葛飾大師巡拝 正延寺(32番&34番)&成瀬地蔵(30番)

(令和4年2月23日その2)
下総四郡大師と葛飾大師の巡拝、吉祥院(葛飾大師66番)の次は、正延寺(下総四郡大師及び葛飾大師の32番&34番)、続いて、成瀬地蔵(葛飾大師30番)です。
国道14号線を西に進み、JR西船橋駅の北側まで来たならば、

国道14号線西船橋駅北側
国道14号線西船橋駅北側
この写真の、行田公園の方向に右折します。続いて、
京成西船駅の東側踏切
京成西船駅の東側踏切
京成西船駅の東側踏切を、渡ってすぐ右折します。しばらくすると左手に正延寺です。
正延寺前
正延寺前
この写真は、少し通り過ぎてから撮影したものてす。

正延寺

真言宗豊山派、正延寺、船橋市西船3丁目3番4号。(千葉県の宗教法人名簿より)
正延寺は、明治41年(1908年)に、正覚寺と延命院が合併した寺です。

旧正覚寺

下総四郡大師32番。
葛飾大師32番。(梶原石五郎氏納経帳・村上昭彦氏編・千葉文華41号より)
旧正覚寺は、現正延寺の約0.3km東にありました。

旧延命院

下総四郡大師34番。
葛飾大師34番。(梶原石五郎氏納経帳・村上昭彦氏編・千葉文華41号より)
旧延命院は、現正延寺の地にありました。

正延寺入口
正延寺入口
入口から真直ぐに進むと本堂、途中左手にミニ四国八十八ヶ所、入口の右前に、34番標識塔があります。

34番標識塔

34番標識塔
34番標識塔
標識塔の右面(道路側)は「准四國阿州第三拾四番種間寺模」とあります。また、隣の石塔より、正延寺の山号は山野山です。

木造五智如来坐像の説明板

境内右側駐車場に、木造五智如来坐像の説明板があります。

説明板
説明板
千葉県の指定文化財です。
www.pref.chiba.lg.jp

本堂

正延寺本堂
正延寺本堂

ミニ四国八十八ヶ所

正延寺のミニ四国八十八ヶ所
正延寺のミニ四国八十八ヶ所
さて、次の成瀬地蔵に参ります。京成西船駅近くの踏切まで戻り、踏切と逆方向に右折します。すぐに、左手に成瀬地蔵です。

成瀬地蔵

船橋市印内1丁目1-32。
葛飾大師30番。(梶原石五郎氏納経帳・村上昭彦氏編・千葉文華41号より)
今は説明板はありませんが、お堂の改築前の説明板によれば、成瀬地蔵または木戸内地蔵と謂うそうです。これが、梶原石五郎氏のいう印内木戸内地蔵堂だとすれば、葛飾大師30番になります。

成瀬地蔵
成瀬地蔵
成瀬地蔵と踏切
成瀬地蔵と踏切

次回は、光明寺(63番)

次回は、光明寺(葛飾大師63番)に参ります。成瀬地蔵の前の道を北に、踏切と反対方向に進みます。