(令和4年2月23日その3)
下総四郡大師と葛飾大師の巡拝、正延寺(下総四郡大師及び葛飾大師の32番&34番)&成瀬地蔵(葛飾大師30番)の次は、光明寺(葛飾大師63番)、続いて、常楽寺(葛飾大師57番)です。
成瀬地蔵の前の道を北に約0.55km進みます。この写真の奥に見える信号を通り過ぎてから左折します。そこから約110mで右手に印内八坂神社があります。
印内八坂神社
八坂神社、船橋市印内町2丁目7番8号。(千葉県の宗教法人名簿より)
道標
鳥居の右前、道路際に、道標らしきものがあります。その正面の上「八坂大神」、正面の下「相馬郡藤ヶ谷講中」、右面「鎌ヶ谷道」、左面「やさかみち」とあります。鎌ケ谷に至る道からこの神社への分岐点に置かれていたものでしょう。施主が相馬郡藤ヶ谷(現在の柏市藤ヶ谷)の人々という事も注目に値します。
神社の由来等
神社の由来等については、まず、鳥居の右にある石碑の台座や、境内の掲示物、によれば、昔、当地で疫病が流行したので、光明寺の住職が、京の八坂神社から牛頭天王を分祀した事に始まるそうです。
境内
鳥居から参道を半分ぐらい進んだところです。参道真直ぐに拝殿、拝殿の右側に光明寺、参道途中の右手に大師堂があります。
私には椿と山茶花の区別つきません。
拝殿
本殿
大師堂
光明寺
真言宗豊山派、光明寺、船橋市印内2丁目7番8号。(千葉県の宗教法人名簿より)
葛飾大師63番。(梶原石五郎氏納経帳・村上昭彦氏編・千葉文華41号より)
光明寺は、印内八坂神社と地続きで壁などは無く、住所も同じです。本尊は十一面観世音菩薩。それでは、次の常楽寺に参ります。印内八坂神社前の道を右(西)に進み、坂を下って上ると、右手に常楽寺です。
常楽寺
新義真言宗、常楽寺、船橋市西船7丁目5番8号。(千葉県の宗教法人名簿より)
葛飾大師57番。(梶原石五郎氏納経帳・村上昭彦氏編・千葉文華41号より)山号は海見山。
墓地を除く境内は狭く、大師堂は見当たりませんでした。
次回は、明王院(29番&56番)
次回は、明王院(下総四郡大師29番、葛飾大師29番&56番)に参ります。常楽寺前の道を西に進み、千葉県道180号線との交差点を右折します。