2023年遍路第16日その8、石手寺(51番)の続きから。
遍路第16日(平坦ステージ)
日付 : 2023年11月1日
続・石手寺
真言宗豊山派、石手寺、愛媛県松山市石手二丁目9番21号。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所51番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
(以上再掲)
駐車場から参道・山門経由で本堂まで進み、ここでカメラを止めて本堂と大師堂でお勤めして納経の後、三重塔を中心に反時計回りで大師堂まで撮影して廻ってきた。
奥のお堂
大師堂の左後方、境内平坦部の最後方にお堂があった。山号「熊野山」と関連する、熊野十二社権現を祀るお社らしい。
洞窟
本堂右に洞窟の出口、本堂左に入口があった。上の扁額は「曼〓羅」(マントラ)。左右の看板は、右「八十八霊場都卒天洞」、左「洞窟入口」。
阿弥陀堂
扁額は「無量光」。
本堂前常夜灯
再度、本堂前に戻る。常夜灯の正面「獻燈」、右面「萬延紀元歳〓 庚申夏六月〓」とある。(万延元年=1860年)
と、ようやく石手寺境内を廻り終わり、駐車場に戻ってきた。14時24分出発。滞在時間は約49分。
駐車場前の愛媛県道187号六軒家石手線を右(西)へ走り出す。左手に道後公園・湯築城跡が現れた後、前方に道後温泉本館が見える。県道は188号道後公園線に移って左にカーブしたあと、右にカーブする。ここで右側歩道走行に切り替える。県道20号松山北条線合流後、ひとつ北の細い通りに移る。これに松山市電、伊予鉄道城北線(環状線)が合流して北側を並走する。鉄砲町駅手前で右折、踏切を渡って北へ走る。
県道187号に突き当たったら、少し右の細道に入り、大川という名の小川沿いの道に出て左折、以後しばらくは大川沿いに下って西から北へ移動する。初めは左岸、後右岸に移る。右岸の道には原則、自動車は入ってこない。国道196号と並走した後に別れて、県道40号松山東部環状線に突き当たって大川と共に左折(西行)、右岸の道で国道を横断、大川の右カーブにあわせて北へ向きを変えて県道とも離別、右手の池が終わったら左折して橋を渡り左折、右折、右折で、大川ともお別れ。
ここから志津川町、高木町の田圃の中を通って、県道184号和気衣山線に合流後すぐに左折(西行)、久万川にJR予讃線も渡り、松山市立北中学校の北側を通って、小山の山裾を北側へ走る。そのまま山裾を維持して細い道に入ると、坂を登って溜池の堤の上に出た。
堤の先で真っ直ぐ西に、そこからは西南西に進むと、県道183号辰巳伊予和気停車場線との交差点に出る。この交差点、イメージとしては直進する。後は道なり直進である。まずは一の門が出てくる。案内標識は「五十二番札所 太山寺 Taisanji Temple」。
太山寺一の門
次に、二王門に至る。
太山寺二王門
国指定の重要文化財。
www.city.matsuyama.ehime.jp
階段下左のバス停は「太山寺」、右の石塔の正面は「四國第五十二番靈塲 太山寺」。扁額は「大山寺」、太ではなく大である。
もうちょっと進むと右手に駐車場があるので、そこに入る。15時11分。
太山寺駐車場の猫さん
さっそく、猫さんに絡まれる。カメラを用意する時間を与えてもなお絡んでいる。そのうち、爪を立てて抱きついてきた。痛い。
駐車場を出て右へ。猫さんもついてきたが、駐車場に留まった。工事のため通行止めとあるので、ここから歩くしかない。
4級山岳太山寺( 但し徒歩 )
いちおう、自転車NAVITIMEで調べると、最後の車止めまでで、距離352m、獲得標高35m(=標高差)、平均勾配9.94%。車止めの先で右に折れると、山門下の登り階段となる。
次回は、遍路第16日、太山寺(52番)
次回は、太山寺で納経いたします。