2023年遍路第3日 大窪寺(88番)

2023年遍路第3日その3、前山おへんろ交流サロンを出たところから。

遍路第3日(山岳ステージ)

日付 : 2023年10月19日
前山おへんろ交流サロンを出て香川県道3号志度山川線を右(東)に進む。ダム湖沿いの平坦部が終われば、額峠への登りが始まる。

2級山岳額峠

STRAVAのデータに拠れば、距離4.03km、標高差218m、平均勾配5.3%。なお、2級とかは私の勝手格付けである。ただし、ド貧脚なので当然休む。

香川県道3号額峠途中の休憩所
香川県道3号額峠途中の休憩所
ここで歩きの方と少し会話する。その方が先に出て、後から追い抜くと、その後はなんとなく休めない。幸い、この休憩所からは少し緩くなる。道中左に、大師の水という湧水がある。
香川県道3号額峠途中の大師の水
香川県道3号額峠途中の大師の水
香川県道3号額峠途中の大師の水
香川県道3号額峠途中の大師の水
ここまで来ると、額峠頂上はすぐである。
峠を越えると緩めの下り坂になる。その先で国道377号との丁字路に出るが、距離多めでも獲得標高を少なくする方針により、ここは右( 直進 )へ。県境に近づいたところで、右に分岐し、その道が国道の下を潜って左方向に進む。やがて東側の国道377号兼県道3号に合流。この合流地点の南側にある「野田屋竹屋敷」さんに寄って、早めの昼食とした。
昼食を早めたのは、昨日の屋島スカイウェイ登り後半で空腹に苦しんだ事を反省したから。こういう立地の店って割高感があって敬遠していたのだが、やむなくであった。
しかし、うまかった。天ぷらは揚げたてが一番である。
国道に戻って右(東)へ、すぐの丁字路で、国道と別れて左折、旧道を進む。

3級山岳大窪寺道

この道の途中から大窪寺までの区間、STRAVAに拠れば、距離1.44km、標高差115m、平均勾配6.9%。途中までは緩く、段々きつくなる。右手、谷の反対側には国道が見える道である。
この道もゴールが見えてきた。

大窪寺西側入口までもう少し
大窪寺西側入口までもう少し
ゴール地点に、讃岐遍路道大窪寺道の説明板がある。

讃岐遍路道大窪寺道

国指定の史跡である。

讃岐遍路道大窪寺道説明板
讃岐遍路道大窪寺道説明板
その先が大窪寺の西側入口である。

大窪寺

真言宗大覚寺派、大窪寺、さぬき市多和兼割96。(香川県の宗教法人名簿より)
四国八十八ヶ所88番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
大窪寺の読みは「おおくぼじ」。

大窪寺西側入口
大窪寺西側入口
撮影時刻は11時33分。山号は医王山( 醫王山 )。
この石柱門を入った先の駐車場に駐輪して、左に見える山門( 仁王門 )から境内に入る。

仁王門

大窪寺仁王門
大窪寺仁王門
でかい。
こちらから入るとまず大師堂、大師堂の右に宝杖堂、それから少し歩いて、右下の古い山門( 二天門 )からの参道と合流し、その先に本堂、本堂の右に阿弥陀堂がある。

境内

仁王門からの境内
仁王門からの境内
山門入って、左の階段を登ると左手に大師堂なのだが、そうとは知らずに右を行くと、
大窪寺お砂踏み道場
大窪寺お砂踏み道場
丁度、大師堂の地下に続くように見える、お砂踏み道場の入口がある。更に参道を歩く。
大窪寺境内から二天門
大窪寺境内から二天門
右下にも門があるのが見える。
大窪寺境内中間
大窪寺境内中間
奥の院である胎蔵峯寺への分岐がある。
大窪寺境内本堂前
大窪寺境内本堂前

阿弥陀堂

大窪寺阿弥陀堂
大窪寺阿弥陀堂

本堂

大窪寺本堂
大窪寺本堂
大窪寺本堂扁額
大窪寺本堂扁額
扁額には「瑠璃光殿」。本尊は薬師如来。
ここで撮影を中断し、本堂でお勤め、戻って大師堂でお勤め、また納経所に戻って納経印を頂く。
大窪寺納経印(後日撮影)
大窪寺納経印(後日撮影)
それから大師堂に戻る。

大師堂

大窪寺大師堂
大窪寺大師堂
大窪寺大師堂扁額
大窪寺大師堂扁額
扁額には「弘法大師」。

宝杖堂

大窪寺宝杖堂
大窪寺宝杖堂
駐車場から自転車で道路に出て左(東)に進むと、古い山門( 二天門 )の下の入口の前を通る。
大窪寺二天門下
大窪寺二天門下
ここから参道階段を登ると、左に医王山大窪寺略縁起の説明板がある。

医王山大窪寺略縁起説明板

医王山大窪寺略縁起説明板
医王山大窪寺略縁起説明板
さらに登って二天門となる。

二天門

大窪寺二天門
大窪寺二天門
こちら側はここまでとし、自転車に戻る。ここからは長い下りになる、つまり登りはないので荷物が増えてもかまわないので、ドリンクを購入しておく。
12時17分出発。滞在時間は約44分。

次回は、遍路第3日、切幡寺(10番)

次回は、切幡寺に参ります。