(令和6年8月27日その4)
佐倉組十善護国講(内郷組)の札所捜索を兼ねた、佐倉市の旧内郷村地域探訪、飯野東徳寺観音堂などの次は、飯野地区西側台地を探索します。
東徳寺の本堂と観音堂の間にある道路に、観音堂側から出て右(北東)へ、右手に記念碑を見た上でさらに進みます。そして、突き当たりの丁字路、右折、
( 後で、この丁字路のすぐ次の交差点まで戻る。)
えー、直進して突き当たり丁字路、左折、また直進しての突き当たり丁字路、左折、すると飯野入口バス停がありました。この道は、佐倉城田町門から、土浮村の渡し場までを結んでいた歴史ある道で、台地の上では坂を通らない直線路となっています。佐倉田町から、ここのすぐ近くまでは、千葉県道65号佐倉印西線になっています。
それで、この道この先左側に飯野の麻賀多神社があるはずなのですが、入口がわからん。うろうろ探し廻って、結局、だいぶ戻されました。
飯野観音からまっすぐ来た体で説明すると、飯野観音からの突き当たり丁字路を右折し、すぐ次の交差点、ここで左折、杜に突き当たって、右の舗装路へ、次は、ここで左に曲がって杜の中へ、すると右手に道祖神石祠がありました。
飯野麻賀多神社手前の道祖神石祠
そのまま進むと、左手に鳥居が現れました。
飯野の麻賀多神社
麻賀多神社、佐倉市飯野768番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
鳥居
鳥居の右に保存樹の説明板です。
保存樹説明板
これに拠れば、所在地は佐倉市飯野769、神社は江戸時代中期に建立。
境内・参道
本殿前
本殿自体は覆屋の中です。
手水鉢
手水鉢の正面「奉納」、右面「文化六… 九月十〓日」。(文化6年=1809年)
さて、参拝を終えて道を戻り、飯野入口バス停を通過して北の土浮方向へ進みます。森を抜けると、左手に佐倉草ぶえの丘の入口です。
佐倉草ぶえの丘入口
有料( 大人個人410円 )なので入りません。
道を進むと、今度は右手に、古民家です。
佐倉市民の森・旧増田家住宅と長屋門
右のエリアに入ると、説明板が2枚ありました。こちらに拠れば、旧増田家住宅は、千葉市若葉区源町にあった明治初頭の住宅を移転したもの。長屋門は、印西市瀬戸にあった安永年間(1772年-1781年)の門を移したもの。古民家の方は入館無料なので、寄ってみましょう。
長屋門
資料館
門を入って右にあるのは、資料館だったのか。
門内の説明板
旧増田家住宅
土間には入れますが、上には上がれません。それでは、戻りまして土浮の集落方向へ、しかし次の丁字路でふらっと左折すると、佐倉草ぶえの丘を左に見た後、森を抜けて、畑地に出ました。ここから坂を下らないように台地の端を進むと、いつの間にか飯野町の印旛沼サンセットヒルズ前に来てしまいました。
次回は、土浮の猿田彦神社など
次回は、飯野町から土浮を廻ります。とりあえずは印旛沼サンセットヒルズでドリンク休憩です。