(令和5年4月17日その5)
印西大師・印西地区の大師堂巡拝、六軒(浅間前?)の六軒大師&木下の上町観音堂(30番)などの次は、木下の山根山不動尊(7番)などに参ります。
上町観音堂の参道を出てそのまま、三叉路を北に進みます。そのまま道なりで、JR成田線の踏切を越え、道が右にカーブしてから直線になって、左に生蕎麦柏屋さんのある辺り、右手の柏屋さん駐車場の隣の隣、上町観音堂前の三叉路から約0.55kmの所を、右折します。この先に、山根山不動尊(の跡)があります。
木下の山根山不動尊
印西大師7番。
入口から真直ぐ進むと、幅が広がり、その先に一段高くなっている場所があり、その前に山根山不動尊の由来説明板、手前右に7番大師堂があります。
説明板
これに拠れば、山号は山根山、院号は正宝院、平成21年5月25日に不審火により焼失とあります。(平成21年=2009年)
堂宇跡
7番大師堂
明治初期の史料では、7番は木下の、かねとのとう(金戸ノ堂)で、距離的にはこの辺りにあったようです。なお、金戸はこの辺りの小字です。
境内右の石塔石仏
なお、この近くに山根山神社があるらしいのですが、何処だかわかりません。
それでは、次に参ります。道を戻り、通りに出たら右折(東行)します。すぐの二股三叉路、ここは右の細い道に入ります。木下東1丁目との境目の十字路を右折し、後は道なりで、JR成田線の大下踏切に出ます。踏切を渡って、国道356号兼千葉県道4号の跨線橋を潜り、左手に木下中継ポンプ場のある三叉路、ここを右折します。次の三叉路、ここは左で坂を上ると、その先の三叉路の左手前に、何かがあります。山根山不動尊の入口からここまで約1.1km。
五ノ神石神様
鳥居こそありませんが、建物に、しめ縄、手水鉢はあり、石塔石仏も少しだけあります。ご祭神は不明、ご神体については触れません。
ここから南に約0.1km強、三叉路の手前右にイチョウの木があるところに、大師堂があります。その奥は墓地です。
竹袋五ノ神台の大師堂
台座には「惣甫新田」とあります。
明治初期の史料では、この辺りに、このかみどう(五ノ神堂)という掛所があったようですが、この大師堂との関連は不明です。なお、五ノ神、あるいは、五ノ神台は、この辺りの小字です。
それでは、次に参ります。大師堂すぐ南の三叉路は右に入り、急坂を下りた後、緩い坂を上っていきますと、大師堂から約0.55kmで、千葉県道64号に出ます。ここを右で竹袋稲荷神社駐車場脇の神宮寺(64番)、左なら三宝院(41番)となります。
次回は、竹袋の神宮寺(64番)
次回は、竹袋の神宮寺(64番)に参ります。