2023年遍路第3日その6、藤井寺(11番)を出たところから。
遍路第3日(山岳ステージ)
日付 : 2023年10月19日
藤井寺の次は法輪寺(9番)である。
ここで、大窪寺(88番)以降の札所参拝順序を述べておく。
大窪寺(88) → 切幡寺(10) → 藤井寺(11) → 法輪寺(9) → 熊谷寺(8) → (7) → (6) → (5) → (4) → (3) → (2) → 霊山寺(1) → 井戸寺(17) → (16) → (15) → (14) → 大日寺(13) → 焼山寺(12) → 恩山寺(18)、以降は昇順(順打ち)を予定している。
その理由というか、ルート策定方針は3つ。第一に登り( 急坂、獲得標高 )を減らす。第二に無駄な長距離は走らない。第三に番号順には拘らない。
藤井寺(11)から焼山寺(12)に直接向かうと、かなり登り降りを繰り返すけれども、大日寺(13)から焼山寺(12)であれば、神山町の左右内谷川から登るだけになる。
大窪寺(88)から切幡寺(10)麓までは下りのみだが、大窪寺(88)から切幡寺(10)近くを通らずに霊山寺(1)に向かうと別の登りが発生する。また、総距離的には大窪寺(88)から切幡寺(10)の方が短くてすむ。等々。
さて、藤井寺山門を出て、遍路では有名な「旅館吉野」の前を通過して、そのまま道なりに北へ進む。最後には国道318号に合流し、吉野川を阿波中央橋で渡る。こういう橋は歩道走行が安全である。渡り終わったら左折後、堤防を降りてまた進路を北に変え、徳島県道236号浦池南原線を少しだけ使って左折、その後は西わずかに北へ進むと、法輪寺が現れる。
法輪寺
高野山真言宗、法輪寺、徳島県阿波市土成町土成字田中198-2。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所9番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
法輪寺の読みは「ほうりんじ」。
最初、寺の南側空地に着いたが、これが駐車場なのかはっきりしないので、寺の東側道路を北に、山門前を通過して、北側の駐車場に駐輪した。15時32分。
それから山門に戻り、境内に入る。山門から参道真っ直ぐに本堂、本堂の右に大師堂、本堂の右前に修行大師像がある。本堂と大師堂でお勤めし、納経所へ。納経帳をバッグにしまおうとすると、目の前に毛玉が。撮影開始はここから。
納経所の猫
それから、通常の撮影に戻る。
本堂
扁額は「涅槃釋迦如来」。
修行大師像
大師堂
扁額は「大師堂」。
境内
山門
山号は正覚山( 正覺山 )。
山門を出ると、道路の向いに石塔がある。道標である。
山門前道標
道標の一番上に左を指差す右手、その下に右を指差す左手、下には縦書きで「右十はんきりはた寺二十五丁 左八はんくまたに寺八丁」とある。
駐車場に戻り、16時01分出発。滞在時間は約29分。
駐車場から北に進み、県道139号船戸切幡上板線の新道に出て右(北東)へ、徳島自動車道の高架下まで来れば、次の熊谷寺(8番)の山門が見えてくる。
次回は、遍路第3日、熊谷寺(8番)
次回は、熊谷寺に参ります。