2023年遍路第17日その1、HOTEL AZ愛媛松山西店に泊まった翌朝から。
遍路第17日(平坦ステージ)
日付 : 2023年11月2日
本日は高縄半島の海側をまわるルート。仙遊寺(58番)や石清水八幡神社(元57番)、それに松山市北条から同市浅海へ抜ける鴻之坂峠などの登りはあるが、全体には平坦なステージ。部屋を出る。撮影時刻は06時46分。HOTEL AZ愛媛松山西店の駐車場を出て右(東)へ、昨日のルートを逆走するが、久万川左岸では川沿いではなく西側の直線路を走る。
円明寺の山門と駐車場の間の道まで戻ってそのまま東へ、JR予讃線の踏切手前で左折、愛媛県道39号松山港内宮線の跨線橋を潜って道なりで進むと、向きを東北東に変えた後に県道347号平田北条線に合流する。
しばらくは県道で、久しぶりに海沿いを走ってから、予讃線光洋台駅のところで右折、踏切から国道196号に出て左折、しかし次の信号交差点で右折して、さらに山側の道に出て左折、この道を進むと途中から県道339号粟井浅海線になる。
松山市(旧北条市)中通地区で県道が右に曲がっても直進、その先の突き当たりで左折、下難波地区で右折すると、その先が鴻之坂峠なのだが、坂の少し手前で左折、かなり西へ移動した後のX字路で右に切り返す。
4級山岳鴻之坂峠(南西)
この切り返しから頂上まで、自転車NAVITIMEで調べると、距離1.6km、獲得標高77m(=標高差)、平均勾配4.81%。遠回りしたので距離は延びて斜度は緩くなる。
その登りの終盤で、振り返って撮影。頂上から少し降って、休憩所のところで撮影。遠方に見えるのは、とびしま海道の島々であろう。この休憩所の隣で道が右カーブするところで左折、坂を降って踏切を渡り、国道196号に合流した。
ここから先の国道196号、幅が無いのに交通量があって、あんまり走りたくはない。なので、浅海地区では海側の道に入ったり、その先にある短いトンネルも歩道が無いので海側に回避する。
今治市菊間町浜でも、県道197号才之原菊間線との交差点すぐ先で右に直進して、県道164号玉川菊間線に合流、そのまま北東に進んで、国道との合流地点手前のコンビニに入る。
菊間町種の高田(こうだ)地区で海沿いの道に出るが、プラントに阻まれて国道に戻される。菊間町佐方の高城地区でショートカットしてまた国道へ、そして、今治市大西町星浦にて、県道15号大西波止浜港線新道が左に分岐する所まできた。
この左角にあるトイレに入る。が、小用をしようとして、お腹を壊したらしい事に気づく。セーフですがね。昨日、太山寺(52番)の一畑薬師前であんパンを落としてすぐ回収したためだろうか。今日の昼飯は、店でがっつり食うのではなく、少量を小まめに食べる事にする。
さて、用を済ませたら県道15号に入る。海沿いから内陸に入って、とある交差点で右折すると、これが大西駅まで直線、駅前で線路沿いに左へ、突き当たり右折で踏切を渡る。そこからちょっと進んでの丁字路を左折、ここから道なりで行くと国道に合流、国道が右に少し曲がった後、もう一度少し右に曲がる所を左に直進して、旧道に入る。これが途中から県道38号今治波方港線になって、そして、左手に延命寺(54番)への分岐が現れる。ここを左折、次の変則的な交差点では、斜め左、11時の方向に入ると、やがて仁王門が見えてくる。
延命寺
真言宗豊山派、延命寺、愛媛県今治市阿方甲636。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所54番。
enmeiji.info
ja.wikipedia.org
延命寺の読みは「えんめいじ」。
仁王門の先に駐車場そして山門、山門の右に修行大師像とサイクルラック、山門入って参道は、左に薬師堂、右に手水舎、右の境内の端に真念の標石に越智孫兵衛墓、左に大師堂への登り階段、参道真っ直ぐに本堂、そして大師堂の右に行基菩薩供養塔がある。
仁王門
撮影時刻は09時16分。
山門
山号は「近見山」。
山門左前に説明板がある。これに拠れば、この門は、元は今治城の門とのこと。
修行大師像とサイクルラック
サイクルラックには「しまなみ自転車道利用促進協議会No.35」とある。駐輪して、トイレをお借りして、それから参る。
手水鉢
薬師堂( 奥の院 )
右の柱に「奥の院 薬師如来 安置所」との張り紙。
本堂
本尊は宝冠不動明王。中央の扁額には「第五十四番 本尊不動明王」など。
大師堂
階段があるので、ここで撮影を中断して本堂でお勤め、階段を登って大師堂でお勤め、そして撮影再開。中央( 写真の右 )の扁額は定番の「弘法」。
行基菩薩供養塔
境内
写真中央の常夜灯には「天保十二年〓五月吉日」とある。(天保12年=1841年)
越智孫兵衛墓
真念の標石
そして納経所へ。
山門前道標
山門の左前に道標がある。その正面は種字、大師像に、「是より別宮迠一里」とある。
それでは別宮目指して出発、仁王門の通過は10時02分。滞在時間は約46分。
次回は、遍路第17日、別宮大山祇神社(元55番)
次回は、別宮こと別宮大山祇神社に参ります。