2023年遍路第18日その7、せとうちバス上の原乗換所に着いたところから。
遍路第18日(平坦ステージ)
日付 : 2023年11月3日
石鎚神社(元64番)口之宮本社の参拝を終えて、愛媛県道142号石鎚伊予小松停車場線経由で、せとうちバス上の原乗換所に着いた。
横峰寺登山参拝バス
www.setouchibus.co.jp
ここ上の原乗換所から、平野林道の横峰寺(60番)近くの駐車場までを往復する。運行区間は決まっているが、運行時刻は決まっていない、路線不定期運行。
到着時点で他に待ち人なし、どうやらバスが出た直後らしい。乗換所内で切符を買って、しばし待つ。30分近く待ったが、他に乗る人は現れず、乗客1人で出発。撮影時刻は13時00分。全区間のデータは、Google Mapで調べると、距離7.8km、獲得標高644m、標高差612m。
車内では、各バスの運転手と、他にも係員が相互に無線で、バスの情報の他に、コースに入ってくる一般車両の情報をやり取りしている。
4級山岳横峰寺上の原(但しバス)
乗換所を出て最初の1.0km、獲得標高80m(=標高差)、平均勾配8.0%。
最初少し登って、それから谷まで下る。
超級山岳横峰寺平野林道(但しバス)
谷に架かる橋から駐車場までの5.5km、獲得標高565m(=標高差)、平均勾配10.2%。橋から平野林道料金所までは少し緩いが、後はヤベー。林道には全長7m以上の車両は入れない。このバスが最大の存在である。そして、バス運転手はカーブの先を読んで動く。そうすると、対向車が来る時は、バスが手前で待つ事もあれば、あんたがバックしてと対向車に圧を掛ける事もある。バスは決して引かぬ。
そして駐車場に到着。撮影時刻は13時28分。STRAVAで歩行の記録を開始したのは13時31分。ただ、駐車場でちょっともたついていると、バス運転手から、今日は休日だから急いでと、言われてしまう。つまりは帰りも貸し切りで、休日の客を捌くために早く戻りたいのだろう。
平野林道駐車場からの横峰寺参道
着きました横峰寺。
横峰寺
真言宗御室派、横峰寺、愛媛県西条市小松町石鎚甲2253。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所60番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
横峰寺の読みは「よこみねじ」。
平野林道駐車場から来た場合、左手のお堂を過ぎたら左に折れて、また左手にお堂、そして大師堂、大師堂前で右に折れて、左に修行大師像、参道少し進んで大師堂と向かい合うように本堂、本堂前で右に折れて降り階段、さらに左に折れて石柱門、そこから進んだ先に山門である。
お堂
大師堂の左にあるお堂。歓喜天堂らしい。
大師堂
中央( 写真の右 )の扁額は定番の「弘法」。
ここで撮影を止めて、先ずは大師堂でお勤め、本堂でお勤め、階段を降って納経印を頂く。そして撮影再開、山門の方へ移動する。
こまつみてみてマップ横峰寺
山門から境内方向の右に、こまつみてみてマップがあった。
山門
山号は石鎚山、本尊は大日如来蔵王権現。
星ガ森道標
山門の前に、星ガ森への案内道標がある。新しい道標だが、正面山門側「番外霊場 星ガ森 五八0米」、左面「三教指歸 伊志郡知能太氣 石峯御修行之道」とある。星ヶ森まで往復1.16kmか、諦める。
山門側参道
石柱門
石柱門は、右「四國第六十番霊場」、左「石鉄山別當横峯寺」。
本堂階段下
説明板
なお、ここには記されていないが、横峰寺境内と横峰寺に至る遍路道は、国史跡「伊予遍路道」の構成要素である。[文化遺産オンラインWeb:伊予遍路道]
本堂
扁額は「大日如来」。
境内
修行大師像
大師堂前常夜灯
百度石
大師堂の右前にあって、灯篭の形をしている。百度石の正面「百度石」、右面「石鎚神社」。
それでは、駐車場に戻る。
次回は、遍路第18日、四国中央市への道
次回は、宿のある四国中央市へ走ります。