2023年遍路第4日その2、十楽寺(7番)を出たところから。
遍路第4日(平坦ステージ)
日付 : 2023年10月20日
十楽寺を出るとそこは丁字路、この丁字路は道路を横断して南に進む。すぐに徳島県道139号船戸切幡上板線の現道に突き当たる丁字路に出て、これを左(東)に進む。県道のこの区間は、旧道と家並みから南に外れた田圃の中にあるが、旧道と合流して家並みが左(北)から右(南)に移って行った後、右折丁字路の先に安楽寺(6番)の駐車場が道路の左右に現れるので、右側の駐車場に駐輪した。時刻は08時16分。
そのまま南へ歩いていくと、右手に山門となる。
安楽寺
高野山真言宗、安楽寺、徳島県板野郡上板町引野字寺ノ西北8。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所6番。
shikoku6.or.jp
ja.wikipedia.org
山門を入って参道真っ直ぐに本堂、本堂の前には金剛宝拝殿という屋根付きの拝所がある。本堂の右に大師堂、大師堂の左前に修行大師像、大師堂の右に方丈、方丈の左前に安楽寺の由来説明板、方丈の右に宿坊、参道途中左に多宝塔がある。
先ずは本堂でお勤め、大師堂でお勤め、納経所は本堂内に在るので、本堂に戻る。そして撮影開始。
本堂&金剛宝拝殿
山号は温泉山。本堂の扁額はたぶん山号。金剛宝拝殿の中央に掲げられる奉納額は、中央「安楽寺」、上「大日本南海四州阿波國第六番」、下「大清道光二十六年五月彭薀章書」とあり、これは大清帝国の道光26年(1846年)に書かれたように見える。彭薀章とは、彭蘊章だとすれば、清朝の高官であり、外交に携わったこともある人物だが、異国の寺の扁額を書くとは思えないし、どういう事だろう。
大師堂
扁額は「遍照殿」。「照」の字の下にある点四つ「灬」は、「火」の意なのだそうな。
修行大師像
方丈
参拝時には、この建物は何か判らなかったが、それでも、特に古そうなので撮影した。ここの扁額は「温泉山」。
安楽寺の由来説明板
宿坊
多宝塔
境内
山門
扁額は「温泉山」。
山門の右(北)に、自動車の出入り可能な道があり、その右側に道標が建っている。
山門北道標
その後、駐車場に戻って、08時45分出発。滞在時間は約29分。
すぐに県道の反対側にある駐車場、その北西にある仏具店に入ったが、ここはちょっとオシャレ志向な店のようだった。線香を購入し、県道を東へと再出発した。
次回は、遍路第4日、地蔵寺(5番)
次回は、地蔵寺に参ります。