(令和4年2月5日その9)
吉橋組大師巡拝、稲荷社(84番)&八坂神社阿弥陀堂(78番)の次は、阿弥陀堂跡、続けて、白籏社(16番)です。
成田街道国道296号線、八坂神社の反対側(道路北側)、神社参道の延長線上に居ます。昔の地図を見ると、八坂神社の北側は昔からの街道ですが、神社の南側に、今は存在しない道が分岐している一方、神社の裏手・東側の道(写真の奥、信号から右への分岐)は描かれていません。そして写真撮影地点から左(北)への道は、昔からのものです。その左(北)への道に進みます。しばらく進むと、右手に墓地が現れます。
阿弥陀堂跡
吉橋組大師78番元札所。昔、このあたりに阿弥陀堂があって、78番札所でもありました。今では、念仏供養塔だけが残り、そのそばに無番の大師堂があります。念仏供養塔の正面中央「南無阿弥陀仏佛」、その左「延宝六戊午天十月十五日」とあります。(延宝6年=1678年)
道標
さて、この道をそのまま進むとすぐに突き当りとなりますが、その右側の角に、道標があります。
道標正面「八十四番大師道」、左面「昭和二十八年四月台町…一同建」とあります。台町稲荷神社に84番札所が移転した後に、台町地区の人々が建てたものでしょう。
それでは、白籏神社に参ります。今来た道を、国道296号線まで戻って右折(西行)します。国道16号線との交差点を渡ってすぐ、道路北側に白籏神社があります。
白籏神社
白籏神社、八千代市下市場2丁目7番15号。(千葉県の宗教法人名簿より)
吉橋組大師16番。ここも境内は狭いです。
16番大師堂
その境内入って左に、16番大師堂があります。
帰宅
今日はここまでといたします。本日は、旧桑納村、旧麦丸村、旧村上村、旧萱田村、旧下市場村、の札所15ヶ所をお参りしました。