(令和5年6月17日その5)
印西大師・印西地区の大師堂巡拝、瀬戸の願定院(24番)の次は、鎌苅(かまがり)の宗像神社に寄り道した後、鎌苅不動堂に参ります。
願定院の馬頭観音堂の裏(北)から道に出られそうな気がしましたが、いちおう、山門から東に出ました。すぐの十字路、この写真の左から来て、奥の方へと左折します。その次の三叉路も左折して、馬頭観音堂の裏にある道を通り、結局は千葉県道65号に合流して西へ進みます。いったん下り坂になってから上り坂の後、印西市印旛支所前を通過して、次の十字路、ここを左折します。「あじさい通り」を南南西に進んでいくと、直線部が終わって右に少し曲がった後の、緩い左カーブの右手の杜の中に、何かがあります。これを通り過ぎて振り返りますと、三叉路の左(西)に鎌苅の宗像神社の階段入口が見えます。寄り道します。
鎌苅の宗像神社
宗像神社、印西市鎌苅1668番地1。(千葉県の宗教法人名簿より)
階段から鳥居、鳥居の先は参道真直ぐに拝殿、参道の周りに摂末社があります。大師堂は見当たりません。
鳥居
手水鉢
手水鉢の中央「奉納御寳前」ですが、その右は「年」、左は「下総」、「村」、「二十三人」ぐらいしか読めません。手水鉢の隣にある石塔には「慶應元乙〓年 十一月吉日」とあります。(慶応元年=1865年)
摂末社
拝殿
常夜灯
この常夜灯の右面「安永七戌十一月吉日」とあります。(安永7年=1778年)
本殿
それでは、次へ参ります。鳥居から「あじさい通り」に戻って右(南)に進み、この見逃しやすい十字路、ここを右に入りますと、少し下りの右手に、鎌苅不動堂があります。
鎌苅不動堂
千葉県の宗教法人名簿には記載がありません。
シンプルに、入口から入ってスペースがあって、一段上に不動堂、その左に大師堂です。
不動堂
大師堂
大師堂内には大師像がふたつあります。その台座ですが、右の古い台座には、中央「光明真言講中」、その左右「安永六丁酉歳 十一月吉祥日」とあります。一方、左の台座は新しくて、「鎌苅大師講中」とあります。
それでは、次へ参ります。不動堂から道路に出て右(北西)に進み、突き当りの三叉路、ここを左折します。(右折すると、宗像神社の前を通ります。) 鎌苅の集落の中を道なりに西へ進み、突き当りの三叉路、道なり気味に左折します。すると、看板などに東祥寺(9番&40番)の門前の雰囲気が出てきます。右手には、東祥寺隣接の、鷲宮神社の鳥居も見えます。
次回は、鎌苅の東祥寺(9番&40番)&鎌苅の鷲宮神社
次回は、鎌苅の東祥寺(9番&40番)と鷲宮神社に参ります。