2023年遍路第12日その3、観自在寺(40番)を出て国道56号で高知県に再入したところから。
遍路第12日(丘陵ステージ)
日付 : 2023年10月28日
観自在寺から、愛媛県道297号久良城辺線経由で国道56&320号に移り、高知県に再入した。この辺りは、当初予定の延光寺(39番)→札掛篠山神社ルートの逆走になる。
宿毛トンネル手前で左折して国道から離脱、篠川左岸を走り、高知県道4号宿毛津島線に突き当たって左折、自販機を使った後、松田川右岸の県道を北東に走る。県道353号橋上平田線が合流する少し手前で右折して橋を渡り、その先の県道353号に突き当たって右へ。少し走ると、県道から右に分岐する道がある。こちら側からは看板が読めないので逆にまわると、なんの看板だろう。ともかく、「あっち」に進む。
4級山岳延光寺裏
自転車NAVITIMEで調べると、県道分岐から距離341mで獲得標高27m(=標高差)の登り、平均勾配は7.91%。
ここを登りきると次は少し降って、それから右手にスペースが出てくる。この右のスペースに入ると(、今にして思えば、入って良かったのかな?)、延光寺の駐車場に出られた。11時24分着。
駐車場を南に抜けると、観自在寺(40番)への歩き遍路みちの標識があった。この写真の右から来ていて、延光寺境内へは写真の奥へ進む。観自在寺へのへんろ道は左手になる。
観自在寺道始点
ここにある石塔は、東面「明治〓三年五月吉辰」(〓は廿?、明治23年=1890年)、北面「第三十九番炅」とある。
境内へ向かう。
延光寺
真言宗智山派、延光寺、高知県宿毛市平田町中山390。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所39番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
延光寺の読みは「えんこうじ」。
駐車場の南から右、右と進むと、左側に山門がある。山門入ってまず右に海亀の像、次いで左に修行大師像、参道は右に少し折れながら進んで本堂、本堂の左に大師堂、本堂の右には眼洗井戸がある。
山門
山号は赤亀山、院号は寺山院、銅鐘は国指定の重要文化財。[高知県教育委員会Web:銅鐘]手前( 写真の上 )の扁額は、中央「本尊薬師如来」、右「第三十九番赤亀山延光寺」、奥の扁額(山号)は「赤亀山」。
境内
海亀の像
台座の碑文に拠れば、赤亀が竜宮より銅鐘を持ってきたので、亀鶴山〓光寺を赤亀山延光寺に改めた。その銅鐘が、国指定の重要文化財である。
修行大師像
眼洗井戸
それでは、本堂、大師堂でお勤めし、納経所へ。撮影再開。
本堂
扁額は「醫王殿」(医王殿)。
大師堂
扁額は定番の「弘法」。
赤亀山延光寺畧縁起説明板
山門の境内側に、赤亀山延光寺畧縁起の説明板があった。トイレをお借りした後、駐車場に戻り、12時06分出発。滞在時間は約42分。
次回は、遍路第12日、真念庵
次回は、真念庵に参ります。