてましたが、遠慮しておきました。
次回は観音寺(10番)
次回は、観音寺(10番)です。高津観音堂の前の道をそのまま南西方向に進みます。