(令和4年3月12日その1)
下総四郡大師と葛飾大師の巡拝、本日は、廃寺万善寺(下総四郡大師30番)関連の葛飾神社と、東明寺(葛飾大師54番)からはじめます。
国道14号線、JR西船橋駅の北側から西に、以前に正延寺(下総四郡大師及び葛飾大師の32番&34番)&成瀬地蔵(葛飾大師30番)へ行くために曲がった交差点を今度は直進するとすぐ、右手に勝間田公園が現れます。この公園の先に見える緑が、葛飾神社になります。
葛飾神社
葛飾神社、船橋市西船5丁目3番8号。(千葉県の宗教法人名簿より)
葛飾神社の説明板
鳥居の先、階段の右に、説明板があります。これによれば、大正5年、当地にあった熊野権現社に、葛飾村本郷141番地にあった一郡総社葛飾大明神を合祀して、葛飾神社と改称したとのことです。(大正5年=1916年) 本郷141番地は、住居表示上、船橋市西船6丁目5-1、同5-4、同5-25に当たります。葛飾大明神は、万善寺が別当を勤めていた神社です。
拝殿
階段を上ると正面に拝殿があります。
葛飾神社のクロマツ
拝殿の屋根に影を落とす松は、船橋市の指定文化財(天然記念物)です。拝殿の左に説明板があります。www.city.funabashi.lg.jp
それでは、東明寺に参ります。神社の前の国道14号線をそのまま右(西)に進みますと、約0.4kmで右手に東明寺です。
東明寺
浄土宗、東明寺、船橋市東中山1丁目1番8号。(千葉県の宗教法人名簿より)
葛飾大師54番。(梶原石五郎氏納経帳・村上昭彦氏編・千葉文華41号より)
部田薬師如来の碑
入口の右手に、こんな石塔がありました。行基菩薩作の部田薬師如来、と謳う石塔です。
東明寺の沿革
参道途中右に、東明寺の沿革と題した説明板があります。写真ピントがずれてますが、これによれば、開山は弘治3年(1557年)、本尊は阿弥陀如来、その脇に法然上人と部田薬師如来、山号院号は薬王山神将院。
本堂・境内
参道の奥に本堂があります。大師堂は見当たりませんでした。
次回は、福泉寺
次回は、福泉寺に参ります。東明寺の参道を出て、そのまま国道14号線を横断して南へ進みます。