(令和6年3月16日その8)
千葉寺十善講八十八ヶ所巡拝、八千代市勝田の円福寺(47番)の次は、佐倉市上志津(かみしづ)の西福寺(48番)への途中、上志津の八幡神社に寄り道します。
円福寺の入口を出て左へ切り返し、円福寺を左に見ながら坂を上ってそのまま道なりに進みます。
勝田から団地開発で成立した勝田台に入るとすぐ、左に梵天塚がありました。
八千代市勝田台の梵天塚
右(北東)に桜の植わった塚、左に三山供養塔などがあります。その三山供養塔の前には、つい最近にお祀りした跡がありました。この石塔群の後列左端は、右「奉造立大日尊像二世安樂…」、左「享保十乙巳年十月九日勝田村…」で、三山信仰と関連の深い大日如来像です。(享保10年=1725年)
その右は、正面は彫像庚申塔、左右両面に脇侍像、左面の左「延享二乙丑年十二月吉祥日」、右面の右「奉供養庚申一〓」で庚申塔です。(延享2年=1745年)
その右は、文字は有るが判読できず、これは庚申塔でしょうか。
その右は、正面の中央は種字に「青面金剛」、その左右「文政七申年 十月吉日」で文字庚申塔です。(文政7年=1824年)
さて、道に戻ってそのまま直線路を直進(北東行)します。途中で直進不能の突き当たり丁字路は、左折右折直進右折左折、あるいは右折左折直進右折左折で、直線路の向こう側延長部に出ます。佐倉市西志津に入って、右に緩くカーブしてから、この交差点は左へ、また直線路を直進して、ついには行き止まり…、の先にある歩道橋を渡ります。歩道橋の下は、印旛沼から柏井浄水場への水道道です。
この歩道橋の先、東南東方向に見える道まで下りて進みます。その先で突き当たり丁字路に出ます。ここを左折すると西福寺に至るのです。が、ここは反転しまして、反転しての右にある坂道を上ります。坂の上で右に曲がって、その左に早咲きの桜、右には上志津一区集会所、そのまま進むと、八幡神社の参道に突き当たります。
上志津の八幡神社
八幡神社、佐倉市上志津1545番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
上志津一区集会所前から参道に入って、左に行くと社殿、右は下りの参道で、その途中に階段や鳥居があります。境内社は境内に散在しますが、大師堂は見当たりません。
手水鉢
手水鉢の正面「奉納」、左面「嘉永六丑年 四月吉日」。(嘉永6年=1853年)
本殿
説明板
本殿の右前に説明板が置いてありました。これに拠れば、ご祭神は応神天皇(誉田別命)、創建は寛永3年(1626年)。
社殿周辺の境内社
参道
参道を東へ進みます。
鳥居
神額は「八幡神社」。
東側入口
上志津の神社と社叢説明板
入口の左(南)に、「上志津の神社と社叢」説明板があります。
次回は、上志津の西福寺(48番)&鷲宮神社
次回は、八幡神社入口の向かいにある小さな鷲宮神社に寄った後、すぐ近くの西福寺(48番)に参ります。