2023年遍路第15日 大宝寺(44番)

2023年遍路第15日その4、古岩屋から移動して、大宝寺(44番)山門から西に約0.5kmの地点に着いたところから。

遍路第15日(山岳ステージ)

日付 : 2023年10月31日
岩屋寺(45番)から古岩屋に立ち寄った後、愛媛県道12号西条久万線を西へ、峠御堂トンネルも抜けて坂を降り、途中の十字路を左折(南行)して、突き当たり丁字路いや十字路に出た。
この地点は、大宝寺(44番)山門下の歩きの参道入口から西に約0.5km、久万川から東に約0.25kmの位置になる。

4級山岳大宝寺

ここから東へ突き進む。自転車NAVITIMEで調べると、距離665m、獲得標高57m(=標高差)、平均勾配8.57%。途中左手にある駐車場には入らない。さらに進んで、

大宝寺参道と車道の分岐
大宝寺参道と車道の分岐
撮影時刻は14時52分。左に歩きの参道が分岐するが、ここも車道を登る。その先で左に切り返す三叉路がある。自転車NAVITIMEで調べたのはここまでだが、この先も登りである。
そして、左から歩きの参道が合流して次は、右に登り階段がある。
大宝寺参道階段下
大宝寺参道階段下
階段は登らずに坂道を行くと、小さな駐車場があるので、そこに駐輪する。14時58分。

大宝寺

真言宗豊山派、大寶寺、愛媛県上浮穴郡久万高原町菅生2-1173。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所44番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
大宝寺の読みは「だいほうじ」。
この小さな駐車場で右に切り返すと、右に先ほどの参道階段が来て、左の登り参道階段に続く。この奥に修行大師像がある。階段を登った先には本堂、本堂の右に(弘法)大師堂( 御影堂 )、さらに興教大師堂、本堂の左に掘出観音堂がある。山門は先ほどの歩きの参道途中で、さらに下に地蔵堂もある。
なお、大宝寺境内は、令和3年(2021年)に国史跡「伊予遍路道」の構成要素のひとつに指定されている。
[文化遺産オンラインWeb:伊予遍路道

大宝寺参道階段本堂下
大宝寺参道階段本堂下

大師堂( 御影堂 )

大宝寺大師堂(御影堂)
大宝寺大師堂(御影堂)

本堂

大宝寺本堂
大宝寺本堂
大宝寺本堂扁額
大宝寺本堂扁額
写真右の大きな横長扁額は「十一面観音」、左の扁額は中央「本尊十一面観世音」、右「第四十四番」、左「菅生山大寳寺」とある。

掘出観音堂

大宝寺掘出観音堂
大宝寺掘出観音堂
扁額は「掘出観音堂」。
それでは、本堂、大師堂でお勤めする。納経所は階段下なので、撮影を再開する。

大師堂( 御影堂 )扁額

扁額は3枚。

大宝寺大師堂扁額中央
大宝寺大師堂扁額中央
中央の扁額は「御影堂」。
大宝寺大師堂扁額左大宝寺大師堂扁額右
大宝寺大師堂扁額左右
左の扁額は定番の「弘法」、右の扁額は「宝大黒天」。

興教大師堂

大宝寺興教大師堂
大宝寺興教大師堂
大宝寺興教大師堂扁額
大宝寺興教大師堂扁額
扁額は「興教大師堂」。
それでは階段を降りて納経所へ。
大宝寺納経印(後日撮影)
大宝寺納経印(後日撮影)

修行大師像

大宝寺修行大師像
大宝寺修行大師像

駐車場から境内

大宝寺駐車場から境内
大宝寺駐車場から境内
撮影時刻は15時28分。駐車場から境内の滞在時間は約30分だろうか。帰りは歩きの参道を通る。もちろん自転車は手押しそして持ち上げて通る。

山門

大宝寺山門境内側から
大宝寺山門境内側から
大宝寺金剛力士像説明板
大宝寺金剛力士像説明板
これに拠れば、金剛力士像は享徳4年(1455年)の作、久万高原町の指定文化財。
大宝寺山門
大宝寺山門
大宝寺山門扁額
大宝寺山門扁額
山号は「菅生山」。
山門で左に切り返し、次に右に切り返すところ、左に地蔵堂がある。

地蔵堂

大宝寺地蔵堂
大宝寺地蔵堂
扁額は「地蔵堂」。
そして、歩きの参道は車道と合流する。
大宝寺参道と車道の分岐横から
大宝寺参道と車道の分岐横から
上の方に山門が見える。撮影時刻は15時39分。ここから境内への往復・滞在時間は約47分。
自転車に乗って、西へ坂道を降る。4級山岳スタート地点も直進すると、久万川の手前に門がある。

総門

大宝寺総門東から
大宝寺総門東から
大宝寺総門と総門橋
大宝寺総門と総門橋
も少し西に進むと、旧道に出る。

次回は、遍路第15日、於久万大師堂

次回は、於久万大師堂に参ります。