(令和6年3月9日その1)
千葉寺十善講八十八ヶ所巡拝、本日は、千葉市花見川区武石町(たけいしちょう)の真蔵院(35番)から始めるのですが、その途中、武石町の三代王神社に寄り道します。
本日の出発点は、前回の最後の札所、屋敷の屋敷会館・天津神社(宝堂院)(34番)前からです。本当の所は、屋敷からですと習志野市実籾の無量寺(36番&37番)の方が近いのです。この点もまた、昔は34番が宝幢寺(のすぐ近く)にあったのではと思わせるところです。
それはさておき、屋敷会館・天津神社東側の道路を南へ、前回来た道を戻る形で進みます。すぐに道が右カーブするところでは、カーブの途中で左に直進します。それからは道なりで進み、団地の敷地には入らないようにして、京葉道路を潜っても直進で前回のルート逆走から離脱、そのまま進むと、千葉県道57号&262号との幕張東小学校入口交差点に出ますが、その手前左手に、三代王神社の鳥居があります。
武石町の三代王神社
三代王神社、千葉市花見川区武石町1丁目4番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
下総三山の七年祭りの産婆。
三代王神社の読みは「さんだいおうじんじゃ」、音読みです。
ここの鳥居から参道階段を上って平坦部は、まず常夜灯、右に手水鉢、左に神楽殿、真っ直ぐ進んで拝殿、平坦部には境内社が散在します。平坦部の右(東)にも鳥居と参道があります。なお、大師堂は見当たりません。
南側鳥居
神額は「三代王神社」。
参道階段
常夜灯
常夜灯の正面は左右とも「御神燈」、左常夜灯背面「〓永六年星次癸丑」、右常夜灯背面「〓月吉日」。(〓永6癸丑年=嘉永6年=1853年)
手水鉢
手水鉢の正面は角度付け過ぎて読めん、右面「當村 女人講中」、左面も角度がきついが「天保八丁… 四月〓日」か。(天保8年=1837年)
拝殿
社殿左側境内社
三等三角点
標高20.4m。
三峯神社
境内平坦部の西側です。
神楽殿
本殿
本殿右側境内社
東側鳥居境内社
東側鳥居
こちらの神額も「三代王神社」。
斜面の石碑
神楽殿の側に、下りの道を見つけたので、下りてみたのですが、すぐに右に曲がっての右手に石碑があって、道はこれ以下には降りませんでした。写真の上の石碑は「〓〓大菩薩」とあるような?、下の石碑の中央「小御嶽石尊」、その左右「大天狗 小天狗」で、仏教あるいは修験道の痕跡ですね。
次回は、武石町の真蔵院(35番)
次回は、武石町の真蔵院に参ります。参道階段を下って左へ、幕張東小学校入口交差点を渡ります。