(令和5年7月2日その8)
印西大師・印西地区の大師堂巡拝、上長殿(白井市復)の観音堂(87番、白井大師21番)の次は、法目(ほうめ)(白井市復)の仏法寺(42番、白井大師18番)と、隣接する八幡神社に参ります。
既に仏法寺の前に来ています。
法目(白井市復)の仏法寺
天台宗、佛法寺、白井市復987番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
印西大師42番。
白井大師18番。
道路から参道入って山門、山門の先参道真っ直ぐに石柱門、その先に本堂、本堂の左横に42番大師堂、大師堂背後に石仏群、石柱門の左前にお寺の説明板、石柱門を入って右に木造阿弥陀如来坐像及両脇侍立像の説明板があります。
山門
山号は長命山、院号は佛性院(仏性院)。
境内・石柱門
説明板
本尊は阿弥陀如来。
木造阿弥陀如来坐像及両脇侍立像説明板
これらは、秘仏で、白井市指定有形文化財です。
www.city.shiroi.chiba.jp
本堂
本堂正面の写真と扁額の写真は、本堂で行われていた法要が終わった後に撮影しています。
42番大師堂
石仏群
下の写真の中央の石仏は、右「奉造立十九夜開眼爲現當二世也」、左「延宝三卯天十月十九日」、その左の石仏は、右「奉開眼供養十九夜」、左「正徳四甲午八月十九日」とあります。(延宝3年=1675年、正徳4年=1714年)
さて、仏法寺の左隣(南西側)には八幡神社があります。こちらにも参ります。
法目(白井市復)の八幡神社
八幡神社、白井市復1052番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
道路際の、主に右側に石塔石仏群、参道を入って鳥居、鳥居の先参道真っ直ぐ進むと階段があって、その先に本殿、鳥居の右に「法目のオビシャ」説明板、本殿の左前に石碑があります。
法目のオビシャ説明板
法目のオビシャは、八幡神社の神事で、白井市指定無形民俗文化財です。
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本殿
石碑
木の枝が碑文を隠すので、こんな角度で撮影したんですけど、読みにくい。これに拠れば、「鎮座年暦不詳、現社殿は宝暦十年(一七六一年)に建立」とのこと。
石塔石仏群
右端の庚申塔は、中央最上部に種字、その下「奉納百庚申〓」、その左右「文化十〓年 十月吉日」とありますが、百庚申といいつつ1基しかありません。その左隣の庚申塔は、中央「〓面金剛王」、その左右「文化七午年十一月吉日」、その二つ隣の庚申塔は、中央「青面金剛王」、右面「文政三辰十一月吉」とあります。(文化7年=1810年、文政3年=1820年)この写真の左(全体で右から11番目)の庚申塔は、右面「奉開眼供養庚申 〓〓二世安樂也」、左面「元文四己未天十一月吉日 下総國…法目村」とあるようです。(元文4年=1739年)仏法寺本堂の撮影から戻ってくると猫が増えていました。
次回は、富ヶ谷(白井市復)の薬師堂(白井大師10番)&鳥見神社
次回は、富ヶ谷(白井市復)の薬師堂(白井大師10番)と鳥見神社に参ります。仏法寺・八幡神社の前の道を右に出て、すぐの十字路を左折、次の三叉路で国道464下り線に出て左折します。