(令和4年1月19日その3)
吉橋組大師巡拝、大日社(4番)の次は、西光院(7番)、続けて、神明社(28番)です。
湯殿神社の鳥居近くの交差点から、千葉県道57号線を西北西に約300m弱来た所です。ここで右折してすぐに西光院ですが、いったん左折して、西光院の遠景写真をとります。写真中央左寄り、民家の向こうに本堂が、本堂の右一段高い所に観音堂が見えます。
なお、この写真の左方向直ぐに神明社、写真の手前の道を撮影者の背後方向に約2kmで観音堂(70番)があります。
西光院に進みます。
西光院
真言宗豊山派、西光院、船橋市大穴北五丁目3番1号。(千葉県の宗教法人名簿より)
住居表示実施前は船橋市大穴町で、旧大穴村になります。
下総四郡大師7番、吉橋組大師7番。本堂の右前に7番大師堂、さらに右前に大きな標識塔があります。
7番標識塔
標識塔正面「准四国第七番阿州十樂寺冩」、右面「文化八辛未十月日」(文化8年=1811年)などとあります。
7番大師堂
西光院六地蔵
大師堂の右やや後方に、古い六地蔵があります。
西光院観音堂
昭和39年?まで、西光院境内に吉橋組大師70番札所があって、観音堂と称されていました。移転した札所が、この記事の初めの方で触れた観音堂(70番)です。
それでは、同じく冒頭で触れた神明社(28番)のある神明神社に移動します。
神明神社
単立、神明神社、船橋市大穴北5丁目4番1号。(千葉県の宗教法人名簿より)
こちらも、住居表示実施前は船橋市大穴町、旧大穴村です。
吉橋組大師28番。
西光院から県道57号線に出て右折、そこから約150mの県道右手に神明神社がありますが、うっかりすると見落としますね。
28番大師堂
境内左に28番大師堂があります。大師堂の中にある石塔、左面には「神明宮」と彫られています。
次回は東光寺(9番&23番)
次の札所は、東光寺(9番&23番)です。この記事冒頭の、湯殿神社鳥居近くの交差点まで戻ります。