2023年遍路第1日その4、道隆寺(77番)を出たところから。
遍路第1日(平坦ステージ)
日付 : 2023年10月17日
郷照寺へ
道隆寺(77番)の次は郷照寺(78番)である。
ここまで、曼荼羅寺(72番)から道隆寺(77番)、それに未訪の弥谷寺(71番)の7ヶ所は、比較的近距離にあった。ここからは少しだけ間隔が開くようになる。とは言っても、讃岐の札所は、雲辺寺(66番)と大窪寺(88番)を除けば、四国全体の中では、近い部類である。
さて、道隆寺を出て、すぐ北を東西に走る香川県道21号丸亀詫間豊浜線の旧道に出て右(東)へ走る。そしてそのまま直進し、丸亀市中心部に突入、もうそろそろ南側の県道33号高松善通寺線に出ようかと右折して、その県道33号との交差点に出ると、ビルの間に丸亀城の天守が見えた。
交差点は左折で県道33号を東へ、土器川を渡って、再度お城を撮影。この後、コンビニに寄ってから、県道194号飯野宇多津線との立体交差を抜けた次の信号交差点を右折、後は案内看板の通りに進むと、郷照寺の山門前に至る。
郷照寺
時宗、郷照寺、綾歌郡宇多津町1435。(香川県の宗教法人名簿より)
四国八十八ヶ所78番。
yakuyoke.org
ja.wikipedia.org
山門
撮影時刻は12時23分。山門の右側看板に「密浄双修之寺」とあるように、真言宗(密)、時宗(浄)のふたつにわたる寺である。山号は仏光山( 佛光山 )。
駐車場は山門の先というか上にある。そこまで自転車を押していって、そこから切り返すように境内に入る。先ず本堂でお勤め、次に階段を上って大師堂でお勤め、階段を下りて納経所へ、それから境内撮影。
納経所前からの景色
郷照寺は、宇多津の町より少し高い所にあるので、景色が少し良い。駐車場から来た場合、鐘楼のあるところで右に曲がって階段を上ると、左に納経所となる。
境内
納経所前からまた右に曲がると、その先に本堂、本堂左の階段を上ると大師堂、本堂の右前には庚申堂、大師堂の左奥に修業大師像、大師堂の更に後方高い所の、右に淡島明神堂、左に常盤明神堂がある。
庚申堂
青面金剛を祀る。
本堂
扁額は「法王殿」でしょうか。
本堂向拝の天井には、花の彫物がある。
大師堂
大師堂向拝の天井にも、花の彫物が。
修業大師像
淡島明神堂
常盤明神堂
狸の神様。ここで細川頼之[細川頼之 - Wikipedia]の名前が出ている。
高所からの景色
庭園
大師堂から階段を下りて右に、本堂とは反対側に入ると、庭園があった。
鐘楼
説明板
鐘楼の左、歩きで来た場合の最初の階段を上っての左手に、説明板があった。郷照寺の読みは「ごうしょうじ」。
行基によって開かれた時から「道場寺」と称したように読めるが、道場というのは時宗的な感じがする。
13時11分に駐車場を出発。滞在時間は約48分。
次回は、遍路第1日、天皇寺(79番)&白峰宮(元79番)
次回は、天皇寺と白峰宮に参ります。