2023年遍路第17日 伊予国分寺(59番)

2023年遍路第17日その8、仙遊寺(58番)から下山したところから。

遍路第17日(平坦ステージ)

日付 : 2023年11月2日
仙遊寺から下山して、麓の農免道路っぽい道( 農免道路とは断言していない )との丁字路まで降りて右折した。
そのまま、農免道路っぽい道路を道なりに降り、建設中の今治小松自動車道の高架下を潜って、愛媛県道155号今治丹原線に突き当たって右折、すぐの新しい交差点(、今は丁字路だが近い将来は十字路になり、右折すると自動車道に入るようになる、)で左折して、新道を走る。
国道196号との突き当たり丁字路を右折、すぐに左折で細道に入る。無名の十字路を右折、次の十字路を左折、その先でJR予讃線を渡って、県道156号桜井山路線との十字路を右へ、しばらく県道を走る。
頓田川を渡ってからコンビニに寄って、再び県道を走る。この県道が左に少し曲がった後、右に少し曲がる所で、

愛媛県道156号伊予国分寺入口
愛媛県道156号伊予国分寺入口
斜め左の細道が、伊予国分寺(59番)への入口になる。ここを入ると、
伊予国分寺前
伊予国分寺前
右に駐車場、左が国分寺参道になる。駐車場に駐輪。14時56分。

伊予国分寺

真言律宗、国分寺、愛媛県今治市国分4-1-33。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所59番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
国分寺の読みは「こくぶんじ」。四国にある国分寺は全て八十八ヶ所札所になっている。今回の遍路旅行では、讃岐国分寺(80番)阿波国分寺(15番)土佐国分寺(29番)には参拝済みであり、最後の国分寺となる。
参道入ると階段登って、境内舗装道に突き当たる。そこで右折後すぐ左折しての参道は、右に握手修行大師像、真っ直ぐ進んで本堂、本堂の右前に大師堂、舗装道をも少し進んでから左折すると春日神社がある。

参道

伊予国分寺参道入口
伊予国分寺参道入口
本尊は瑠璃光如来( 薬師如来 )。入口右の常夜灯のさらに右に説明板がある。
伊予国分寺説明板
伊予国分寺説明板
これに拠れば、山号は金光山。
伊予国分寺参道階段上から境内
伊予国分寺参道階段上から境内

本堂

伊予国分寺本堂
伊予国分寺本堂

大師堂

伊予国分寺大師堂
伊予国分寺大師堂
伊予国分寺大師堂扁額
伊予国分寺大師堂扁額
中央( 写真の左 )の扁額には、中央に大師像、右「第五拾九番」、左「國分寺」、上の縁「奉納」、右の縁「安政二卯三月吉日」とある。(安政2年=1855年)
そして本堂、大師堂でお勤めして納経印を頂いた。
伊予国分寺納経印(後日撮影)
伊予国分寺納経印(後日撮影)

握手修行大師像

伊予国分寺握手修行大師像
伊予国分寺握手修行大師像

境内

伊予国分寺境内
伊予国分寺境内

脇屋義助公霊廟道

境内舗装道の、本堂入口とは反対側に、石塔がある。

脇屋義助公霊廟道石塔
脇屋義助公霊廟道石塔
石塔には「吉野朝忠臣従三位脇屋刑部卿源義助公霊廟道 是ヨリ二丁」とある。(脇屋義助 - Wikipedia) この道を進むも、霊廟に至る前に左折して春日神社に参った。

今治市国分春日神社

春日神社、今治市国分四丁目1番62号。(愛媛県神社庁Webより)
ehime-jinjacho.jp

今治市国分春日神社鳥居
今治市国分春日神社鳥居
鳥居の右柱「奉寄進 氏子中」、左柱「文化六己巳歳三月吉日」とある。(文化6年=1809年)
今治市国分春日神社境内参道
今治市国分春日神社境内参道
今治市国分春日神社拝殿
今治市国分春日神社拝殿
この時点では社名が判らなかったが、
今治市国分春日神社拝殿部分
今治市国分春日神社拝殿部分
写真の左端に一部写っているプレートにより、春日神社だと判った。
そして駐車場に戻って出発。15時30分。滞在時間は約34分。
駐車場は、来た道や参道入口とは反対方向(東)に出口があるが、その出口から左(東)に進むと、連続する丁字路の先の左手に、国分寺塔跡がある。

伊予国分寺塔跡

伊予国分寺塔跡
伊予国分寺塔跡
伊予国分寺塔跡説明板
伊予国分寺塔跡説明板
国指定の史跡である。[今治市Web:今治地域の文化財] 
伊予国分寺塔跡礎石
伊予国分寺塔跡礎石
逆方向を向いて、手前の丁字路を左折(南行)し、そのまま県道に合流する。

次回は、遍路第17日、香園寺(61番)

次回は、香園寺に参ります。