2023年遍路第10日その3、高岡神社(元37番)を出たところから。
遍路第10日(丘陵ステージ)
日付 : 2023年10月26日
高岡神社の参拝を終えて出発、神社前の高知県道322号松原窪川線を右(南西)に進む。四万十川の右岸に沿うように途中で左折、国道381号に突き当たって左折して橋を渡る。四万十川2度目の渡河となる。その先、国道のまま信号交差点を斜め右に曲がり、次の信号交差点で右、すぐ次を左、すぐ次を右で、正面に岩本寺(37番)の山門が見える。寺の入口前丁字路左の狭い駐車場に駐輪。12時23分。
岩本寺
真言宗智山派、岩本寺、高知県高岡郡四万十町茂串町3-13。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所37番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
岩本寺の読みは「いわもとじ」。
丁字路に石柱門、その先参道真っ直ぐに山門、山門から参道が真っ直ぐ延びてから右に本堂、参道途中右に修行大師像、山門入ってすぐ右の奥に大師堂、大師堂の右に清流殿、などである。
石柱門
山号は藤井山、院号は五智院。この山号院号は、高岡神社の地にあった廃寺福円満寺の山号院号、藤井山五徳智院とほぼ同じである。
山門
山門前階段左に説明板があったのか、気が付かなかった。ご本尊は五本尊。不動明王、観音菩薩、阿弥陀如来、薬師如来、地蔵菩薩。
これらは、高岡神社五社の神々の本地仏である。扁額(山号)は「藤井山」。
境内
それでは、本堂、大師堂とお勤め、その後で納経所へ。そして撮影再開。
本堂
五本尊に対応する種字の印。
修行大師像
大師堂
中央の扁額は定番の「弘法」。
諸堂
石塔
この石塔、写真の左前の面「卅七番大師〓 〓五社納経所」、右前の面はよう読めん。
山門から境外
駐車場に戻り、12時57分に出発。滞在時間は約34分。
岩本寺から右、駐車場からは左、つまり東に走りだし、道なりに右(南)にカーブして、国道56号に合流する。少しずつ標高が上がる。高知自動車道四万十町西インター入口で、信号を回避しようとして、左の取り付け道路の下を潜ったが、その先は階段だった。そこを登って国道に復帰。
ここから約47mさらに登って峰ノ上峠、そこから少し降って峰ノ上地区を通過すると、その先は急な下り坂をぶっ飛ばす。
伊与木川沿いに降りると後は、ときどき登って、その分以上に降るを繰り返して行く。
13時58分に道の駅なぶら土佐佐賀の駐車場に入り、中の食堂で昼食とした。かつおのたたきなり。14時28分に出発。
国道の横浜トンネルは回避。そのために道の駅を出てすぐの所で左の旧道っぽい道に分岐、佐賀の街中を抜けてから、トンネルの南側で国道に再合流した。左手は海である。
次回は、遍路第10-11日、足摺岬への道
次回は、四万十市中村に泊まった後、足摺岬目指して走ります。