2023年遍路第16日その5、西林寺(48番)を出てすぐのうどん屋さんで昼食をとったところから。
遍路第16日(平坦ステージ)
日付 : 2023年11月1日
西林寺での参拝・納経の後、愛媛県道40号松山東部環状線を挟んで斜め向かいのうどん屋さんに入り、お昼を頂いた。
その後、県道を左(北)に出て西林寺に戻り、トイレをお借りしたようだ。(なんで?)
再度、西林寺駐車場から県道を右(北)に出て、次の信号交差点より手前で、斜め左の細道に入る。すぐに県道の旧道に合流、向きを北西、西と変えた後、道なりに右に曲がって北向きに走る。
志度以来となる国道11号を横断した後、突き当たりの丁字路を右折で県道旧道を離脱、次左折で、浄土寺(49番)まで一直線の道に出る。その途中に踏切があった。真っ直ぐ進んで、県道40&334号も横断すると、浄土寺山門に至る。山門右前に駐車場がある。撮影時刻は11時57分。その駐車場に駐輪したが、サイクルラックはもちろん、支柱などが無い駐車場で、ちょっと躊躇した。いわゆる地球ロックが出来ないのは、都会では困る。
浄土寺
真言宗豊山派、浄土寺、愛媛県松山市鷹子町1198。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所49番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
浄土寺の読みは「じょうどじ」。
山門入って短い登り階段、階段の左に説明板、階段から参道真っ直ぐに本堂、本堂の右に修行大師像そして大師堂、本堂の左に文化財説明板そして阿弥陀堂がある。
山門
山号は「西林山」。前の札所の西林寺と被るのは偶然か、それとも理由があるのか。
説明板
これに拠れば、院号は三蔵院、本尊は釈迦如来。
階段を登って、本堂、大師堂でお勤めし、納経印を頂いた。そして撮影再開。
本堂
扁額は「釋迦堂」。
修行大師像
大師堂
手前( 写真の上 )の扁額は「大師堂」、奥の中央の扁額は定番の「弘法」。
文化財説明板
これに拠れば、本堂(附厨子)、木造空也上人立像は国指定の重要文化財、不動明王像は松山市指定の有形文化財。なお、ここには記されていないが、浄土寺境内は、令和5年(2023年)に国史跡「伊予遍路道」の構成要素のひとつに指定されている。
[松山市Web:浄土寺本堂附厨子、木造空也上人立像、不動明王像、伊予遍路道]
阿弥陀堂
扁額は「無量壽」。
ご本尊こそ釈迦如来だが、山号院号寺号といい、空也上人来歴といい、阿弥陀如来信仰の寺という感じもある。
お堂
阿弥陀堂の右前の方にあるお堂、愛染堂らしい。
山門入って右の石塔
山門入って右にある石塔、その正面「奉造營石階二十有一段」、右面「維時文化八辛未歳七月」、左面「施主大洲領替地上野村」とある。(文化8年=1811年) 大洲領替地上野村とは、伊予郡上野村( 現伊予市上野 )を指す。
駐車場に戻って、12時33分出発。滞在時間は約36分。山門出ての右方向(西)に進む。
次回は、遍路第16日、繁多寺(50番)
次回は、繁多寺に参ります。