(令和6年3月3日その3)
千葉寺十善講八十八ヶ所巡拝、稲毛の中大師・南蔵院(26番)&川島大師(番外)の次は、稲毛町(いなげちょう)の千蔵院(26番&27番)に参ります。
既に千蔵院前まで来ています。
稲毛町の千蔵院
真言宗豊山派、千蔵院、千葉市稲毛区稲毛町5丁目534番地。(千葉県の宗教法人名簿より)
千葉寺十善講八十八ヶ所26番。(南蔵院)
千葉寺十善講八十八ヶ所27番。(千手寺)
丁字路の向かいに自動車出入口、その左に山門、山門入って参道真っ直ぐに本堂、参道途中左は山門側に興教大師像、本堂側に修行大師像、参道右の駐車場の壁際は山門側に石仏群、本堂側に26番&27番大師堂、大師堂前の左右に標識塔があります。
山門
山号は藥王山。
境内
興教大師像
修行大師像
本堂
扁額は「千藏院」。
26番&27番大師堂
御詠歌額は2枚、右が26番、左が27番です。26番御詠歌額の冒頭は「土州西寺寫 第二十六番南蔵院」。27番御詠歌額の冒頭は「土州神峰寺寫 第二十七番千手寺」。26番大師像台座には「二十六番 土州西寺摸 八十八ヶ所 稲毛村 南蔵院」とあります。一方、27番大師像台座には、読めるような文字はなさそうです。
26番標識塔&27番標識塔
大師堂の右前に26番標識塔、左前に27番標識塔です。26番標識塔の正面「南無大師遍照金剛」、左面「四國八十八箇所 廿六番土州西寺摸 南藏院」、右面「文政十亥十一月吉日 十九夜講中」。(文政10年=1827年)27 番標識塔の正面「南無大師遍照金剛」、左面「四國八十八箇所 廿七番土州神峯寺摸 千手寺」、右面「文政十亥十一月吉日 十九夜講中」。
両方とも、同じ団体が、同年同月、同じ様式で建てたものです。
石仏群
この石仏は、右「奉造立十九」、左「享保九甲辰年」。(享保9年=1724年)何か字はあるようだが読めません。この石仏は、右「〓立如意輪」、左にも字があります。この石仏は、右「奉建立觀世音菩薩〓樂〓」、左「十月十九日」。この石仏は、右「奉造立觀世音菩薩 享保…十月日」。
次回は、検見川町の広徳院(28番)
次回は、検見川町の広徳院に参ります。山門を出て右、すぐの突き当たり丁字路を左に曲がります。