2023年遍路第21日その1、ホテル シェトワ 観音寺(2泊目)に泊まった翌朝から。
ホテル シェトワ 観音寺(2泊目)の翌朝から始める。
遍路第21日(平坦ステージ)
日付 : 2023年11月6日
弥谷寺(71番)でちょっと登るも、平坦なステージ。順調に行けば、本日で結願となる。撮影時刻は07時31分。ホテル前の香川県道237号黒渕本大線を左(西)に、県道6号込野観音寺線との交差点を右折、JR予讃線の踏切を渡っての県道49号観音寺善通寺線との交差点左折、そこから観音寺駅北の街中をくねくね進んで、最後は県道21号丸亀詫間豊浜線に出て三架橋で財田川を渡る。橋の左(西)に琴弾山、麓に琴弾八幡宮(元68番)の鳥居が見える。橋の北詰めの信号十字路を渡って左手、この大鳥居を撮影して、十字路は直進(北行)する。次の信号十字路手前の丁字路にて左を覗くと、その先は神恵院観音寺(68番&69番)である。この丁字路では曲がらず、信号十字路で左折、琴弾山の緑に接近すると、左に駐車場入口がある。07時47分到着。
七宝山神恵院観音寺
真言宗大覚寺派、観音寺、観音寺市八幡町1-2-7。(香川県の宗教法人名簿より)
四国八十八ヶ所68番。(神恵院)
四国八十八ヶ所69番。(観音寺)
www.shikoku88-6869.com
ja.wikipedia.org
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神恵院の読みは「じんねいん」、観音寺の読みは「かんのんじ」。
明治の神仏分離以前は、琴弾八幡宮が68番札所、神恵院観音寺は69番札所かつ琴弾八幡宮の別当寺であった。神仏分離によって68番札所は観音寺が引き継ぎ、68番神恵院、69番観音寺と使い分けている。
なお、所在地の観音寺市は「かんおんじ」市、同名札所の光燿山観音寺(16番)は「かんおんじ」、その所在地の徳島市国府町観音寺は「かんのんじ」と読む。
駐車場の横に山門、山門の前後は登り参道階段で、階段の上は、正面に愛染堂、右に折れた先に観音寺69番本堂、その途中左に薬師堂への登り階段、薬師堂の左に心経宝塔、愛染堂の左には観音寺69番大師堂、神恵院68番本堂、神恵院68番大師堂が並ぶ。
駐車場
ここに駐輪した。雨の可能性があるので屋根付きは有難い。
境内図
駐車場と山門の間、山門右前に境内図がある。
山門
山号は七宝山。
参道
先ずは、右の観音寺69番本堂でお勤め、次は観音寺69番大師堂、そして階段を登って神恵院68番本堂でお勤めして、一時撮影再開。
68番本堂(神恵院本堂)
本尊は八幡神の本地仏である阿弥陀如来。階段を降りて、68番大師堂でお勤めして、納経印を頂く。また撮影再開。
68番大師堂(神恵院大師堂)
扁額は定番の「弘法」。
68番本堂下
69番大師堂(観音寺大師堂)
手前( 写真の上 )の扁額は定番の「弘法」、奥の扁額は「微雲管」。
手水鉢
手水鉢の正面( 写真の右側 )「奉獻 聖觀音 御前」、左面「安永四乙未年 二月十八日」。(安永4年=1775年)
愛染堂
薬師堂
参道階段の下からです。
心経宝塔
69番本堂(観音寺本堂)
国指定の重要文化財。
www.city.kanonji.kagawa.jp
本尊は聖観世音菩薩。扁額は「観音堂」。
常夜灯
69番本堂手前左の常夜灯、「南無觀世音菩薩」とある面を正面として、左面「奉獻石燈籠両基」、右面の中央「一千日参詣觀音寺本堂」、その右「當國木之郷村住」、背面「天明二壬寅年八月十九日」(十九日は違うかも)。(天明2年=1782年)
参道階段上の左の常夜灯、写真の左側「常夜燈」、右側「寛政三〓〓歳八月…」。(寛政3年=1791年)
境内
駐車場に戻って出発。08時34分。滞在時間は約47分。道路に出て右、すぐの十字路右で、その次はまた参道と交差する十字路、この写真左側の石塔には「四國第六十九番霊場」とあり、68番には触れていない。十字路はそのまま直進(南行)する。
次回は、遍路第21日その2、琴弾八幡宮(元68番)
次回は、琴弾八幡宮に参ります。