2023年遍路第4日 阿波国分寺(15番)

2023年遍路第4日その10、観音寺(16番)の駐車場を出たところから。

遍路第4日(平坦ステージ)

日付 : 2023年10月20日
観音寺(16番)の駐車場を出て徳島県道123号神山国府線を西(右)へ、当初のルート案は捨ててこの県道を真っ直ぐ進む。休みだった「ぬまた」の代わりに、県道の突き当たりにある「支那そば十三八」に入る。古風な味だが、完食。ごちそうさま。(日本の)ラーメンだから塩分多めだろうが、サイクリングなどの長時間運動には合っている。
店を出て県道を南へ、博物館か郷土資料館みたいな施設を右に見て、県道が西を向くようになる手前の丁字路を左折、すぐ次を右折する。用水路が道の左側に並走するようになると、前方に国分寺の屋根が見えるようになる。

用水路の向こうに阿波国分寺
用水路の向こうに阿波国分寺
ここ徳島県も、先の香川県も、こういう用排水路に対する柵が無いので、自転車だとほんとは危険なのだ。この点では岡山県が有名だが。
さて、この道路を進むと、左手に国分寺となるが、ここからは境内に入れず、そのまま進んで突き当たってから左、左と折り返して山門に至る。

阿波国分寺

曹洞宗、國分寺、徳島県徳島市国府町矢野718-1。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所15番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
国分寺の読みは「こくぶんじ」。四国にある国分寺は4ヶ所全てが、四国八十八ヶ所に組み入れられている。

山門

阿波国分寺山門
阿波国分寺山門
撮影時刻は15時13分。
阿波国分寺山門扁額
阿波国分寺山門扁額
山号は薬王山。
山門の前から右に入ると駐車場があり、そこに駐輪する。
境内の配置は、山門から参道真っ直ぐに本堂、その参道途中で右に折れた先に大師堂、山門入って左に史跡阿波国分寺跡の説明板、また少し進んで左に七重塔心礎がある。
それでは、本堂でお勤め、大師堂でお勤め、と、このタイミングで雨がぱらつく。経本が濡れるので軒下へ入ってお勤め続行、そして納経所へ。
阿波国分寺納経印(後日撮影)
阿波国分寺納経印(後日撮影)
雨は、一瞬どうしようか迷ったがすぐに問題ないくらいになった。ので、撮影再開。

境内

阿波国分寺境内
阿波国分寺境内

史跡阿波国分寺跡説明板

徳島県指定の史跡。

史跡阿波国分寺跡説明板
史跡阿波国分寺跡説明板
史跡指定範囲は現在の国分寺境内と大体同じだが、元の国分寺跡はより広かったようだ。

七重塔心礎

阿波国分寺七重塔心礎
阿波国分寺七重塔心礎

本堂

阿波国分寺本堂
阿波国分寺本堂
阿波国分寺本堂扁額
阿波国分寺本堂扁額
扁額は「瑠璃殿」。山号や、この扁額から、本尊は薬師如来だろうと推測できるし、実際その通りである。

大師堂

阿波国分寺大師堂
阿波国分寺大師堂

お堂

阿波国分寺のお堂
阿波国分寺のお堂
撮影終了して、駐車場から出発。15時42分。滞在時間は約29分。

次回は、遍路第4日、常楽寺(14番)

次回は、常楽寺に参ります。