(令和5年4月17日その4)
印西大師・印西地区の大師堂巡拝、六軒(大森)の厳島神社(38番)の次は、六軒(浅間前?)の六軒大師、木下の上町観音堂(30番)などに参ります。
JR木下(きおろし)駅近郊、国道356号の手賀川に架かる六軒橋を南から北に渡ります。その直後の交差点、これを右折します。すると、直ぐに、左手に大師堂があります。
六軒大師
扁額には「六軒大師」、隣に立つ供養塔の台座には「大森町六軒」とあるので、大森の小字六軒だと思うのですが、Google Map等では、住所は浅間前と出ます。
この六軒大師の裏には、六軒コミュニティーセンターがあり、その奥は墓地になっています。
六軒コミュニティーセンター
六地蔵などの石仏
入口入ってすぐ左に、古い六地蔵などの石仏があります。
六軒観音堂の碑
六軒コミュニティーセンターの反対側に、六軒観音堂の碑があります。昔、ここに六軒観音堂があったようですが、碑文の冒頭に「この観音堂について何の記録もないが、」とあって、詳細不明です。
それでは、次に参ります。国道に戻って左折(南行)し、六軒橋を渡ってそのまま直進します。JR成田線北側の交差点も直進して国道から離脱し、大森第一県道踏切に至る前、左の小径に入ります。(右のミラーも参照) その先、成田線にぶつかって、線路北側と東野原踏切とに分岐する地点、左側に大師堂があります。
大森東野原踏切前の大師堂
21番と32番の御詠歌を掲示。御詠歌額に刻まれた文字、こんな感じです。「第二… たいり… つ…す… げ…」、「第…十二番 …つ… わか… ぜん…じ うのふ… のりのはやふ…」。ですので、21番太龍寺と、32番禅師峰寺の御詠歌と判断しました。
それでは、次に参ります。東野原踏切を渡って道なりに進み、木下駅南口のロータリーに出て、南へ、線路から離れる方向に進みます。信号のある交差点の二つ手前の三叉路、ここを左折します。その先の突き当り三叉路の右手前、まず上町会館が有って、住宅一軒を挟んで、三叉路の角に石塔石仏が見えますが、そこの右に上町観音堂(30番)があります。
木下の上町観音堂
印西市木下777。
印西大師30番。短い参道の手前に石塔石仏、参道の奥に観音堂、観音堂の左前に銅造十一面観音立像説明板、参道の右少し離れて大師堂が2棟あります。
観音堂
扁額には「観世音」とあります。
銅造十一面観音立像説明板
千葉県の指定文化財です。
www.pref.chiba.lg.jp
なお、千葉県の上記Webページに拠れば、上町観音堂は竹袋の三宝院(41番)付属で、三宝院は以前はここにあったそうです。
大師堂
左(南)側が印西大師30番です。その右隣のお堂、この日は確認を怠りました。ちょっとね。
石塔石仏
次回は、木下の山根山不動尊(7番)
次回は、木下の山根山不動尊(7番)に参ります。上町観音堂の参道を出てそのまま、三叉路を北に進みます。