(令和5年9月2日その1)
千葉寺十善講八十八ヶ所巡拝、本日も朝だけ巡拝で、先ずは千葉市中央区新田町(しんでんちょう)の道祖神社(番外)に参ります。
前回の最後の札所である、千葉市中央区新宿の白幡神社(番外)からスタートします。
白幡神社の旧道側鳥居
前回は何かの集まりで人がいらしたので、今回鳥居のみ改めて撮影します。境内北東側のこの鳥居を出て左に進みます。直進約0.55km、千葉都市モノレール2号線との交差点よりひとつ手前の十字路、ここで右へ、その先で左に新田公園が出たら、公園を斜めに突っ切るか、次の(公園の先の)十字路を左折しますと、公園の北側に道祖神社です。
千葉市中央区新田町の道祖神社
千葉県の宗教法人名簿には記載がありません。
千葉寺十善講八十八ヶ所番外。
狭い境内は全体が盛り土の上らしく、階段を上って鳥居、鳥居から短い参道の先に社殿、鳥居の右に手水舎、鳥居の左に大師堂、摂末社群、石碑が何基かあります。神社左奥に新田町会館があるようです。
鳥居
手水鉢
奉納年月が彫ってあるのですが、よう読めん。
社殿
摂末社群
大師堂
大師堂の左に石仏があります。
石仏
石仏の左面「坂東廿九番 ちはてら〓 〓より十八丁」、右面「寳暦十二壬午歳 三月吉日」とあり、坂東三十三観音29番札所千葉寺への道標を兼ねていたようです。(宝暦12年=1762年)
石碑群
左の大きい碑が「道祖神社改築之碑」、右のスッキリした碑が「道祖神社移転改築之碑」です。こちらは「明治三十三年五月三十日起工 同三十三年八月二十六日落成」とあります。(明治33年=1900年)こちらは「千葉市都市計画事業により 昭和五十六年十月十二日起工 昭和五十七年四月十一日竣工」とあります。(昭和56年=1981年) 移転前所在地については不明です。
さて、この辺りの神社、つまり、神明町の神明神社(番外)、新宿の白幡神社、それに、ここ新田町の道祖神社は、全て宗教法人名簿に記載がありません。それは、これらの神社が、別の神社( どうやら寒川神社らしい )の末社であるかららしいです。なお、これらの神社は全て、明治22年までの旧寒川村に属します。
それでは、次へ参ります。道路に出て右に、すぐの突き当たり三叉路は右折、またすぐの突き当たり三叉路、ここも右折、その先の信号十字路、どっちでもいいけど今日は直進、次の三叉路、ここは、( 直進後、左手の新町公園を突っ切れば良かったかもですが )左折します。 次の十字路、右の民家の右に新町の天神社の屋根が見えますので、右折します。
次回は、新町の天神社(番外)
次回は、新町の天神社(番外)に参ります。