2023年遍路第14日 龍光院(別格6番)

2023年遍路第14日その2、馬目木大師を出たところから。

遍路第14日(山岳ステージ)

日付 : 2023年10月30日
宇和島市内の馬目木大師参拝を終えて前の道を右(北)に出た。すぐに神田川に突き当たって左折後、次の角を右折して橋を渡り、そのまま直進する。これが国道56号に合流した後は、しばらく国道を走って、左手に宇和島城を置いて回る。その後、右折して国道320&381号は右側歩道を進み、JR宇和島駅の南側、駅ビルよりも手前で右折すると、その先左に龍光院(別格6番)がある。

龍光院前
龍光院前
この写真左から来ている。

龍光院

高野山真言宗、龍光院、愛媛県宇和島市天神町1-1。(四国別格二十霊場会Webより)
四国八十八ヶ所40番奥の院。
四国別格二十霊場6番。
www.bekkaku.com
ja.wikipedia.org
龍光院の読みは「りゅうこういん」。
道路際に駐車場、その右に境内案内図、駐車場の奥から登りの参道階段があって、登り切ったところのスペースの、左に修行大師像と鎮守稲荷堂、奥に本堂、本堂の右に大師堂がある。

龍光院正面
龍光院正面
07時39分駐輪。

境内案内図

龍光院境内案内図
龍光院境内案内図
これに拠れば、龍光院は、元和元年(1615年)に宇和島伊達家初代の伊達秀宗( 伊達秀宗 - Wikipedia )が建立した。( 四国八十八ヶ所40番奥の院であった )願成寺が龍光院に合わせられたので、その縁で40番奥の院、別格二十霊場のひとつになった。

境内

参道階段はいったん平坦部に出て、また登る。

龍光院参道踊り場
龍光院参道踊り場
龍光院本堂前
龍光院本堂前

大観音像

ここで先に境内にいらしていた方に、大師堂の後方に観音様が見えるとあるのですが見えますか、と尋ねられ、その場で撮影した。

龍光院大師堂後方の大観音像上部
龍光院大師堂後方の大観音像上部
遥か後方に大観音像があり、その上半身がここからも見える。
その方は「ねんりんピック」のために宇和島に来ており、ある種暇潰しで参られたそうな。

修行大師像

龍光院修行大師像
龍光院修行大師像

鎮守稲荷堂

龍光院鎮守稲荷堂
龍光院鎮守稲荷堂
鳥居神額は「正一位稲荷大明神」。

本堂

龍光院本堂
龍光院本堂
本尊は十一面観世音。
龍光院本堂扁額
龍光院本堂扁額
扁額はたぶん「臨海山」。

大師堂

龍光院大師堂
龍光院大師堂
龍光院大師堂扁額
龍光院大師堂扁額
扁額は「弘法大師」。

宇和島城

龍光院境内からの宇和島城
龍光院境内からの宇和島城
龍光院境内からの宇和島城天守
龍光院境内からの宇和島城天守
それでは、本堂、大師堂でお勤めし、納経印を頂く。
龍光院納経印(後日撮影)
龍光院納経印(後日撮影)

境内その2

龍光院参道階段から宇和島市内
龍光院参道階段から宇和島市内
帰りは、踊り場より下は左手南側斜面にある108ヵ寺霊場の道を降りた。駐車場に戻って、08時20分出発。滞在時間は約41分。
駐車場から右(北)に出てすぐの十字路を右折、そのまま進んで、国道320&381号の下を潜り抜けたらすぐ左折、JR予讃線に向かうも跨線橋の手前で右折、次で左折で踏切を渡る。その先ふたつめの交差点を右折、そして昨日通った道に合流、後は昨日の道を逆向きに走る。愛媛県道57号広見三間宇和島線に出たら右折。

3級山岳窓峠(まどのとう)

この県道57号合流点から窓峠まで、自転車NAVITIMEで調べると、距離5.6km、獲得標高141m( 標高差140m )、平均勾配はわずか2.5%だが、終盤は5%以上になるという。
窓峠を越えると、すぐ務田(むでん)交差点である。

愛媛県道57号務田交差点
愛媛県道57号務田交差点
撮影時刻は08時56分。ちょうど、今朝宇和島を出た歩きへんろさんに追いつくころあいだ。
この交差点を渡ると、へんろ道の道標がある。
愛媛県道57号務田交差点へんろ道標
愛媛県道57号務田交差点へんろ道標
道標の正面は、左を差す右手の下に「四十壱番札所道」とあるようだ。既に昨日、稲荷神社(元41番)および龍光寺(41番)には参っているのだが、ここは当初のルートのまま、道標のとおりに進んでみる。すると、JR予土線の上を通って、やや左に折れる道が見える。
愛媛県道57号務田交差点から龍光寺への道
愛媛県道57号務田交差点から龍光寺への道

次回は、遍路第14日、歯長峠と道引大師

次回は、歯長峠を越えて道引大師に参ります。

更新履歴

2024年01月21日18時30分、初版公開
2024年01月21日18時55分頃、「昨日の道」にリンク追加。