2023年遍路第8日その3、神峯寺(27番)大師堂を出るところから。
遍路第8日(平坦ステージ)
日付 : 2023年10月24日
神峯寺大師堂でのお勤めと撮影を終えて、車道に出て左へ、坂を登る。この車道が左に折れるところの右手は、寺の山門隣にあった鳥居からの参道である。
神峯神社参道
また坂を登ると車道の左に昔からの参道が分岐する。ここは左を選択。今回の遍路では初めての、なんというか、昔のままの階段参道である。階段が終わって、その先の敷石部分はセメントも使っていそう。その先で右に折れて、また階段が始まるところ、左に説明板がある。
大樟と大スギ
左の説明板は「神峯神社の大樟」、高知県指定の天然記念物、胸高直径3.60m、高さ15.0m、右の説明板は「神峯神社の大スギ」、胸高直径2.76m、高さ45.0mとある。が、大樟と大スギの撮影には失敗してたようだ。
www.town.yasuda.kochi.jp
ここで神峯神社のデータを記す。
神峯神社
神峯神社、高知県安芸郡安田町唐濱2595番地。(高知県神社庁Webより)
四国八十八ヶ所元27番。
ja.wikipedia.org
ここまで参道を延々と登ってきたが、ここからの参道階段を登ると右に社務所、左に本殿の説明板、また階段を登って本殿、本殿の右に摂末社、さらに右には灯明岩(燈明巖)がある。なお社務所前を通り過ぎると車道に出る。
社務所下階段
本殿説明板
これに拠れば、ご祭神は大山祇命。併せて、天照大神、天児屋根命、応神天皇を祀る。本殿は高知県保護文化財。
www.kochinet.ed.jp
本殿参道階段
本殿
手前( 写真の上 )の神額は「縣社神峯神社」、奥( 写真の下 )のは「神峰神社」。本殿は、寺の本堂に似ている。もちろん、本殿のほうが古いのである。
燈明巖
摂末社
本殿前階段を降りて左、社務所前を通過する。社務所は無人で、御朱印は確保できなかった。
社務所前鳥居
ここからは車道を降って戻る。
参道帰路の風景
そのまま、車道を降りて、寺の山門すぐ裏から納経所へ戻り、納経印を頂いた。(納経印は前回記事に掲載。)
駐車場に戻って、10時24分出発。駐車場から寺と神社の滞在時間は約78分。
降りは途中で新道を通り、麓には10時32分到着。登りと降りとでは麓の場所が異なるが、所要時間は登りに約52分、降りに約8分。
麓の十字路を右折し、国道55号に合流して、すぐの自販機でドリンクを購入、後は国道を西へ走る。大山トンネルは回避して海沿いの道に入り、道の駅大山でトイレの後、国道に復帰する。そのまま走って安芸川橋を渡ったら、すぐ左折して川沿いから海沿いの道へ、安芸漁港の西端まで行ってから、自転車道( 高知県道501号高知安芸自転車道線 )に入ろうとするが、ここからは入れず、いったん国道に出てからほんの少し走って自転車道に入った。
高知県道501号高知安芸自転車道線
自転車道は、自動車が走らないので安全性が高い。ここの自転車道は、他の道と交差して一時停止となることも少ないし、廃線跡を利用している区間などは斜度も小さく、そうでなくとも砂浜沿いの部分はド平坦である。
そうして、赤野の休憩所の側まで来ると、その先が通行止である。左折して休憩所に入る。ここから迂回路に入るが、休憩所出てすぐ横断歩道で国道55号の反対側に渡って旧道に入るよう案内されるも、その横断歩道が渡りづらい。旧道は下り坂で、すぐに国道と交差するが、だったら西行きの場合は国道下り坂を使ってから旧道に入れば良かった。
その先の旧道から左に入って自転車道に復帰する。途中の琴ヶ浜松原野外劇場にあるトイレを使う。上の写真は東向き、進行方向とは逆を向いて撮影。
この浜が終わって国道と並走するところで、加領郷の民泊の御主人が言っていたシーハウスを左手に発見、昼食とする。結構お洒落系かな。メニューの先頭にあるパスタセットを選ぶ。その後で、宿の御主人お勧めはオムライスだったと思い出した。
その後は、国道並走後、分離して廃線トンネルを通過、土佐くろしお鉄道ごめんなはり線夜須駅・道の駅やす付近を通過後は、堤防上の道となる。途中で県道501号ではなくなっていたようだが、香宗川(放水路?)手前で堤防から降りた。
次回は、遍路第8日、法界山大日寺(28番)
次回は、法界山大日寺に参ります。