印西大師・印西地区の大師堂巡拝 押付の薬師堂(83番)、序に押付の水神社

(令和5年5月2日その8)
印西大師・印西地区の大師堂巡拝、笠神の南陽院(44番)などの次は、押付の薬師堂(83番)に参った後、押付の水神社に寄り道します。
南陽院の参道を戻り、そのまま東に進んで、突き当たりの三叉路を左折します。次の三叉路を右折したいのですが、え~と、困った。

笠神南陽院から押付薬師堂への道
笠神南陽院から押付薬師堂への道
この写真の中央やや右の墓地に薬師堂があり、その右には水神社も見えますが、進路途中の小橋の所、放し飼いの犬がいます。トラブル回避のため、別ルートをとります。反転して南に進み、左折可能な三叉路で左折、水路の橋を渡り、ちょっと進んで十字路を左折します。その次の十字路、
押付薬師堂全景
押付薬師堂全景
この写真の左を進むと犬がいた橋ですが、ここを直進すると薬師堂です。

押付の薬師堂

印西大師83番。
墓地の奥に薬師堂らしき建物があり、その左に大師堂、大師堂の手前に印西大師関連の弘法大師供養塔があります。

83番大師堂

83番大師堂
83番大師堂
印西大師83番番号札
印西大師83番番号札

弘法大師供養塔

押付薬師堂弘法大師供養塔正面左面押付薬師堂弘法大師供養塔正面右面
押付薬師堂弘法大師供養塔
供養塔の正面「南無大師遍照金剛供養塔」、台座「小廻組」、右面「先達 笠神 南陽院 砂田 西福寺 萩原 龍泉院」、左面「昭和四年一月二十一日建之」とあります。(昭和4年=1929年)

石仏

押付薬師堂石仏
押付薬師堂石仏
左の石仏には右「奉開眼十九夜念佛」、左「十月十九日」までは読めました。
それでは、次に参ります。薬師堂から道路に戻るときの左側に、水神社が見えます。
押付水神社全景
押付水神社全景
そちらに寄り道します。薬師堂前の十字路を左折、その先の十字路の左奥です。

押付の水神社

水神社、印西市押付4番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
小さな神社で、十字路を左折しての右側に庚申塔などがあり、その先に階段があって社殿になります。なお、大師堂はありません。

社殿

押付水神社社殿
押付水神社社殿

庚申塔など

押付水神社庚申塔群
押付水神社庚申塔群
数の上では庚申塔が多いのですが、
押付水神社庚申塔など
押付水神社庚申塔など
この写真の左の石仏は、右「奉供養廿三夜待成就所」、左「寛保四甲子天正月廿三日」とあって、二十三夜塔です。右の石塔、これは上の写真では左端の石塔ですが、正面「普門品供養塔」、左面「文政九戌十月吉日」とあります。(寛保4年=1744年、文政9年=1826年)

手水鉢

押付水神社手水鉢
押付水神社手水鉢
手水鉢には「安政三丙辰年 二月吉日」とあります。(安政3年=1856年)
次ですが、この水神社の裏、北北東に直線距離で約0.1km、先ほどの「押付水神社全景」写真の右奥に写っていた墓地にも大師堂がありますが、今回は立ち寄りません。
なので、和泉屋地区に向います。神社の前の道を左(南東)に出て、約0.3kmの交差点、
印西市佐野屋南の交差点
印西市佐野屋南の交差点
ここで、左の水路の左側の道に乗り換えます。さらに約0.35km、道が二股に別れる直前、右の民家の入口に大師堂があります。和泉屋大師堂です。
和泉屋大師堂前
和泉屋大師堂前

次回は、和泉屋の和泉屋大師堂と氷川神社&下曽根の大師堂

次回は、和泉屋大師堂に参った後、近くの氷川神社にも参り、最後に下曽根の大師堂に参ります。