2023年遍路第13日その3、愛媛県道283号の龍光寺(41番)入口前に来たところから。
遍路第13日(平坦ステージ)
日付 : 2023年10月29日
愛媛県道283号広見吉田線を西向きに走ってきたが、県道31号宇和三間線との合流地点手前まで来たので少し戻って、遍路道標のある丁字路に来た。この丁字路から北( 写真の奥 )に進み、左からの道との三叉路(、後で左方向に進むのだが)、ここは少し右に曲がる直進、後は道なりで、すぐに左手に、鳥居と、龍光寺の案内看板が現れる。
稲荷神社&龍光寺参道
この先の稲荷神社(元41番)と龍光寺(41番)は、元は一体であったが、明治の神仏分離期に分離し、今では参道真っ直ぐの最上部に神社、神社の下段周辺に寺となっている。参道自体は両者共通である。なお、参道を含む神社と寺の境内は、国指定の史跡「伊予遍路道」の構成要素のひとつである。
www.city.uwajima.ehime.jp
そして鳥居の右にあるお店に入ろうと思ったが、入口が開いてないような、判らないので諦めて参拝に向かう。
この参道を進んで、参道が階段になる手前で左に曲がると、その先駐車場である。結構な登り坂であるが、短い。13時36分到着。駐車場から参道階段へ横移動する。この階段を登って、いったん平になったら、左右が龍光寺、さらに上が稲荷神社である。
三間の稲荷神社
稲荷神社、宇和島市三間町戸雁129。(愛媛県神社庁Webより)
ehime-jinjacho.jp
参道階段途中右に説明板、階段上に鳥居、その先に拝殿、拝殿の右に旧観音堂( 現廣田神社 )、左奥に摂末社がある。
参道階段
説明板
これに拠れば、ご祭神は豊宇気姫命、併せて猿田彦命、大宮女大神を祀る。本殿は三間町( 現宇和島市 )指定文化財。[宇和島市Web:稲荷神社本殿]
鳥居
神額は「稲荷神社」。
拝殿
拝殿前に、本殿の文化財標柱がある。神額は同じく「稲荷神社」。
旧観音堂( 現廣田神社 )
本殿
覆屋が付いた本殿は、前述したように宇和島市指定文化財。それでは、龍光寺に参る。参道階段を降りる。
龍光寺
真言宗御室派、龍光寺、愛媛県宇和島市三間町戸雁173。(四国八十八ヶ所霊場会Webより)
四国八十八ヶ所41番。
88shikokuhenro.jp
ja.wikipedia.org
龍光寺の読みは「りゅうこうじ」。
稲荷神社拝殿から降りてきた場合、右に本堂、左に大師堂となる。順にお勤めして、納経所へ。そして撮影再開。
本堂
本尊は十一面観世音。本堂の右に架かっている板には「弘法大師御勧請 四国総鎮守 稲荷大明神鎮座」とある。扁額は「十一面観世音」。
大師堂
扁額は定番の「弘法」。
駐車場に戻って、トイレをお借りした後、14時17分出発。滞在時間は約41分。
最後に、駐車場からの道が直線参道に出た所で、参道階段を撮影。
次回は、遍路第13日、仏木寺(42番)
次回は、仏木寺に参ります。