2023年遍路第18日 続・石鎚神社(元64番)口之宮本社

2023年遍路第18日その6、石鎚神社(元64番)口之宮本社の本殿まで登ったところから。

遍路第18日(平坦ステージ)

日付 : 2023年11月3日
石鎚神社口之宮本社の本殿前まで登って、本殿への参拝を済ませた。

石鎚神社

石鎚神社、西条市西田甲797。(愛媛県神社庁Webより)
四国八十八ヶ所元64番。
ishizuchisan.jp
ja.wikipedia.org
石鎚神社の読みは「いしづちじんじゃ」。
(以上再掲)
ここから階段をひとつ降りて右へ進む。

綜合摂社

石鎚神社綜合摂社
石鎚神社綜合摂社
写真右に本殿への最後の登り階段。

祖霊殿

石鎚神社祖霊殿
石鎚神社祖霊殿
神額は「祖霊殿」。
石鎚神社祖霊殿説明板
石鎚神社祖霊殿説明板
役の行者をはじめ、別当寺時代の前神寺(64番)と横峰寺(60番)の主管者、石鎚神社の関係者などを、ご祭神として祀る。

修行大師像

石鎚神社修行大師像
石鎚神社修行大師像
今まで参ってきた元札所の神社では、弘法大師像は見かけなかった、はず。
弘法大師空海自らが修行の地として記した地は少ないが、そのひとつが「石峯」で、これは伊予国石鎚山とされる。石鎚神社(、及び前神寺 )は、その石鎚山(、或いは石鉄山蔵王権現の本地仏である阿弥陀如来 )を祀っている。
石鎚神社は、江戸期までは石鉄山神社と別当の前神寺が一体化していた。なので、当地が64番札所であったといえる。それが、明治の神仏分離期に、純粋な神社になることを強制され、前神寺は廃寺(、後に別の所で再興、)となり、札所でもなくなってしまった。戦後になって神仏混淆の石鎚本教が、石鎚神社の傘下宗派として創設された。
この修行大師像も、石鎚本教が建立したものである。

石鎚山遥拝殿

石鎚神社石鎚山遥拝殿
石鎚神社石鎚山遥拝殿
この祠は、元の奥之宮頂上社の石殿。遥拝殿の左後方に鳥居がある。
石鎚神社石鎚山遥拝殿左後方
石鎚神社石鎚山遥拝殿左後方

祖霊殿参道階段下

石鎚神社祖霊殿参道階段下
石鎚神社祖霊殿参道階段下

神泉

仮に神泉と呼ぶ。

石鎚神社神泉
石鎚神社神泉
元の禊場らしい。右脇に役の行者の像がある。

境内参道

石鎚神社境内参道
石鎚神社境内参道
参道を戻って、社務所にて御朱印を頂く。
石鎚神社口之宮本社御朱印(後日撮影)
石鎚神社口之宮本社御朱印(後日撮影)
この後、第1駐車場にあるトイレをお借りした。まだ腹の調子は良くないのだ。それから第2駐車場に戻る。
石鎚神社第2駐車場から前神寺方向
石鎚神社第2駐車場から前神寺方向
駐車場からは東に現在の前神寺(64番)が見える。
さて、出発。二の鳥居を11時46分に通過。滞在時間は約58分。鳥居すぐの十字路は左折(西行)して、今朝通った旧街道を逆走する。そして愛媛県道142号石鎚伊予小松停車場線との十字路まで戻る。この十字路からまずは右(北)に、国道11号との角にあるコンビニに寄る。その後、県道を南へ。

3級山岳黒瀬峠

県道142号と旧街道との十字路から、県道12号西条久万線との合流地点まで、自転車NAVITIMEで調べると、距離3.9km、獲得標高162m(=標高差)、平均勾配4.15%。最初は緩く、その後もわりと大したことはない。
そのゴール近くに、石鎚神社の鳥居があった。

愛媛県道142号黒瀬峠石鎚神社鳥居
愛媛県道142号黒瀬峠石鎚神社鳥居
愛媛県道142号黒瀬峠石鎚神社鳥居神額
愛媛県道142号黒瀬峠石鎚神社鳥居神額
ここの神額も「石鎚神社」。
すぐに県道12号に突き当たる丁字路に出て右折する。
でまたすぐ、県道から斜め右に分岐する道に入る。少し登っての左手にスペースが、せとうちバス上の原乗換所で、そこに入る。
せとうちバス上の原乗換所
せとうちバス上の原乗換所
この写真の奥から来ている。ここで自転車を降りて、せとうちバスの横峰寺登山参拝バスを利用するのだ。
12時33分にサイクルコンピューターを停止。

本日(第18日)前半の走行記録


トータル21.62km、移動平均時速12.3km/h、総活動時間05時間14分07秒、これらには境内など歩行部分を含む。

次回は、遍路第18日、横峰寺(60番)

次回は、横峰寺に参ります。