千葉寺十善講八十八ヶ所巡拝 稲毛の中大師・南蔵院(26番)&川島大師(番外)

(令和6年3月3日その2)
千葉寺十善講八十八ヶ所巡拝、黒砂の浅間神社(観音堂)(25番)の次は、稲毛(いなげ)の中大師・南蔵院(26番)と川島大師(番外)に参ります。
黒砂の浅間神社から京成千葉線の反対側(東側)に戻って、京成線を左に見ながら北北西に進み、京成稲毛駅の北側まで戻って来ました。

京成稲毛駅北側踏切交差点
京成稲毛駅北側踏切交差点
この写真の左に京成稲毛駅の影だけ見えます。左の踏切を通る車線有の道が旧街道の房総往還・千葉県道134号稲毛停車場稲毛海岸線です。ここは写真奥の踏切を渡り、後は道なりに進みます。
そして、草野都市下水路に架かる橋の手前、小さいながらも横断歩道のある丁字路、
稲毛中大師・川島大師北の丁字路
稲毛中大師・川島大師北の丁字路
ここで左折、すぐの交差点の先が目的地です。
稲毛中大師・川島大師前
稲毛中大師・川島大師前

稲毛の中大師・南蔵院と川島大師

千葉寺十善講八十八ヶ所26番。(中大師・南蔵院)
千葉寺十善講八十八ヶ所番外。(川島大師)
交差点の角側から順に、地蔵像、中大師、川島大師と並んでいます。地蔵像の右に十九夜塔、川島大師の左前に霊山御砂安置処の石碑があります。

稲毛中大師・川島大師
稲毛中大師・川島大師

霊山御砂安置処の碑

稲毛中大師・川島大師前霊山御砂安置処碑正面
稲毛中大師・川島大師前霊山御砂安置処碑正面
稲毛中大師・川島大師前霊山御砂安置処碑背面
稲毛中大師・川島大師前霊山御砂安置処碑背面
石碑のタイトルは「四國八十八ヶ所靈山御砂安置處」、背面「昭和三年十一月建之」、施主は川島治助さんですが、遍路者は違います。(昭和3年=1928年)

川島大師堂

稲毛川島大師堂
稲毛川島大師堂
稲毛川島大師遷座法要厳修
稲毛川島大師遷座法要厳修
元は川島忠兵衛さん宅( 稲毛1-17-5、現存せず )に在ったのですが、令和2年(2020年)に遷座(法要)が行われました。

中大師26番大師堂

稲毛中大師26番大師堂
稲毛中大師26番大師堂
稲毛中大師26番大師堂説明板
稲毛中大師26番大師堂説明板
説明プレートに拠れば、「二十六番開眼式」は昭和34年に行われた模様。発起人筆頭は川島治作さん。他の発起人の半分近くは川島姓の方々です。

地蔵像・十九夜塔

稲毛中大師・川島大師横地蔵像・十九夜塔
稲毛中大師・川島大師横地蔵像・十九夜塔
地蔵像の左「地藏菩薩尊像」、右「寳暦十一辛巳十一月廿四日」、十九夜塔の左「十九夜講中」、右「宝暦九己卯十月吉日」。(宝暦11年=1761年)
さて、これら大師堂や地蔵像の背後(西側)は墓地ですが、昔に寺などがあったかどうかは全く判りませんでした。墓地のさらに西側は少し低くなって公園などがありますが、この低地は戦後までも田圃だったところで、川が削った地形をしています。
それでは、次へ参ります。
来た道を少しだけ戻って、丁字路を左折で草野都市下水路の橋を渡ります。その先の突き当たり丁字路手前の小さな十字路、
稲毛町千蔵院南のとある十字路
稲毛町千蔵院南のとある十字路
ここを右に入り、路地を右に左にと曲がると、
稲毛町千蔵院前
稲毛町千蔵院前
突き当たり丁字路の向かいが稲毛町の千蔵院(26番&27番)です。

次回は、稲毛町の千蔵院(26番&27番)

次回は、稲毛町の千蔵院に参ります。