(令和6年8月2日その4)
六崎組十善講八十八ヶ所巡拝、六崎の普門院(76番)&弁天神社の次は、石川(いしかわ)の菅原神社(元49番候補)、続けて、石川の養昌寺(9番&49番)に参った後、普門院の南側入口を確認します。
既に菅原神社の西側に来ています。
石川の菅原神社
菅原神社、佐倉市石川164番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
六崎組十善講八十八ヶ所元49番候補。(天神社/天神山)
西から来た時、まず道路左に石川青年館、続いて石祠が並び、鳥居となります。鳥居から参道真っ直ぐに拝殿、途中右に説明板、境内に境内社が散在します。大師堂は見当たりません。
石川青年館
土地改良の碑
石川青年館の入口右に、土地改良の碑がありました。
道路沿い石祠群
鳥居
神額は「菅原神社」。
説明板
これに拠れば、ご祭神は菅原道真、廃寺である天神山月星院長永寺が寺内に天満宮を勧請したという、所在地の字は新屋前。
なお、迅速測図には、天満宮として記載されています。
拝殿
常夜灯
参道左の常夜灯、正面「永代常夜燈」、右面「文化九壬申年三月」。(文化9年=1812年)
スダジイ
スダジイの説明板に拠れば、昭和48年(1973年)時点で樹齢は推定400年、神社創立は室町時代とのこと。
境内社
境内南東には、右(南)から、子安、金毘羅、諏訪の3社。拝殿の右には、たぶん三峯さん。それでは、次へ参ります。鳥居から道路に出て、左へ、すぐの交差点は五叉路?、右寄り(南)に進むと、ほどなく右手に養昌寺です。
石川の養昌寺
曹洞宗、養昌寺、佐倉市石川154番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
六崎組十善講八十八ヶ所9番。(養昌寺)
六崎組十善講八十八ヶ所49番。(天神社/天神山)
入口から参道を進んで、左に掲示板、右に大師堂、石塔石仏群、蘇堂・水子地蔵尊、さらに進んで右に本堂です。
入口
入口の左に「奉安 御本尊観世音菩薩 子安水子地藏尊」とあります。
掲示板
山号は大樹山。
大師堂
御詠歌額は、「第九番」、9番御詠歌、「第十番」、49番御詠歌、「大樹山養〓寺」。
「第十番」と書いてありますが、49番なんです。
なお、資料には、49番札所は天神社もしくは天神山とあります。これは、前述の菅原神社( 天満宮 )もしくはその神宮寺だった廃寺長永寺を指す可能性が高いと思われます。
石塔石仏群
蘇堂・水子地蔵尊
本堂
扁額は「大樹山」。
境内
それでは、次です。養昌寺から道路に出て右(南)へ、連続する三叉路は、直進気味の左、直進気味の右、後は道なりで坂を上ります。墓地を過ぎて上り切ったら、このなんてことない丁字路、写真の奥の電柱のところを右に入ってみました。その先、右手に集合住宅、一軒家があって、そして道が下りになって、その先は、左に墓石群、道を下った先は、やはり普門院の境内でした。
次回は、城の麻賀多神社に寄り道
次回は、城( ←地名です! )の円城寺(10番)への道中、城の麻賀多神社に寄り道します。来た道を戻って、突き当たり丁字路右折します。