2023年遍路第20日その2、三角寺(65番)駐車場に着いたところから。
遍路第20日(丘陵ステージ)
日付 : 2023年11月5日
自転車後輪トラブルも解決し、JR予讃線川之江駅から自転車遍路再開、緩い登りから、三角寺駐車場(標高約330m)に着いた。12時15分。
駐車場北のトイレ近くに駐輪する。
三角寺
高野山真言宗、三角寺、愛媛県四国中央市金田町三角寺甲75。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所65番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
三角寺の読みは「さんかくじ」。
駐車場から参道階段登って山門、山門入って参道は左に折れて、左手には、三角形の護摩壇跡がある池に大弁天祠、次に薬師堂、その次は少し高い所に大師堂、参道奥は本堂の右面で、本堂の向かいに古い階段参道がある。
山門
山号は由霊山。この山門は鐘楼を兼ねている。扁額は「三角寺」。
境内その1
薬師堂
大師堂
本堂
本堂正面にまわる。その反対側に下から登ってくる階段があるが、通れないようだ。本尊は十一面観世音菩薩。この本尊仏、木造十一面観音立像は愛媛県指定の有形文化財。
bunka.shikokuchuo.or.jp
畧縁起説明板
本堂の右前に、三角寺畧縁起の説明板がある。これに拠れば、院号は慈尊院。天平年間に聖武天皇の勅願により行基が開創。本尊は弘法大師作で、寺名も弘法大師作の護摩壇に由来する。
ここで、本堂でお勤め、大師堂にてお勤めで、撮影再開する。
大師堂扁額
中央( 写真の右 )、小さい方の扁額は、定番の「弘法」。
境内その2
常夜灯
境内参道の本堂手前階段右にある常夜灯。その正面「〓國三十三番永代常夜燈」、右面「文化七庚午三月吉日」、左面「三嶌村世話人 石川亦左衛門妻 矢川源太兵衛妻」とある。(文化7年=1810年)
三角の池
そして、納経所へ。駐車場に戻って、12時52分出発。滞在時間は約37分。
駐車場の左(北)すぐの二股三叉路、来るときは左から来たのだが、今度は右の下り坂を降りる。登りとは別の道で、勾配は倍くらいきつい。先行していた自動車に道を譲られるが、そこからはだんだん緩くなって、また自動車に譲り返す。松山自動車道上分パーキングエリアの下を潜り、国道192号との信号交差点でようやく停止。13時00分。
この交差点は直進、次の愛媛県道124号上分三島線との交差点を右折、また次の県道5号川之江大豊線との交差点からは、左、右、左、右、左で金生川左岸の道に出て下流方向へ。JR予讃線手前の十字路で右折(北行)すると、ここだけは昨日、今朝通った道である。川之江高校北西角十字路は直進、川之江駅の東側を抜けてから左折、踏切を渡って、突き当たり丁字路を右折、国道11号との信号交差点、これは長く待たされたが、右(北)へ走り出す。以後、国道を走り抜けて、県境すぐの道の駅とよはまに入る。
道の駅とよはま
昨日と一昨日は、腹の調子が少し悪かったので、昼食は店では取らず、コンビニで買ったものを小分けに食べていたが、ようやくまともな昼食にありつけた。
食後に海を見る。海の向こうに建物は見えるが、高屋神社のある稲積山や七宝山などは見えない。少しモヤっているのだろうか。海の方向、島が見当たらない。島の見えない瀬戸内海は不思議だ。
道の駅を出発、国道を走るが、箕浦の港手前の信号交差点で右折、予讃線踏切を渡って、次の丁字路を左折、少し標高の高い道を走る。香川県道241号丸井萩原豊浜線に合流するが、松山自動車道豊浜サービスエリア近くで小川を越えて斜め右に入る。その先で自動車道側道に合流して次の十字路を右折、自動車道下を潜ると、この道がなにかしら整備された道で、これをずっと走る。
県道8号観音寺佐野線に出て右折、井関池を越えて観音寺市大野原町井関の谷下上地区の十字路を左折、滝宮神社に沿って右に曲がる。
次回は、遍路第20日その3、雲辺寺ロープウェイ&雲辺寺(66番)
次回は、雲辺寺ロープウェイから雲辺寺に参ります。