(令和6年3月21日その4)
千葉寺十善講八十八ヶ所巡拝、米本の林照院(50番&51番)の次は、米本の稲荷神社に寄り道した後、米本追分の大師堂(番外)、続けて、米本逆水の西福寺(52番)に参ります。
八千代市米本の昔からの集落を抜ける千葉県道4号千葉竜ヶ崎線の旧道、これを南から北に進んでの下宿交差点で斜め左に折れて、すぐの庚申塔群に参った後、そのまま北へ進みました。
その先の二股三叉路、右に直進しますと、すぐ左に稲荷神社です。
米本の稲荷神社
稲荷神社、八千代市米本2424番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
道路に平行して、鳥居、参道、朱の鳥居と本殿です。鳥居入ってすぐ左に本殿説明板、参道途中右に手水舎があります。大師堂はありません。
鳥居
神額は「米本稲荷神社」。
米本稲荷神社本殿説明板
これに拠れば、享保年間の創建と伝わり、寛政年間、慶応年間、そして明治27年(1894年)の再建、本殿は八千代市指定の有形文化財。
www.city.yachiyo.lg.jp
境内社
手水鉢
正面「奉納」、左面「慶應四戊辰歳 二月吉日」、八千代市指定有形文化財米本稲荷神社本殿の附指定となっています。(慶応4年=1868年)
本殿
前述の通り、八千代市指定有形文化財。
再建寄付連盟碑
八千代市指定有形文化財米本稲荷神社本殿の附指定である再建寄付連盟碑、どこかと思ったら鳥居入って右、説明板の向かいにありました。それでは、次へ参ります。神社横の道路をそのまま北へ進みます。集落北端の三叉路、そのまま直進、しばらく進むと、右手に大師堂が見えてきます。
米本追分の大師堂
千葉寺十善講八十八ヶ所番外。
何で追分なのかは、ちょっと判りません。御詠歌は不明。
大師堂の右脇に、道標を兼ねた大師像があります。正面大師像( 剥離 )の下は、中央「米本十善講」、その左右「明治四十一年 三月十八日建之」、右面「南 井ノしんでん ちば みち」、左「北 ふさ きよろし みち」。
そして、道をそのまま北へ進みますと、台地の上から坂を下りて、台地の裾・田圃の端の道と合流するところ、右手に西福寺です。
米本逆水の西福寺
真言宗豊山派、西福寺、八千代市米本1097番地の1。(千葉県の宗教法人名簿より)
千葉寺十善講八十八ヶ所52番。
所在地の小字は逆水(さかさみず)よりも、平戸口の方が正確な気がします。何時来ても門が閉まっているので、詳細は不明ですが、門を入って右に52番大師堂、境内奥に本堂です。
本堂
52番大師堂
御詠歌の後に「十善講 逆水連〓」とあり、千葉寺十善講的には逆水で合っているようです。
帰宅
今日は、ちょっと早いですが、ここまでとしました。本日は、番外、番外、49番、50番&51番、番外、52番、それと神社1ヶ所に参りました。
更新履歴
2024年04月17日18時30分、初版公開
2024年04月17日18時35分頃、「境内4年」→「慶応4年」