2023年遍路第16日 円明寺(53番)

2023年遍路第16日その10、太山寺(52番)の駐車場を出たところから。

遍路第16日(平坦ステージ)

日付 : 2023年11月1日
太山寺の参拝・納経を終えて駐車場から左(東)に出た。二王門、一の門を通過して、愛媛県道183号辰巳伊予和気停車場線との信号交差点まで戻ると、ここは斜め左、11時の方向に曲がって、直線路を進む。
県道184号和気衣山線との信号交差点も直進して県道と別れると、次の変則十字路の向こう側、左に円明寺(53番)、右に駐車場がある。

南西の十字路から円明寺前
南西の十字路から円明寺前
駐車場に駐輪。16時18分。

円明寺

真言宗智山派、円明寺、愛媛県松山市和気町1-182。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所53番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
円明寺の読みは「えんみょうじ」。
道路北側に山門( 八脚門 )、山門入って左に大師堂、右に進むと観音堂、観音堂の左にも小さな大師祠、山門から参道真っ直ぐに中門、その先に本堂。大師堂の左前に修行大師像、左後方にキリシタン灯篭、山門左に八脚門の説明板、さらに左の十字路側に円明寺の説明板がある。

山門( 八脚門 )

円明寺八脚門
円明寺八脚門
円明寺八脚門説明板
円明寺八脚門説明板
説明板に拠れば、八脚門は愛媛県指定の有形文化財。[松山市Web:円明寺八脚門

境内

円明寺八脚門から境内
円明寺八脚門から境内
ここから、本堂、大師堂とお勤めして、納経所へ。
円明寺納経印(後日撮影)
円明寺納経印(後日撮影)
そして撮影再開。

中門

円明寺中門
円明寺中門
右の看板は「五十三番圓明寺」、左の看板は「三尊阿弥陀如来」。
円明寺中門扁額
円明寺中門扁額
扁額は「遍照金剛」。

本堂

円明寺本堂
円明寺本堂
なお、本堂内の厨子と、本尊三尊のうち両脇侍は、県指定の有形文化財、また、厨子に打たれている銅板納札は松山市指定の有形民俗文化財。[松山市Web:円明寺厨子木造阿弥陀三尊像のうち両脇侍立像2躯円明寺銅板納札
円明寺本堂扁額
円明寺本堂扁額
写真左の扁額は、夕陽でとんでますが、「第… 本…阿弥陀如来 須賀山圓明寺」。

観音堂

円明寺観音堂
円明寺観音堂

弘法大師祠

円明寺観音堂隣弘法大師祠
円明寺観音堂隣弘法大師祠
扁額は「弘法大師」。

大師堂

円明寺大師堂
円明寺大師堂
円明寺大師堂扁額
円明寺大師堂扁額
扁額は定番の「弘法」。

修行大師像

円明寺修行大師像
円明寺修行大師像

キリシタン灯篭

円明寺キリシタン灯篭
円明寺キリシタン灯篭

説明板

円明寺説明板
円明寺説明板
これに拠れば、往時は西の海岸沿いにあって海岸山と号していたが、戦禍で焼失、寛永10年(1633年)に須賀重久が当地に再建して須賀山と称した。また院号は正智院。
さて、今日の納経はこれで終了。駐車場で今日の宿へのルートの見当をつけて、16時50分出発。滞在時間は約32分。
駐車場を出て左(西)へ。すぐの変則十字路を左折、次の十字路直進で県道184号を南に進む。JR予讃線の踏切を渡って次の角を右折、久万川の右岸後左岸を南へ走る。左岸側は川から少し離れた道である。
県道40号松山東部環状線を横断した後、松山市西長戸町の北西部を南南西に、だいたいは道なりに走る。同市東山町に入ってもだいたい道なりで西へ、1ヶ所だけ停まって道を確認して西南西の直線に出ると、また予讃線の踏切を渡る。
踏切の先も南西へ、県道19号松山港線(バイパス)を横断して、県道186号三津浜停車場線に出て右(西)へ、そのまま直進して伊予鉄道高浜線の踏切渡ってすぐ左が、本日の宿「HOTEL AZ愛媛松山西店」である。17時13分着。
終わってみれば、円明寺の後に太山寺の方がホテルまでの移動距離は短かったが、事前に調べておいたルートのまま、太山寺から円明寺と廻ったのだ。

本日(第16日)の走行記録


トータル55.82km、移動平均時速14.7km/h、総活動時間9時間43分30秒、これらには境内など歩行部分を含む。

HOTEL AZ愛媛松山西店

www.az-hotel.com
今回の遍路では、HOTEL AZ徳島小松島店以来2回目のHOTEL AZである。シングルルーム、夕朝食付きで5910円(税込)。コインランドリーあり、大浴場は無いので部屋のユニットバスを使う。
駐車場は露天で、しかも四国随一の都会の街中なので、部屋に自転車を置けないか要求すると、雑巾でタイヤの油を落とすように求められた。これも前回に同じ。
ホテルの部屋は東向き、つまりは線路側だが、寝るには支障無し。寝ます。

次回は、遍路第17日、延命寺(54番)

次回は、延命寺へ参ります。