2023年遍路第8日その4、高知安芸自転車道線を走り終えたところから。
遍路第8日(平坦ステージ)
日付 : 2023年10月24日
高知県道501号高知安芸自転車道線の、堤防上の道を走っていたが、香宗川(放水路?)手前で堤防から降りる。その後も土佐くろしお鉄道ごめんなはり線にまとわりつくように進み、海から離れて北向きに走ると、前方に何か見える。
謎の欧風古城
なんぞあれ。
このあとは線路沿いには進めず、西にある道に移って北へ進む。この道が県道22号龍河洞公園線になってなお北に進むと、先の古城が右手に見える。そのまま県道を北に進むと、右手に大日寺バス専用駐車場が現れる。この駐車場の奥に、大日寺(28番)の参道階段がある。歩行者以外は、これより県道北にある坂道参道へ廻る。この香南市の大日寺バス停の先で、右に折り返して坂を登る。
4級山岳法界山大日寺
自転車NAVITIMEを使って調べると、距離258m、獲得標高30m(=標高差)、平均勾配11.62%。札所の威光を加味しての4級。山門を左に見た後、13時33分に右手の駐車場に到着。
法界山大日寺
真言宗智山派、大日寺、高知県香南市野市町母代寺476。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所28番。
dainichiji28.org
ja.wikipedia.org
大日寺の読みは「だいにちじ」。
四国霊場で3ヶ所目の大日寺である。他の大日寺は、黒巌山大日寺(4番)と大栗山大日寺(13番)で、両方とも阿波国にある。
さて、駐車場から道に戻って右の坂道でも行ける(、奥の院への近道になる、)のだが、まずは左を向く。そして右の坂道でも行けそうだが、左の道をもう少し戻って、右手の登り階段から山門を経て参拝する。
山門
山門の左前に説明板、山門から階段を登って平坦部に出て、すぐ右に進むと納経所、その先に奥の院、平坦部から参道真っ直ぐに本堂、本堂の左に大師堂、本堂の右に地蔵堂がある。山号は法界山。
説明板
これに拠れば、本尊の木造大日如来坐像と、脇仏の木造聖観音菩薩立像は、ともに国指定の重要文化財。寺は香南市指定の史跡。
[高知県教育委員会Web:木造大日如来坐像、木造聖観音菩薩立像]
[香南市Web:大日寺]
境内その1
本堂
扁額は「大日如来」。
大師堂
扁額は「弘法」。
地蔵堂
扁額は「地蔵菩薩」。境内の案内図には地蔵堂とあるが、寺のWebには六角堂とある。
さて、撮影は一区切りで、本堂、大師堂とお勤めする。そして撮影再開。
境内その2
階段は下りずに左、納経所に参る。納経所を出てさらに左に行くと、奥の院の案内標識があり、それに従うと、この二股分岐で、右に行くと切り返して駐車場へ、左へいくと奥の院に至る。(上の写真2枚は奥の院からの帰りに撮影した。)
奥の院爪彫薬師
四国八十八ヶ所28番奥の院。奥の大きなお堂が薬師堂、手前左は「大師のお加持水」だから大師堂と修行大師像だろうか。駐車場に戻って、14時12分出発。滞在時間は約39分。
次回は、遍路第8日、土佐国分寺(29番)
次回は、土佐国分寺に参ります。