2023年遍路第21日その3、琴弾八幡宮(元68番)境内社青丹神社まで参拝したところから。
遍路第21日(平坦ステージ)
日付 : 2023年11月6日
琴弾八幡宮拝殿への参道を登り、途中にある境内社の青丹神社まで参拝して、拝殿参道に戻った。
琴弾八幡宮
琴彈八幡宮、観音寺市八幡町1-1-1。(香川県の宗教法人名簿より)
四国八十八ヶ所元68番。
kagawakenjinjacho.or.jp
ja.wikipedia.org
(以上再掲)この写真の撮影者の背後に青丹神社、左後方に下からの登りの参道、前方で右に曲がってまた登り階段の先に拝殿がある。
参道途中の道標
拝殿階段下鳥居
右に曲がって、鳥居の先から登り階段となる。階段の先が拝殿である。
拝殿
本殿右側&住吉神社
本殿の右に境内社住吉神社がある。住吉神社のご祭神は、底土神、赤土神、石土神の3柱。住吉三神は神功皇后と関わりが深い。
若宮
住吉神社のさらに奥に、若宮がある。ご祭神は仁徳天皇、宇治皇子、宇礼姫、久礼姫の4柱。八幡神(応神天皇)の御子である(あろう)。神額は「若宮」。
北側眺望
写真右の稲積山に高屋神社がある。
本殿左側&境内社武内神社
本殿の左側には、境内社武内神社もある。武内神社のご祭神は武内宿祢(宿禰)。八幡神(応神天皇)の忠臣である。
観音寺道標
本殿左側、武内神社の左の参道脇に、神恵院観音寺(69番)への道標があった。一番大きな道標には「左観音寺」、その右の道標は、下の字は読めないが上は大師像で、へんろ道標である。
観音寺の時にも述べたが、明治の神仏分離までは、ここ琴弾八幡宮が68番札所で、次が69番札所の観音寺であった。
こちらの道を進むと銭形砂絵の展望台にも行けるはずだが、今回は見合わせた。
拝殿前に戻る。
拝殿前
それでは改めて、拝殿にお参り。拍手をすると、猫が寄ってきた。階段を降りる。
拝殿階段下常夜灯
拝殿階段下鳥居の、拝殿に向かって左奥の常夜灯、正面「常夜燈」、右面「文化三丙寅」まで読めた。(文化3年=1806年)
参道を戻る。
参道階段下り
降っていくと、境内社須賀神社の向かいに境内社稲荷神社がある。登りの時は気が付かなかったか。
稲荷神社
ご祭神は倉稲魂神(うかのみたまのかみ)。左、参道側の常夜灯は、正面「常夜燈」、右面は「天明八」まで読める。(天明8年=1788)
参道常夜灯
さらに降りて別の常夜灯、こちらは正面「常夜燈」、右面「丁寛政九年 巳正月吉日」。(寛政9丁巳年=1797年)
この先で右の分岐に入り、社務所の方へ行ってみる。
山之神神社
琴弾戎
そして社務所に戻ると、今度は開いていたので、御朱印をお願いした。自転車に戻って、09時24分出発。滞在時間は約47分。
一の鳥居を出ての信号十字路を右折で、香川県道21号丸亀詫間豊浜線の三架橋で財田川を再度渡り、すぐ左折、財田川左岸の道を上流方向へ走る。
次回は、遍路第21日その4、本山寺(70番)
次回は、本山寺に参ります。