2023年遍路第17日その6、栄福寺(57番)駐車場を出て、石清水八幡神社への登り口に出たところから。
遍路第17日(平坦ステージ)
日付 : 2023年11月2日
栄福寺駐車場から南南西に出て、最初の交差点、写真の奥から来て写真の右へ左折、次の丁字路も左折すると、石清水八幡神社への登りが始まる。
4級山岳石清水八幡神社
自転車NAVITIMEで調べると、距離460m、獲得標高52m(=標高差?、いったん下がるのだが?)、平均勾配11.3%。
まず、小山の反対側への峠道を登り、峠を越えて若干下っての丁字路を左折、ここからゴールまでは距離220m、獲得標高34m(=標高差)、平均勾配15.45%。ゴールは神社境内となる。13時10分に駐輪。
石清水八幡神社
石清水八幡神社、今治市玉川町八幡日坂乙29,30。(愛媛県神社庁Webより)
四国八十八ヶ所元57番。
ehime-jinjacho.jp
ja.wikipedia.org
石清水八幡神社の読みは「いわしみずはちまんじんじゃ」。
明治の神仏分離までは、この神社が四国八十八ヶ所の57番札所であり、栄福寺などは別当寺であった。神仏分離後に札所機能は栄福寺に集約された。
境内入って平坦部の、途中の左右に麓からの階段参道、平坦部の奥に拝殿がある。
眺望
高いところに登って見晴らしが良ければ、観るでしょう。写真の右側に今治城が写っていた。( 本記事掲載写真の解像度では判別不能。)奥に来島海峡第一大橋、同第二大橋が見える。なお、写真中央の天守閣みたいなのは、高井城・城山ハイツ。
境内
境内には神職の方などはいらっしゃらないし、置き紙の御朱印も見当たらない。
拝殿
摂末社
本殿
狛犬
吽形台座拝殿側「文化十四丁丑歳」(文化14年=1817年)。阿形台座拝殿側「八月吉辰日」。
常夜灯
右・阿形の狛犬の隣に古い常夜灯があった。常夜灯の拝殿側( 写真の左 )は「奉寄進御寳前」、狛犬側は「寳暦五乙亥年 八月日」。(宝暦5年=1755年)
階段参道
南西側の階段参道、栄福寺から登ってくる参道で、麓には全面通行止の看板があった。石柱門の写真右の柱には「文久二壬戌四月吉日」とある。(文久2年=1862年)その反対側、今治市五十嵐(いかなし)地区からの参道階段、これも通行止らしい。こちらの石柱門も、写真右の柱に「文久二壬戌歳」、左の柱に「四月吉祥日」とある。栄福寺側の石柱門とは同年同月であるが、字体なども異なる。参拝を終えて出発。13時21分。滞在時間は約11分。
来た道を戻って、4級山岳の出発点の丁字路まで降って左折する。
次回は、遍路第17日、仙遊寺(58番)
次回は、仙遊寺に参ります。